ノーベル経済学賞が発表された。
今年もアメリカの大学からの受賞でした。
今回は貧困をなくすための実践的(実験的)な活動を重視する開発経済学というジャンルの受賞だったようです。
貧困をなくすという中身は発展途上国や貧困な国への援助の在り方から導かれるようです。
子供の貧困ならば子供の生活全般から洗いなおしてどこに援助を与えればよいかグループに分けて実験をするようなやり方なんでしょう。
アメリカは寄付社会と言われていて多額の寄付をする富豪がいる。
この寄付の延長線に貧困国への援助があるような印象です。
このような寄付のような援助のような形での貧困層を援助すること自体は間違いではないし必要なものです。しかしこれは真に貧困をなくす経済学理論ではない。
アメリカの寄付社会も富裕層が貧困層に寄付をするが、その富豪の富はだれが作り出すか?貧困層をはじめとした低賃金層の犠牲からです。これを見ても寄付により貧困をなくす論理は間違いであるとわかるでしょうし、経済学的にも誤りです。
開発経済学の中にはマルクス主義の流れもあるようで、先進国と途上国の経済的格差は先進国の搾取や収奪に原因を見ます。先進国内の貧富の格差の拡大を見てもこれと同じ論理が当てはまるでしょう。
ノーベル賞が真実を見ないとその権威は落ちていくでしょう。しかしそれがノーベル経済学賞の限界かもしれません。
去年は朝日新聞の世論調査が出ていました。
支持・不支持が40%で拮抗していました。
安倍内閣は期待だけの政権ですが、世論調査では国民の期待は社会保障にあり、会見は5%に過ぎませんでした。しかしこの1年を見れば、社会保障は後退をして改憲が表に出ています。国民意識と政府の政策は大きく乖離をしています。
しかし政権は安定を見せています。これはなぜか?
野党のふがいなさも言われていますが、そうではなくて安倍内閣の強権政治が社会の隅々にまで浸透し始めているということでしょう。その中での国民の萎縮です。希望を持てずにいる国民。
「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
支持・不支持が40%で拮抗していました。
安倍内閣は期待だけの政権ですが、世論調査では国民の期待は社会保障にあり、会見は5%に過ぎませんでした。しかしこの1年を見れば、社会保障は後退をして改憲が表に出ています。国民意識と政府の政策は大きく乖離をしています。
しかし政権は安定を見せています。これはなぜか?
野党のふがいなさも言われていますが、そうではなくて安倍内閣の強権政治が社会の隅々にまで浸透し始めているということでしょう。その中での国民の萎縮です。希望を持てずにいる国民。
「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
「10月16日という日」
【2018年】ツイッターつぶやき朝日新聞1面と4面に世論調査が出ていました。 以下、数字は引用です。 内閣支持率は「支持する」「支持しな」ともに40%でした。 政治の重要性......