本日10月26日夕方偕楽園の梅林の様子を見て回りましたら、梅の花を一輪見つけました。例年ですと12月上旬に開花を始めるのです。
今年は夏場から秋にかけて異常な気象といいますか、これを受けて桜が咲いたり、我が家ではシキミがたくさん咲いたりしていますので、早咲きの梅が咲いたというより、狂い咲き、返咲きなどといったほうが的を得ているのかもしれません。
何はともあれいつもの偕楽園の一番花よりも一カ月以上早く花が咲きました。いよいよ梅のシーズン間近であることを実感した次第です。
この梅の木は八重咲の白梅で花期としては早いほうですが、偕楽園で真っ先に咲く、一重の冬至梅、チャボ冬至や八重咲の八重寒紅、八重冬至などよりは一泊遅れて咲く品種です。
これらの早咲きは12月初旬から咲き始めるわけですが、今シーズンの一番花となったこの梅は、例年ですと1月になってから咲きだします。それもまだ若い木なので成木よりは早めに咲き始める傾向がありますので、成木になると2月開花くらいかもしれません。
なお、偕楽園には開花が最も早い品種ではないかといわれる梅の木がありまして、その品種としては11月には開花するものと言われています。雑草はまだ11月の開花を確認していませんが、噂によると早い時期にこの梅の木の花の写真を撮っているお方がいらっしゃるそうです。