大山古墳をはじめとした百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録される。
そのニュースをテレビで見たが、世界三大墳墓として広さが世界1であると。
古墳時代の墳丘が数多く残されているというだけである。
大山古墳?
僕たちも仁徳天皇陵だといわれるとそうかとなる。
しかし実際仁徳天皇の古墳なのかはわからない。
天皇陵だから宮内庁が管理して発掘もできずに時代的な背景がわからない。
ピラミッドや秦の始皇帝といえば被葬者がはっきりしているが、大山古墳はこれからもわからないでしょう。たしかに誰が非草されているかがわからなくても巨大な古墳はそれだけで遺産でしょう。しかしただで下位から出世界遺産では淋しい。
朝鮮半島との交流も含めて日本史の中での学術的な点で世界の人たちにどう理解してもらえるのかという視点がないとだめでしょう。
日本人なら仁徳天皇陵だ、すごい、と短絡的になるが、このような皇国史観は世界には通用しないかもしれない。