夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2018年 7月17日(火)「商品価値の低下」

2018年07月17日 22時43分06秒 | 「政治・経済」
資本主義が発達するほど商品価値は低下すると聞くと「えっ?」と思ってしまうと思います。
商品価値の低下というのはその商品が劣悪なものになっていくというのではなくて、その商品を生産するために労働力量が少なくなるという事から、現象面としては価格が安くなるという事です。
商品自体が劣悪になるというのは「商品価値」の低下ではなくて「商品の使用価値の低下」です。
資本主義はより安くてより良い商品を大量生産することが競争として行われます。現在も生産性の向上が言われています。この生産性の向上がその商品を生産するのに必要な労働力量を削減します。同じ労働力量でより多くの商品が生産されれば1個当たりの商品価値は下がるという事です。
ある企業の商品価値が下がることにより、同じ商品を生産する企業に対して競争力がつきますし、商品自体を価値以上に高く売ることができます。他の同業企業がその生産性からの商品価値から100円で売っているとき、生産性が上がった企業は90円で売れるところをほかの企業と同じように100円で売ることができます。90円で売れば市場を独占できます。もちろん商品の使用価値は同業各社ともに同じ場合ですが。
他の企業も生産性が上がっていくとその商品の市場での価格は90円となっていきます。
ある商品は100円から90円となりますから物価が下がったことになります。日本中の企業で同じことが起きればデフレという状態になります。
物価安、デフレは資本主義経済の法則です。ですからこの放送句法則に従う事しかできません。ですからアベノミクスだ日銀緩和だと言っても物価は上がりません。90円になった商品を100円で売れるようになったとしても商品価値は90円のままですから貨幣価値が10%低下しただけとなります。これは悪性の物価高以外のものではありません。そのうえ社会保障や賃金が10%上がらないのですから貧困が進むだけで個人消費は低下します。
デフレが法則であるとすれば、その中での経済の発展を考えるべきなのです。
デフレ経済のもう一つの現象面は、労働者がより安くなった商品を買うことになりますから個人消費は延びます。同時に生産性の向上は労働力量を一定に保てば商品量を増加させます。安くなった商品をより多く消費する社会となります。同時に労働力量の過剰が生じますが、これは労働者の労働時間の削減が行えるという基礎となります。
これこそが資本主義経済が求めている経済の発展の状態なのです。
ここに待ったをかけるのが、企業の経営者や株主や富裕層や政治家などその他企業に寄生する人々です。
この人々がアベノミクスやら日銀緩和を進めている。現在の経済矛盾は政治矛盾なのです。政治さえ変えていけば資本主義経済は生き生きと発展するのです。
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池に浮かぶ月193【7月17日】

2018年07月17日 19時40分52秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は数日忙しい日々が続いていたようです。
今年もなんだかんだと忙しいです。
明日も実家に行ったり・・・・・
忙しいと言えば・・・・・・
楽しい嬉しさ。毎日松葉ボタンの種採りに忙しい。。。。。
今年は20鉢ほど種まきから育てました。知人に分けてあげました。
来年は50鉢ほど作れるかなぁ?どうしよ(笑)
松葉ボタン屋でもできそうです。
一鉢に20本ぐらい混色で咲いてかなりボリュームのある鉢ですから300円ぐらいで売れるかも・・・・・

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「7月17日という日」

【2017年】ツイッターつぶやきしばらく忙しい日々が続きます。 東京は猛暑日だそうです。 朝から雷が鳴ってさっと通り雨が降りました。その後陽が射してきてかなり蒸しています。......

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