猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

謝罪の気持ち。

2009年01月31日 19時07分46秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

おお、そうだ!
スキーに行った日、ゴンザはお土産に、
こんな素敵なものを買ってきてくれたのでした♪

 

日々、ニュースで目にする各所の謝罪会見。

連日の光景に、もう慣れっこになってしまった感もあるが......

そんな中にも。

私にはどうにもわからないことがある。

関係者の謝罪に必ずつきものの、
『世間をお騒がせして.....』『皆様にご迷惑をおかけして.....』というアレ。

「アレって誰に謝ってるの?」

と。

 

「なんか、ちゃあこって、おむすびみたいだねぇ.....」
たまに私がそういうと、
「ちょっ!なんてこと言うのっ。失礼ねって言ってやりなさい、ちゃあこ」
と、なぜかゴンザがオネエ言葉で反論する(笑)

 

まあ、そもそも、組織が、
一人の所属員の不祥事に対し、謝る必要があるかどうかは、
場合がそれぞれ違うから、別として。

(組織ぐるみのことは当然謝罪すべきだけど)

それでもたとえば謝罪するなら、世間に対してではなく、
被害者に対しての謝罪が一番にきて当たり前なのではないかと。

 

こちらは先日、ゴンザの職場で初体験した『くじらのたれ』。
好き嫌いの分かれそうな匂いに.....
一口かじって、みんなで首をひねる(笑)
炙ってみたら、日本酒に合うかな~。

 

そして、これもよく聞く、
『公務員としてあるまじき』とか、『教師としてあるまじき』とかいう言い方も。

その前にまず『人としてあるまじきことを』と言うべきなのではないかと。

謝罪する気が本当にあるのなら、
心から、そういう言葉が出てくるのでは?

 

この『びわゼリー』はすっごく美味しかった♪
びわがごろんと入ってて、それがまた薫り高くジューシーで。
お土産にもらったらかなりうれしいかも♪

 

「世間的に謝罪しないとまずいから」

「とりあえず頭を下げとけば」

そこにあるのはまず人の目で、
そういう体質では、そのまま何も変わらない。

人は、世間の目があるから悪いことをしてはいけないのではなく......

己に恥じぬ生き方をすべく、悪事を憎むべき、だと思うから。

そして、それこそが、誇りを持つということで。

誇りというのは、対外的なものでも、
人を傷つけ、奪って、騙して、保つものでもなく、
己の中にのみ、
向っていくべきものではないかと。

 

こちら、もうだいぶ前になりましたが、鎌倉行きから。
アールデコな牛乳屋さん♪

 

もちろん、人は弱い生き物だから、
道をそれることもあるけれど。

それでも自己に誇りがあれば
「誰も見ていないから」とか「ばれなきゃいいや」
なんてことは起こらない。

守るべき一線は超えない。

 

こんな空地が昔はいっぱいありましたね。

 

プライドがあるから謝れないのではなく。

プライドがあればこそ、心からの謝罪を。