つうしん11月号より
まずおすすめは「ママはテンパリスト」。
作者の東村アキコさんと、2歳の息子ごっちゃんとの育児エピソードがハイテンションなタッチで描かれています。
おっぱいにゴルゴ13(!)の顔を描いて断乳しようとするも、あの手この手で阻止するごっちゃん。
その攻防が本当におかしく可愛い!
ほかにも“おやすみ前の地獄の行軍”寝かしつけや、フロ釜洗いの容器で遊び倒すお風呂話など、
あるあるエピソードが満載!読んだあと、確実に元気になれます。
「ママはぽよぽよザウルスがお好き」
は約20年前に描かれた名作。
主役は、マイペースなお兄ちゃんリュウと、おしゃまな妹のアン
。作者の観察眼が鋭く、2人のキャラクターがイキイキと描かれているので、古臭さは全くナシ
幼稚園のお弁当づくりに苦労するあまり「カップ焼きそば弁当」まで編み出したという
作者のズボラ&面倒くさがりぶりにも励まされます。
こちらはゆったり~の文庫から借りて読んだ所、あまりに面白かったので復刻版を購入。
最近では大人になった2人を描いた、その後マンガも発売されています。
「育児なし日記vs育児され日記」
は赤ちゃん側のハル君目線で綴った「育児され」パートが斬新。
ママを「乳母」と呼び、お世話される側の悲哀(?)が淡々とユーモラスに描かれています。
泣き叫ぶ我が子を前にしても「赤ちゃんも色々大変なんだよなぁ」と許せる気持ちになるかも。
ちなみに「ママはテンパリスト」2巻では、小学生になったハル君とごっちゃんとの対面エピソードが!
マンガは手軽に気分転換できますよね。
共感して元気をもらって、またがんばろう!という気持ちになれる3冊です。
(絵本とマンガの好きな利用者Mさん)