猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

『理由』と『理解』と動機づけ。

2009年01月11日 11時14分04秒 | つぶやき

 

何かひとつのことを行うとき。

その理由を知るというのは、とても大切なことだ。

 

理由.....
なぜerimaはちゃあこに無理やり変なポーズをとらせるのだろう...

 

たとえば、鉢に植えた花に水をやることひとつでも、
なぜ、それが行われるのか、本当の意味を理解するのとしないのとでは、
花の持ちさえが違うからだ。

そう.......
この水やりのことでいえば、しばしば目にする手入れ法、
『鉢底の穴から水が流れ出るくらいたっぷりと』は、
どれぐらい『たっぷり』なのか。

また、それによってどんな効果があるのか。

意味を理解しないで行っている人も中にはいるだろう。

「花に水をやるのは当然」でも、それは逆に当たり前過ぎて.......
細かいところまで考えない。
物事には、そういう落とし穴がありがちなのだ。

 

さといも、煮ました。
隠し味に、生姜みそ漬けの味噌を加えて。

 

......かくいう私も、ガーデニングを始めた当初は、そうだった。

『鉢底の穴から流れ出るくらいたっぷりと水をやる』とは、
穴からちょろちょろ水が流れ出るくらいでいいのだと思っていたし、
また、それが何を意味するのかも、全然理解していなかった。

.......が。

ある日TVで、某俳優の息子さんである園芸家が、
正しい水やりを実演しているのを見た私は、飛び上らんばかりに驚いた。

なぜなら、目にしたそれは、『鉢底の穴から流れ出る』くらい水をやるというよりは、
「鉢の中の土を洗い流しているのか!?」というくらいの勢いで、
それまで私が思っていたものと、まったく違うものだったからだ。

 

ゴンザの好物からしれんこんをおみやげに♪

 

驚いたままTVを見てると、彼は言った。

「こうして水を、ザバザバ洗い流すくらいに与えるのは、
 植物に水分を補給するのと同時に、鉢の中の古い空気を追い出し、
 新しい空気を流し入れるためなのだ」と。

なるほど。

植物が育つには水と空気が必要だと、みんなが理解はしていても、
それが根にも必要であるということは忘れられがちであることを、
彼はわかっていて、それが根本から理解出来るよう実演して見せたのだ。

そして、この『理由を知り、根本から理解する』ことこそが、
何事かを行うにあたっては、非常に重要なのだと、私も思うのだ。

 

こちら、『ベルデュール』のフレジェは香りもよくて美味しい!

 

これは、仕事などでもそうだが、「なぜこの人は同じミスばかりするのだろう?」と
疑問を持ち、よくよく話を聞いてみると、実はその人は、
「『こういう場合はこうしなくてはいけない』とは知っているが、
 『なぜそうしなければいけないのか、本当の理由を知らなかった』」
なんてことだったりして.......

まさにそれこそが、すべての原因になっていたりする。

これは、教えるほうは当たり前になってしまっていて、
「そんなこと、とっくに知ってるだろう」とか、
「それぐらいのことは普通知っているはず」と、いった、
『行動の理由』を理解させなかった側のミスが、顕著に出た例だが.....

たとえばその人がそのまま『理由』を理解しないで仕事を続けるとしたならば、
それはちっとも楽しくないだろうし、たとえばうまくいったときさえ、
その喜びを、真の意味で理解することは出来ないだろう。

つまり、仕事にしろ、趣味にしろ、生活一般のことにしろ、
理由を理解することが、物事を正しく行わせ、
また楽しくさせることの秘訣なのではないかと、私は思うのだ。

 

いろいろ考えてみたけど、ちゃあこにはわからない。
erimaはなぜ、あんなに乱暴なのか.....
ああ、あいつにもみくちゃにされた毛を繕うのが大変!

 

.......と。

なぜ、急にこんなことを言い出したかといえば。

ぬか床をかき混ぜながら、
「そういえばぬか床を持ち始めたときは、
『かき混ぜて空気を取り入れる事が大切』とは知ってたけど、
 その細かい部分は知らなかったなぁ」と、
ふと思ったからなのだが(笑)

この、ぬか床のことで厳密にいえば、
かき混ぜることで行われているのは
『好気性細菌(産膜酵母とか)を空気の少ない底のほうへ追いやって滅菌』
することと、
『条件的嫌気性細菌である乳酸菌を活発にさせ、他の雑菌を死滅させる』
ことなのだそうである。

いや、でもホント。

これも、細かいことを知らなかったときと知ったあととじゃ、
対策の仕方が変わったのよ。

そう。

だから......
理由を正しく理解することは、いろんなことの動機づけにも、
楽しむことにもなるってことね。