「ほっこりCafé」にてレクチャーしてくださる臨床心理士である近藤総子先生のお話より、
乳幼児期や学童期の保護者が聞いても参考になるお話を少しずつ紹介します。
前回:「ボンド形成」「ビタミンI(愛)」の大切さ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/39/6a1304f66a0fe31cedfc07d38d308f70.jpg)
◆「甘えさせる」と「甘やかす」の違い
子どもに愛情を注ぎたい、子どもが言ってくることを受け止めてあげたい
と思うけれども、「甘やかす」ことになってしまっていないか?
とわからなくなるときがある。
と、ある親御さんからの質問がありました。
「甘やかす」ことと、「優しく接すること」や「甘えさせる」ことは違うと先生は言います。
「甘やかす」は良くないが、「甘えさせる」は充分にさせてあげて良いそうです。
では、何がどう違うのか?という例を教えてくださいました。
例えば、子どもが「チョコレートが食べたい」と言ったとします。
一定量をあげるのはよいが、ほしいと言うだけいくらでもあげるのは「甘やかす」になります。
また、例えば、ご飯の前ならあげるべきではありません。そこが違います。
ただし、本当はチョコレートをあげる約束をしていたのに、こちらの理由でうっかり食べられなかったのであれば、
そこはこちらが認めて、少しでも食べさせてあげるべきです。
また、どうしても聞き訳がないとき、本当に少しだけあげて(「甘えさせる」)、
でも、ご飯前だから残りはまたご飯のあとにあげる約束をする(「甘やかさない」)というように、
「甘えさせる」「甘やかす」を区別するようにすることが大事です。
というお話でした。
乳幼児期や学童期の保護者が聞いても参考になるお話を少しずつ紹介します。
前回:「ボンド形成」「ビタミンI(愛)」の大切さ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/39/6a1304f66a0fe31cedfc07d38d308f70.jpg)
◆「甘えさせる」と「甘やかす」の違い
子どもに愛情を注ぎたい、子どもが言ってくることを受け止めてあげたい
と思うけれども、「甘やかす」ことになってしまっていないか?
とわからなくなるときがある。
と、ある親御さんからの質問がありました。
「甘やかす」ことと、「優しく接すること」や「甘えさせる」ことは違うと先生は言います。
「甘やかす」は良くないが、「甘えさせる」は充分にさせてあげて良いそうです。
では、何がどう違うのか?という例を教えてくださいました。
例えば、子どもが「チョコレートが食べたい」と言ったとします。
一定量をあげるのはよいが、ほしいと言うだけいくらでもあげるのは「甘やかす」になります。
また、例えば、ご飯の前ならあげるべきではありません。そこが違います。
ただし、本当はチョコレートをあげる約束をしていたのに、こちらの理由でうっかり食べられなかったのであれば、
そこはこちらが認めて、少しでも食べさせてあげるべきです。
また、どうしても聞き訳がないとき、本当に少しだけあげて(「甘えさせる」)、
でも、ご飯前だから残りはまたご飯のあとにあげる約束をする(「甘やかさない」)というように、
「甘えさせる」「甘やかす」を区別するようにすることが大事です。
というお話でした。