夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年11月10日(火)「平和の中に生きた団塊の世代」

2020年11月10日 22時27分46秒 | 「思うこと」
団塊の世代もそろそろ後期高齢者の仲間入りですね。
社会からは「高齢化社会」などと問題視されはじめ、今の若い人からは得した世代と時には攻撃対象になっている。
段階の生代という限られた年齢層だけではなくてその後の高齢者も含めてこれまで生きてきた社会というのはどのようなものでしょうか。
一つ言えることは平和の中で生きてきたということでしょう。
戦争に行かなかったというだけではなく日本が戦争に出かけていくこともなかった。そして内戦という戦争もなかった。
平和の中で生きた世代ですね。
しかし平和の社会というの野は、何も水や空気と同じように自然に存在したものではなかった。
団塊の世代にもいろいろな考え方を持つ人がいて保守系もいれば革新系もいた。その点では団塊の世代といっても内部闘争がありました。平和健康を押し付け憲法だからという理由で改憲するという人たちがいたし、憲法を守って平和を維持しようという人もいた。安保の考え方も同じでした。
ですからこの団塊の世代の内部闘争で自らは平和な社会に生きてこれたということです。
これは経済も同じである程度の社会保障を確立しながら一生懸命に働けばだいたいの勤労者も家や車を持てるという経済システムを作りました。そのためにはストライキもやればデモもやった。これにより国内の個人消費を維持して企業も利益を得たし、商品開発の競争も育って国際的な橋梁雲つけた。
そして2020年がやってきて、その平和と経済力の遺産でどうにか生きている。
危うくなっていますが、若いころ働き盛りの遺産は生きています。
ただ団塊の世代の内部闘争が徐々に右派勢力の力が強くなり左派勢力が負けてしまった。
この結果が若い人に夢を持たせることができず、今後平和であり続けるかの遺産も残せなかった。そしてGDPは今や先進国から落ちようとしている。中国に抜かれたのはまだ最近ですが、早かったですね。今後は韓国にも抜かれていくといわれる。もちろん戦争の危機はどんどん現実的なものになっていく。
そして最悪なのは若い人に遺産を残せない可能性が大きくなってしまいました。
老体に鞭打って。。。。。とはなかなかいきませんが、若い人の左派系の人々もいるわけですからお手伝いぐらいはしなければと思います。
コメント
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