星に願いを。

昨夜のこと。

仕事中のゴンザより、
『erimaちゃんはもう、七夕の願いごとを短冊に書いたかな？』
という、なんとものんびりしたメールを受け取る。

しかし、私は今年、笹の葉を用意しておらず.....
願い事どころか、何の支度もしていなかった。

そこで、メールでもそう返信したのだが。

なにやらその後、幾度かやりとりしているうちに、どうも最初のメールが唐突であったことと、ゴンザがそこに含みを持たせていることに気づき.....

そこでようやく彼が笹の葉を買っておいてくれたのだということがわかる。

なるほど。

ゴンザが短冊のことをいきなり持ち出したのは、私に、
『笹の葉がここにあるよ』と。
『一緒に七夕を楽しもうね』と、言いたかったからなのだ。

と、なれば。

せっかくの笹の葉を寂しい姿のままにしておいては可哀そうだし。

私は俄然はりきって、深夜にゴソゴソお道具箱を取り出してきては、切ったり折ったり貼り付けたりし始める。


　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　お花紙で作った吹流し
　　　　　　　この、『吹流し』は、織姫が機を織るための糸に見立てた飾りらしい


短冊もたくさん作って、『あれも♪』『これも！』

うっすらと夜が明けて、ようやく一息つけば、下手くそながらに可愛い飾りがいっぱい。

色とりどりの折り紙に、柔らかくて華やかなお花紙。


　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青バージョン
　　　　　　　　　　　　　　　これも、お花紙で作ってみました♪


紙で作ったちょうちんや、つなげた輪っか.....
お星様は子供の頃を思い出させてくれる。

短冊には、少し豪華な千代紙を。

お星様への願い事は、それほど多くはないけれど.....

短冊はたくさん吊るしたほうがいいらしい。


　　　　　


あなたは今年、何を願いますか？
誰と一緒に短冊を飾りますか？

明日は一年に一度。
恋人達が逢える夜。

あなたは誰と過ごしますか.....？
（私はちゃあこと一緒に歌でも歌いながら過ごします）


　　　　　


星に願いを。

ちなみに、私とゴンザが別々に書いた短冊の願い事は、見事に同じ内容でした（笑）

.....あ、そうだ！
ちゃあこは何をお願いするのかなぁ。


　　　　　
　　　　　　　　　　　ゴロゴロと喉を鳴らして甘えるちゃあこを抱っこし
　　　　　　静かに揺さぶりながら七夕の歌を歌えば、ちゃあこはさらに満足そう...
　　　　　　　　　　　　　彼女にも七夕の意味がわかるのだろうか
　　　　　　　　　　　どうか、来年も再来年も、そのまた次の年も...
　　　　　　　　ずっとこうして、みんな一緒に七夕飾りを眺められますように。