1月3日の偕楽園の梅の開花状況を確認してきました。
一番に開花した冬至梅は冒頭のようにたくさん花をつけています。
1輪だけでも咲いている梅の木の数は何と32本ありました。
そのほかに一度は咲いたけれども、落ちてしまったりして、今は花を確認できない木が5本あります。
この時期にはまだ咲いたことのない月宮殿が今シーズンは早く咲きました。この月宮殿は速報偕楽園さんが12月12日に開花の案内をされましたが、その後花が確認できなくなりました。でもまた後続の花が咲いています。
エリア別に現在花が咲いているのを確認した梅の木の本数は以下の通りです。( )内は昨年2017年
本園のAB梅林 東門の大通りより北側の大きな梅林 8本 (6本)
見晴広場と南崖など 東門の大通りの南側から線路まで 8本 (16本)
田鶴鳴梅林 線路の南側 4本 (4本)
猩々梅林 花追い橋から窈窕橋まで 5本 (6本)
窈窕梅林 窈窕橋から梅郷橋まで 7本 (9本)
合計 32本 (41本)( )内は昨年2017年
もうこんなに咲いているの?と驚かれるお客様がたくさんいらっしゃいますが、無理もありません。3000本の中からたったの1輪しか咲いていない梅の木を探すのは初めての方では非常に困難です。
このような札が何本かの梅の木についています。この札は偕楽園さんが花を見つけやすいようにつけてくださいました。札が指差している方向をみるときっと見つけることができます。
もっと梅の花をご覧になりたいときはご自分でどうぞ。また開花情報を持っていそうな人に尋ねるのも良いかと思います。
正岡子規の句碑と説明板です。
””崖急に梅ことごとく斜めなり””
句意をそのまま表す枝の影が句碑と説明板に写っています。時間とともに変化する枝の影絵をお楽しみください。
一流の俳人の句というわけでしょうか。句碑の後ろの梅の木は ”一流 ”という品種です。比較的早咲きで八重のとっても美しい花です。
表門から梅林に入ったところではロウバイがさいています。
追記
2016年は梅がとても速く咲きました。
2016年1月3日現在の開花状況については、数えきれないくらい咲いた木があると記しています。
『この偕楽園を愛してやまない方はなんと年間で1000回は偕楽園に来ていらっしゃるそうです。ということは1日3回は来ていらっしゃることに。この方に今日の開花状況をお聞きしましたところ1輪でも花がついた木は430本、咲きそうなのを加えると460本にはなるとのことでした。
わたしもかなり偕楽園通いはしていますが、梅のシーズンでも週3回くらい、その他はさらに少なく、多くても5・60回来ているかどうかです。私は100本くらいまでしかわかりませんでした。』
2017年も2016年ほどではないのですが、ウメが早く咲きました。
2017年1月4日現在の開花状況は先に記述した( )ないのすうじで、合計41本でした。
そして今年2018年は1月3日現在32本です。咲いている本数はやや少なくなりますが、やはり今年も初期の開花は早いと言えそうです。