夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

池に浮かぶ月482【5月21日】

2019年05月21日 18時37分39秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はドル建ての現有価格が上昇していたようで、アジアでの石油う購入コストが1兆ドルを超えたようで、オイルショックさえ心配されました。その後原油安にもなりましたがまた原油高傾向に。アメリカの中東政策の影響もありますし、同時に世界的な通貨安競争もあり日本はひどい円安になりました。
一方で中国は元建ての原油市場を作りはじめていました。
アメリカ一局の矛盾と崩壊が。。。。。
日本と中国そして韓国が曲とにおいて経済の協力関係を強めるしかないのですが安倍政権においてはミリでしょう。

北風が僕を包み渦となる
渦は広がり僕の翼となった
北風の翼は
冷たい空気を切って舞いあがる
北風は南に向う。。。
心は行く雲。。。

「5月21日という日」

【2018年】ツイッターつぶやき以下5月10日に書いた「原油高と円安」の続きのようなものです。ロイターに「アジアでオイルショックも購入コスト1兆ドル超えに」という記事があった。......

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2019年 5月21日(火)「経済の落ち込みの中でのGDPのプラス」

2019年05月21日 17時03分19秒 | 「政治・経済」
5月17日に次のように書いた。
「日銀の円安誘導により日本の輸出産業の株価は跳ね上がった。円安が進めば輸出に有利ですから株価は上がるでしょう。しかし現実は貿易黒字が極端に減少している。貿易黒字が減少するには、輸出が減っているという面と、輸入が極端に増加をしているかでしょう。輸入量の増加は経済にとってはよい面にも現れる。輸入した原材料などを次から次へと商品化して輸出するとすれば経済が好転している証明ともなる。しかし個人消費も設備投資も大きな変化がない。輸入量が増加をしたというよりも輸入額だけが増加したのではないか?円安誘導による副作用として輸入品目が値上がりしてる中での悪性の輸入の増加ということになる。」
昨日、GDPの速報値が出たが予測に反してプラスとなった。GDPの7割ともいえる個人消費や設備投資もマイナス(良くてゼロ)になっているにもかかわらずGDPがプラスになるという摩訶不思議な現象が起きている。ではなぜプラスとなったのかといえば、輸出から輸入を差し引いた純輸出が増えた結果ともいわれています。
17日に書いたものは、貿易黒字の縮小面は、輸出が減ったか、輸入が増えたかという相対的な面から見ましたが、今回のGDP速報値から見えるものは、輸出自体が減少している中でそれ以上に輸入が大きく減少しているという現象です。
「中国経済の減速で日本製品が売れなくなり、輸出は減りました。ただ、国内経済が低調で、輸出以上に原油や天然ガスなどの輸入も減り、純輸出は逆に増えました。その結果、GDPが押し上げられる不思議な状況になったのです。」(東京新聞より引用
米中経済戦争で日本の輸出自体も減り、個人消費や設備投資もマイナス傾向という国内経済も低調で輸入も減少している。この輸入の減少が著しいことから純輸出は増えたということです。輸入品は円安誘導により値上げをしていますから輸入額は増加傾向にありました。しかし輸入品の価格が上昇すれば消費は少なくなりますから輸入品量が減少するでしょう。まさに日本はこの関係の中に存在していると見たほうが良いのかもしれません。
日本経済は不調どころか萎んでいると見たほうが良いでしょう。
経済がしぼんでいるという現象は、株価に経済活動の重心を置いてきた株価バブルがはじけだしたことを現しているでしょう。
国民生活には経済の好転が何も見えずに株価と企業利益の増大による冷たいバブルが崩壊し始めているということです。
経団連は終身雇用を捨てると言い始めています。
けいざいの経済の冷たいバブルの崩壊を予測した考え方でしょう。しかしこのような労働者を犠牲にすることが生産性向上と考える財界の行いは旧態依然としたもので失われた10年、20年の再来です。
萎む経済は相対的に中国や韓国の経済に負けていくということです。
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