涙の刈り入れ式

さあ、先日見事に復活を遂げた、
『育てちゃったよ』シリーズ。
再開したと思ったらもう刈り入れ式です。

いや、何せ。
相手が相手なもので、育つのが早い早い。
「情がわいて涙の刈り入れか!?」
なんて言ってましたが、情がわく間もないほどのスピードでございました。
いや、マジで。

本当はね。
結構疑ってたんです。
「え～？もう一回収穫出来るほど、ちゃんと成長するのぉ!?]
って。
でも育て始めてすぐに、
「あ、これはいけるわ」
って確信がわいてきて。

何より、植物が持つ力の驚異を再認識できたこともそうですけど、
日頃何気なく食べている物への感謝や、『もったいない』精神について考え直す
良い機会を得られたことが、再生した豆苗くん同様、大収穫でございました。

で。
感謝の気持ちを込めて。
ただ刈り入れるのも、豆苗くんに失礼なので、
眠っているゴンザを横目に、たった一人のセレモニーを開いてみました。
いつも使っているはさみにちょいとばっかし細工を施したリボンをくくりつけて...

片手にはさみ。
片手にカメラ、で記念撮影。

「一人で何やってんだよ.....アホか」
と、猫達が不思議そうな顔をしている中。
この後、無事収穫された豆苗くんたちは、焼ソバの具として、
ありがた～く我々のおなかに収まったわけですが.....。

一度再生したということは、またこのまま水耕栽培を続ければ、
さらに収穫ができるのか？

さあ。
果たして今回はどこまで続きますか、この『育てちゃったよ』シリーズ。
思えば、前回の『育てちゃったよ』も、きっかけは、ゴンザが買ってきてくれた
オレンジのような果物を私が食べ、その種をなんとなく植えたことから始まったんだっけ。

食べたものから採った種から芽が出て、そこに蝶が卵を産み、それがまた蝶になり.....。
昨年、そのままではアッという間に幼虫に食べつくされてしまいそうだった、
その果物の苗も、今年は幼虫1匹くらいは養えるほどに成長しました。
命はほんとに神秘だね。

さてさて、前回は蝶たちの旅立ちで幕を閉じたこのシリーズ。
豆苗編はどう展開しますか。
幾度もの変身があった幼虫編に比べると、ビジュアル的に見せ場が少ないですが。

.......ん？
待てよ。
ってことは見せ場を作ればいいってこと？
豆苗は、変身はしないけれど、花も咲かせりゃ実も結ぶ。

ふふふ♪

実はとっくに苗3本を、鉢植えにしていた私なのでした。

『育てちゃったよ・豆苗編』

皆さん、またお会いしましょー！
（枯れたらそのまま忘れたふりを貫きます・笑）