本日(4月1日)、NPO法人になりました!
ゆったりーのは今年で設立10周年を迎えます。
これまでは法人格を持たない任意団体でしたが、これからはNPO法人ゆったりーのとして再スタートします!
そもそも、ゆったりーのってどんな団体なの?
10年前、廃園になった北山伏保育園の跡地を、子育て支援にどう活用するかを考える、新宿区主催のワークショップが開催されました。「この場所で、自分はどんな子育て支援がしたいか」を書き込んだエントリーシートを持ち寄って、月2回、半年間のワークショップを重ねる中で、最初はバラバラだったそれぞれの思いをすり合わせ、親子の居場所になるひろばと、保護者がホッとひと息いれたりおしゃべりしたりできるカフェスペースを作ることに決定したのでした。
ワークショップに集まったメンバーで団体を作り、新宿区と協働でこの場所を使って「子育てひろば」を運営する協定を結び、3年間の期限付きモデル事業として、ゆったりーのが誕生したのです。
どんな人が、集まって運営しているの?
立上げ当初は、元々この保育園を利用していたり、近所で子育てをしている保護者を中心に、子育ては一段落した世代の地域の方々、新宿区内ですでに子どもに関わるいろいろな活動をされている方々が集まっていました。幅広い世代が集まる中で、「できるだけ子育て真っ最中の現役ママが代表になるべきよ、みんなでフォローするから」と、当時5歳と3歳の子育て中だった小原が代表、第1子が生まれたばかりの石井が副代表になりました。
設立当初の週1日のひろばから、週3日、週5日と開催日を増やすにつれ、毎日のひろばの準備や清掃、見守りや事務を担うスタッフが多数必要になり、現在は、乳幼児の子育てはちょっと一段落した、小学生~大学生のお母さんたちがスタッフに加わってくださっています。お子さんが乳幼児の頃はゆったりーのの利用者だったというスタッフも少なくありません。
NPO法人になると、運営が変わるの?
法人格を取得したというだけで、運営は基本的に変わりません。会員の名称や組織や事業の名称を一部改定しました。特に、会員については、今まで、利用する人も、スタッフやボランティアとして支援する人も、みんな一律の会員になって運営してきました。なぜなら、支援する人もされる人も、循環しながら、上も下も無くみんなで決めてみんなで運営していくという理念があったからです。
NPO法人になるにあたり、その理念は変わりません。でも、年間約250世帯が会員になっている今、全ての会員が会議や総会に出席して意思決定に関わるのは、現実的には難しいという理由から、活動会員と運営会員に分けました。子育て中の皆さんも、運営会員として関わっていただけたら嬉しく思います。そして、これまで通りみんなでゆったりーのを作っていきましょう!