げにびんなしは、にてないモノマネ......
......と。
いきなり合ってるのかどうかもわからない古語で始まった、
今日の日記だが。
似てないモノマネを、目の前で見せられるほど、困るものはない。
てんぷら、揚げました。
蓮根、山芋、舞茸、かき揚げ。
かき揚げは、玉葱、人参、じゃがいも、大葉を合わせたもの。
誰しも覚えがあるだろう。
友人と、または同僚と、会話を交わす際、
もしくはカラオケに出かけると......
必ずそのときどきに、巷で流行っているドラマや歌等、
すぐにモノマネして見せたがるヤツが出てきて.....
どうリアクションしていいものか、ほとほと困りはてた覚えが。
鎌倉のとぎ屋さんで買ったのは、江戸型・京型の棚にあったこんな抜き型。
梅や桜は持っていたけど、和といえば、これだよね。
他にも羽子板とか、鳩とか、欲しいのがいっぱいだけど.....
ちょっと高いので少しずつ。
かくいう我が家にも、現在、
というか、年中、そんな人物が出没中。
なにしろ、彼ときたら、リアクションに困るどころか、
「誰!?」と、それが誰の真似なのかも、こちらが推測不能になるほどの、
『似てないモノマネ』を連発しては、我が家を氷点下にたたき落とすのだ。
鎌倉の山の中で、セリフから身のこなしまで、
一人ジャック・バウアーになりきる男。
どうやら手にしてるのは銃らしい。
e「っつーか、ゴンザ『24』見たことないじゃん!」
ゴ「だから、モノマネをする人のモノマネだもん~」
「スゥウォニーのブルーレイ♪」
(どうやらYAZAWAのつもりらしい)
「こぉ~ゆぅ~きぃ~」
(これはちい兄ちゃんの福山雅治のつもりか?...でもなぜ今さら!?)
「いってらっしゃいっ!」
(......なっ、なぜ、ここへきて十朱幸代!?.....でもこれはちょっと似てるかも)
ちなみに、銭洗い弁天から続く、
葛原ヶ岡(源氏山)ハイキングコースはこんなに険しい。
鎌倉ものがたりじゃないけど、ホントに鬼が住んでいそう~。
それは、古いものから新しいものまで実に多岐にわたっていて、
彼がなぜそれをチョイスしたのかさっぱりわからないことがも多いのだが......
まあ、中には「阪東英二です」などと、名前を言うだけのものもあるので、
それだけはかろうじて誰の真似なのかがわかるのもある。
........が。
実に困る。
いや、もうこうなれば家の中でだけやる分には許すけれども......
お願いだから、電車の中で私に見せようとするのだけはやめて~~~!
ああ、まさに、げにびんなし。
天柱峰石碑の大岩を『プライドロック』と形容し、
「ウオオオオオ~!」と咆哮したこの三歳児。
本人はいたって真面目にライオンキングのつもりだが、
e「そっ、それは......もしかして大西ライオン!?」(爆)
たぶん、源氏山の鬼も、苦笑してると思う。
ちなみに、古語辞典で調べたところ、『びんなし』とは、
・ 困る ・ 気の毒だ ・ 具合が悪い
という意味だそうだが。
なるほど........
これを現代語にうまく訳せば、「いたたまれない」ということか。
ふむ。
やはり、げにびんなしは、ゴンザのモノマネ。
ところで....大観音って、英語でグレート観音なんですね。
罰あたりだけど、なんかちょっと笑っちゃった(笑)