キチョウの幼虫はマメ科の葉を食べるので、マメ科の若葉に産卵します。今日はキチョウがツクシハギに産卵に来ました。
尻をまげて葉っぱのほうにつけて産卵しています。
近くには同じマメ科のアメリカホドイモもあるのですが、産卵はもっぱらツクシハギの葉です。
この画像で左側とキチョウの背景にある細長い葉がアメリカホドイモです。庭でキチョウはマキエハギに産卵したこともあります。キチョウは萩が好みなのか。それともアメリカホドイモは外来種なので食習慣がないのか。また食べず嫌いなのでしょうか。もし、アメリカホドイモしか与えなかったらやむなくアメリカホドイモに産卵するのでしょうか。
キチョウが一度に産卵する数は1~2個なのでしょうか。すぐに後ろへ飛び退くように葉から離れます。
すぐにまた近寄ってきてツクシハギに産卵しては飛び退けます。
しばらく産卵を繰り返していずこへか飛び去りました。
萩の種類はいくつかありますが、みな同じように見えて区別が難しいです。そのなかでツクシハギは比較的わかりやすいとか。
ポイントは花でしょうか。紫色なのですが上側の旗弁と下側の竜骨弁の裏側が白っぽい感じです。ほかの紫色の萩の花と比べると白色が目立ちます。ほかにもいろいろあるのでしょうが、やっぱり雑草は見慣れていないので難しいです。
成長した葉の先端はとがらずに、むしろ少しへこんでいます。
葉っぱの表側の白いのがキチョウの卵です。
葉っぱの裏側にも卵のようなのがたくさん見えます。これはアブラムシのようです。
キチョウの卵が葉っぱの上に立っています。1枚の葉に2個ずつついていました。中には3個ついている葉もありました。
ネットでは1枚の葉に1個ずつ産卵すると説明されていました。どうしたことでしょうか。庭にはツクシハギが1枝しかないので分け合って食べなさいということでしょうか。それとも葉が十分あるものと判断してまとめて産み付けたのでしょうか。