夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

池に浮かぶ月484【5月23日】

2019年05月23日 18時06分30秒 | 「池に浮かぶ月」
終身雇用と年功序列型賃金という日本の雇用体系が崩れ始めてから久しい。企業からの働き掛けもあったが、若い人の中からも高齢労働者攻撃が見られて能力給や実績による賃金が求められた。
その若い人たちの要求を吸い上げるとして企業は歓迎をした。
しかし結果としては若い人たちの賃金は上がらずに不安定雇用が増加しただけである。
もちろん終身雇用な年功じょれる型賃金にも矛盾は出ていたが、この矛盾を解決するのではなくてこの日本型の雇用体系自体を捨ててしまったのである。
年功序列型賃金は、独身、結婚、子供の誕生、持ち家、子供たちの教育、親の介護という労働者が誰でもが通る道において賃金が上がっている構造があった。しかしこれが崩れればこの生活が維持できなくなる。かといって先にも書いたが若い人が高賃金になったわけではなくて、今や貯蓄ゼロおという層が増加をして、結婚も子供を育てることもままならない状態にも。

北風が僕を包み渦となる
渦は広がり僕の翼となった
北風の翼は
冷たい空気を切って舞いあがる
北風は南に向う。。。
心は行く雲。。。

「5月23日という日」

【2018年】ツイッターつぶやきこのブログでも何回も日本型経営の特徴である終身雇用制と年功序列型賃金のメリットについて書いてきましたが、マスコミや政党あるいはネットでもこの日本型......

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2019年 5月23日(木)「そろそろ引き締めでしょうか?」

2019年05月23日 09時55分11秒 | 「政治・経済」
先日、「経済の落ち込みの中でのGDPのプラスの中で
「GDPの速報値が出たが予測に反してプラスとなった。GDPの7割ともいえる個人消費や設備投資もマイナス(良くてゼロ)になっているにもかかわらずGDPがプラスになるという摩訶不思議な現象が起きている。」
と書きましたが、アベノミクスも日銀緩和も限界にきているのでしょう。というよりも株価高騰と企業利益の拡大といういかいかさまの経済の過熱というバブルがすでにはじけているのかもしれません。日銀はそもそも2%目標は表面的なもので株価を上げることが目的だったという結論になりますが、リフレ派の言うように為替を105円ぐらい115円ぐらいになるまで一気に緩和を進めるという手も見え隠れしますが、限界と副作用の方が大きくなっていることが経済の後退の中でもGDPはプラスになるという矛盾をきたしていることからも見えています。
日銀が緩和を進めるという具体的な金融政策を出し切れないということ自体が日銀が引き締めに入っているという判断にもつながるでしょう。長期金利をあげなくてもマイナス金利を維持できずにほんの少しの利上げでも引き締めに見えてしまうでしょう。
この中で「出口」は口が裂けても言えないのかもしれませんが、これが冷え切った冷たいバブルの破裂なわけです。
経済の過熱のないままの株価・企業利益バブルがはじけるという最悪の状態でしょう。
政府の消費増税も財政再建のためにはならないことが見えてきています。
ポイントなどというその場しのぎの手当てとしなければ消費増税はできないと思っているのでしょうが、そもそも消費増税は無理なのです。消費増税をしても国民の生活関連に税収がまわるのではなくて、アメリカからの武器の購入や大阪万博などの公共投資へ。
日銀は緩和の引き換えとして財政再建が担保です。しかし政府はその気は全くない。下手をすればMMTのように借金なんてどうでもいいこと、借金を名目に国民の生活を落とせばいいからという方向へ。
日銀も泥をかぶりますなぁ。。。。。
日銀も自分を守るために出口の「で」ぐらいは口にする必要が出てくるでしょう。
何らかの引き締めです。。。。。
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