夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

旧ブログ「東京日記」(1)

2014年03月23日 22時19分10秒 | 「東京日記」
2010年 3月29日(月)     小走り
いつもの駅に電車から降りた。
いつもと変わらない自動改札機に定期券を入れて改札を出た。
いつものように車が走り、多くの自転車が入り乱れて走っていた。
横断歩道を渡りいつもの道を家に向かった。
そのとき春の空にあなたの声がして僕ははっとした。
はっとした僕はゆっくりと小走りに走り始めた。
あなたの声は先に行き僕はその声に胸が高まった。
朝のうちの雨は上がり薄日が射した春の空だった。
僕の小走りの足の向かう場所は僕は知っていた。
あなたがいる場所は僕は知っていた。
春の空のあなたの声は今年も美しかった。
やっとたどり着くと公園の桜がぱっと開いた。
そしてあなたは桜の木下にたたずんでいた。
こくんとうなずいたあなたは高く舞い上がり春の空に消えた。
春の精。。。。僕は桜の木を見上げていた。

2010年 4月 6日(火)   ウマゴヤシ
この前花の種を蒔いた
なかなか芽がでなかったけど
やっと芽がでてきた
喜んで毎日水をあげたけど
生長した芽はウマゴヤシだった

2010年 4月12日(月) 2   さらば・・・
ミニバラのつぼみに
アブラ虫がついていた
おいしそうに汁を吸っている
あわてて「さらば虫くん」をシュッ、シュッした
ハーブのよい香り
殺虫剤ではないから
去年はあまり効かなかった
「さらば虫くん」と言いながらシュッ、シュッした

2010年 4月12日(月) 3   ほっといて
朝飯を食い終わった
皿などを台所に持っていく
洗い桶に入れて流し台を見たら
水垢で曇っていた
仕方ないので台所洗剤「ほっといて」で磨く
ハーブのよい香りが僕をひきつけた
「ほっといて。。。。」声がした
うん、でも僕は君を
ほっておくわけにはいかないんだ
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2014年 3月23日(日)「彼岸の入り」

2014年03月23日 21時34分39秒 | 「東京日記」
墓参りのため実家に行って来ました。
お袋も連れて墓参りをして実家に帰り昼飯を食っているとお袋が
「このごろ毎日仏壇に朝夕2回はお茶を入れることにしている」
といきなり言い出した。
ああ。。。。そうかぁと思っただけで聞き流そうとしていたら
「また来たんだよ。。。。」と
「えっ?」て答えたら
「彼岸の入りだから帰ってきたんだね」と
「どこに?。。。。」
「台所に行ったらおじいちゃんがステテコと夏の下着シャツを着てお茶を入れて飲んでたの」
「何でステテコなの?」
「そんなの知らないけど、帰ってきてまずはお茶を飲んだみたい」
「だから毎日2回お茶にすることにした。。。。」と
親父が亡くなったときは、四十九日の間の15日に出てきて年金からの小遣いをもらいに来たみたいで、お袋が「あとであげるから」と言ったらすうっと消えたとか、木工職人だったので帰ってきて道具を探し回ってたとか。。。。いろいろと聞いていたので、まぁ、ステテコでお茶を飲みに来たと聞いても不思議はなかった。
そういえば、亡くなったとき僕は左足の股関節から下が痛くて眠れない日が続いていたのですが、四十九日が終わったらぴたっとその痛みが消えた。今朝も起きたら左足にうずくような痛みがあったのでよく考えれば親父が実家に早く来いと言っていたのかもしれない。
オヤジの好物のでかい手作りの牡丹餅を作り仏壇に乗せた。。。。
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