「平成30年度の事業報告・決算及び平成31年(令和元年)度の事業計画・予算案」が承認されました。
また今年は理事改選の年でもあり、6名の理事が退任し、新任再任の11名の理事が承認されました。
今回の改選で、任意団体の運営委員会時代から15年間代表を務めた小原聖子さんが代表理事を退任し、入江雅子さんが新代表理事に就任しました。
以下、新代表理事、入江雅子さんの新任挨拶内容です
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ゆったりーの誕生の経緯を振り返ると、初め北山伏保育園跡地活用のためのワークショップに始まり、未就学の親子が遊んだり一緒に食べたり学んだりということができる場所を運営していこうとことで、ゆったりーの運営委員会ができたというのが2004年の動きです。
その時から子育て真っ最中の当事者である小原さんが運営委員会の代表になり、子育て世代代表としてとなってゆったりーの作っていく体制ができました。
2014年のNPO法人化のときも、前からの運営委員が中心となって理事会を作り、「あったらいいな」を形にするゆったりーのを推し進めてきました。
この14年間で関わる人も増え、事業の幅も広がってきましたが、もう一度ゆったり~の全体を総点検する時期にきているのではないかという声が昨年あがり、再生ワークショップをたちあげて、まずは運営組織の見直しを図りました。
その結果、運営を実際に進めていく事務局と日常の業務を担うスタッフを明確に分け、理事会は最終責任は追うが日常は後方支援にまわる、という構図を明示していこうということになりました。
今年はその構図にそって、関わる人は自分の持ち味を一番発揮できるポジションについて動いてみるという試行段階、来年度から本格始動と考えました。ただ今年度は理事改選の年でもあるので、理事会の位置づけは少し前倒しで新しい体制を組むことになりました。
私自身、ゆったり~の立ち上げ前のワークショップから関わり、小原さんの発想力の豊かさにいつも驚かされたり、いろいろ刺激をうけながら、一緒に歩んできました。ゆったりーのの良さは着実に次の世代が育っていることで、私などはそろそろ引退かなと思っていたんですが、今回の運営体制見直しで、ゆったりーの立ち上げのときには関わっていなかったみなさんが真剣にゆったりーののあり方を議論してくださっているのを見て、これからも若い方々に一層輝いていただくために後方支援にまわるのも悪くないなと思って、代表理事をひきうけることにしました。
これからもNPO法人ゆったりーのという団体、ひろばを中心とするこのゆったりーのという場所を通じて、未来にはばたく子どもたちがのびのび成長できて、子育て中の保護者がみんなで手をとりあっていける環境を作るために、多くの皆さんと頑張っていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
(入江)