夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2021年11月13日(土)「食費(続き)」

2021年11月13日 22時03分30秒 | 「思うこと」
昨夜はパソコンが重くて。。。。で、続きです。
コロナで買い物もまとめ買いをしています。
レジに行って毎回びっくりするのですが、食品の値上げを肌で感じます。
一つひとつの商品ではそうは高くなったのを感じませんが、まとめると高いなぁと思います。
3日ほど前に勝った5枚切りの食パンと昨日買った食パンとではなんとなく厚さが違うように感じましたが気のせいでしょうか?でも、値上げはされなくても内容量が減ったとか小さくなったとかの話がネット上でも出ています。
値上げはできないので内容量を減らすというのも出ているのではないかと思います。これも値上げの一種ですね。
同じように内容量が減らされると同じように品質も落とされるならこれも値上げです。
企業利益や株価を見ると経済の好転ではと勘違いをしてしまいますが、日本は実質賃金が下がり、社会保障も充実されない社会ですから当然消費が落ちます。そのうえ値上げが大きくなればさらに消費が落ちます。去年からエンゲル係数が上がっていると言われていますが、切る詰めても食費にかかる割合が大きくなります。すると他の生活必需品に回る金も相対的に減ります。
これは貧困化です。
ガソリンや灯油の値段も上がっていますがこのエネルギーや食料品の値上げの一要因が円安にあります。アベノミクスそして日銀の量的緩和派は円安誘導ではないという人もいますが、現実は急激な円安に向かいました。現代為替は114円ほどでしょうが、アベノミクス前は80円であった時もありました。1年前でも105円でした。
円安が進めば輸入品は高くなります。日本はエネルギーも食料品(原料など)も輸入に頼る国ですから価格への影響は大きいですね。
安倍元総理はアベノミクスの成果を国民にとしましたが先にも書いたように現実は実質賃金の低下でした。
消費の減少は貧困化ですが、貧困化が進むと経済も脆弱になります。
経済が落ち込めば競争力が落ちますからさらに円安が進むでしょう。まだすぐにはハイパーインフレにはならないでしょうが、生活費全般が値上がりする悪性の物価高が進み、一方では企業利益や株価が騰がる状態になると経済の過熱(現実は冷たいバブル)とデフレ圧力が同時に進みます。スタグフレーションに。
デフレ圧力不景気の中の物価高。
これは企業への影響も大きくなり、輸出には有利とされる円安ですが、エネルギーや原材料などの高騰が生産の重石になっていきます。
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池に浮かぶ月1373(11月13日)

2021年11月13日 13時25分32秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はアベノミクスの失敗について
アベノミクスにより企業利益と株価が維持された。これが経済政策の成功といえるのかといえばそうではなくて失敗であった。安倍内閣は企業利益や株価の成果を社会の隅々にまで行き渡すといっていたが、結果は実質賃金の低下であり社会保障の後退から個人消費は改善せず、個人消費が改善しないならば企業の設備投資も拡大しない。この結果は経済の好転は起きないという実態です。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2020年11月13日(金)「経済対策の視点がずれている」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

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