夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年 8月16日(金)「商品の使用価値と価値」

2019年08月16日 21時20分03秒 | 「政治・経済」
ある企業でAという商品を月間1万個生産していたとする。
その企業が生産性を高めて同じ量の労働力(労働者の数という面でも)を用いて1万1千個(10%増)の商品を生産できるようになったとする。
すると、商品の価値は労働力量が同じなのですから変化はないが、商品量は10%増加したのだからこの商品の使用価値は10%増加をしたことになる。
ここから何がわかるか?商品の価値と使用価値とは一致はしないということです。
企業は1万1千個の商品を今までと同じ価格で売ろうとする。価値に変化はないのに10%増加する利益を得ようとする。
しかしこのAという商品を生産する産業全体が10%生産性を高めたならば、価格競争を通じて10%低下した価格とならざるを得ない。
もちろんすべての商品が売れているうちはよいが、10%の生産拡大は商品の過剰生産を現し始める。ここに価格競争は不可避です。それ以上にさらなる値引きも行われるでしょう。
同時に格差の拡大による貧困や低賃金そして社会保障の低下は価格が下落してもその商品の必要量を買うこともできなくなる。この中で商品の過剰傾向は増大して過剰生産はさらに顕著となる。
このようなことが全産業に起きているのが現在でしょう。そしてグローバル化の中でこの現象は世界中で起きる。
商品(商業)恐慌の傾向を深める。
企業の活動は鈍り企業には貨幣資本がだぶつく。
商品価値量に変化はないが商品の使用価値(価格)の下落は続きデフレとなる。そして企業活動が鈍くなることによりデフレはデフレ不況となる。
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池に浮かぶ月569【8月16日】

2019年08月16日 18時16分42秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はオリンピックに向けてサマータイムの導入の話があったようです。
そもそもオリンピックを熱い時期に開催すること自体が矛盾しているわけです。
日本の夏は暑いといってもその上に湿度が高いですからなぁ。。。。。
倒れる選手がいるかどうかは別にしても、選手は好記録を狙いますからコンデションを考えないとね。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「8月16日という日」

【2018年】ツイッターつぶやきオリンピックに向けて暑さ対策でサマータイムの導入が検討されているようですが、そもそもなんで暑い時期にオリンピック開催を決めたのでしょ? 前回東京......

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