庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

スハマソウが全開 ネコヤナギ、ウグイスカグラらも開花

2016年03月15日 | 庭の花たち
スハマソウが全開になりました。このところ雨天曇天続きでしたが今日は久しぶりの晴天になりました。このため花が全開したのを今日初めて確認しました。茨城の秘境に咲く純白の花です。
スハマソウ1603150227
スハマソウ1603150227 posted by (C)雑草
前回のブログではミスミソウとしましたが、茨城に自生するのはスハマソウとのことで、スハマソウに訂正しました。ミスミソウとスハマソウよく似ていて雑草には区別が困難です。

今年は花が4個咲きました。
スハマソウ1603150226
スハマソウ1603150226 posted by (C)雑草
これまでは1個咲いたり咲かなかったりの年が多かったのですが、絶えてなくなることもなく細々と生き続けてきました。それが今年は4個も花を咲かせて、なおかつ勢いよく葉が出てきました。
スハマソウ1603150231
スハマソウ1603150231 posted by (C)雑草
この新葉をみると毛がいっぱいついています。それでもしかするとケスハマソウなのではないでしょうか。ケスハマソウは長野県から瀬戸内海にかけて内陸部に分布するようです。ここで内陸部とは日本海側と太平洋側を除いた部分で、四国と中国地方では瀬戸内海側ということです。

我が家では花屋さんにあるこの雪割草の類を地植えしても数年できえてしまうのですですが、この天然の雪割草(スハマソウ)は何とか持ちこたえています。

ウグイスカグラの蕾が一斉にふくらんできて、開花し始めました。例年では一斉に咲くのは4月ですから、今年はかなり早く開花したことになります。これから霜害などによって実がつくかどうか心配です。
ウグイスカグラ1603150233
ウグイスカグラ1603150233 posted by (C)雑草

ヒメツルニチニチソウも陽だまりでいつの間にか咲いていました。
ヒメツルニチニチソウ1603150242
ヒメツルニチニチソウ1603150242 posted by (C)雑草
ツルニチニチソウほど繁殖力は旺盛ではないので庭植えにはヒメツルニチニチソウのほうが適していると思います。

モモの蕾がふくらんで今にも咲きそうです。このモモは35年くらい前に芽を出した実生苗で、主幹は一度枯れたひこばえです。
モモ1603150014
モモ1603150014 posted by (C)雑草
芽が出たときには大きな種がついていたので、おそらく食用に売られていたモモの種が捨てられて芽が出たのでしょう。でもなる実はひねたものでとても食べられません。

斑入りのクサイチゴに蕾ができました。ちゃんとした花を咲かせるのか。実は赤く熟すのか。初めてのことなので注目していきます。
クサイチゴ蕾1603150257
クサイチゴ蕾1603150257 posted by (C)雑草

ネコヤナギの開花が始まりました。急にびっくりするほど太くなります。このネコヤナギは那珂川の河川敷にあったものを庭にさしきしたものです。
ネコヤナギ1603150240
ネコヤナギ1603150240 posted by (C)雑草

オウゴンオニユリのむかごから葉が出てきました。花が咲くようになるまで育てられるか心配です。

オウゴンオニユリむかご発芽1603150256
オウゴンオニユリむかご発芽1603150256 posted by (C)雑草


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6 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2016-03-16 09:33:03
スハマソウですか。名前だけは見聞きのうちです。ミスミソウの仲間なのですね。ケスハマソウの名前は初めてですが、寒さ対策が抜群です。
ウグイスカグラ、沢山の花が咲きました。可愛いですね。
桃の花、今にも開きそうです。
斑入り葉のクサイチゴに可愛い蕾、これも楽しみですね。
黄金オニユリ、可愛い新芽です。先日、食用ユリの芯を埋めました。
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kazuyoo60さんへ (雑草)
2016-03-16 11:42:47
こんにちは
スハマソウなど雪割草といわれるものはよく似ていて名前はさっぱりわかりませんがかわいい花です。分布域からスハマソウとしましたがケのつくものもあって迷っています。
ウグイスカグラは1月頃から咲くのですがいつもは4月にたくさん咲きます。今年は早すぎるので実がなるかちょっと心配です。
クサイチゴの斑入りは初めてなので楽しみです。食用ユリですか、コオニユリでしょうかね。ユリ根は大好きです。
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スハマソウ (ミッレ)
2016-03-16 19:40:09
スハマソウ綺麗な可愛い花ですね!
20年以上前からお庭にあって、毎年増えずに1つしか咲かなかったとおっしゃっていたのが、今年は4つも花を咲かせたなんて素敵ですねo(´▽`o)♪
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ミッレさんへ (雑草)
2016-03-16 22:07:10
こんばんは お疲れは出ませんか。
私は今日も偕楽園に行ってきました。日本梅の会のときの記録写真を届けるためです。帰りに師匠の店の隣の盆栽屋さんに接ぎ木のことなどをいろいろ聞いてきました。
盆栽は木の性質などをよく知っていないと狭い鉢の中で何十年とそだてるわけですから、公園の梅の木よりもっと大変です。公園の樹木管理にも役立つ知恵がたくさんありますね。
スハマソウは一般には雪割草として知られていますね。花がたくさんついたのでうれしいです。まだまだスハマソウの気持ちを理解できずどうしたらよいのかがわかりません。
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梅の本 (ミッレ)
2016-03-16 23:29:48
昨日はありがとうございました。
少し疲れていましたが回復しました(^ ^)
本当に楽しい1日でした!

数日前、図書館で梅の本を借りました。
既にご存知かもしれませんが、
梅田操 著の「ウメの品種図鑑」と「梅のルーツ」という本です。
■「ウメの品種図鑑」によると、著者は日本梅の会の常任理事の方のようです(2009年)。
美しい花の写真とともに 樹冠、枝幹、樹勢、葉、花期、花蕾、花態、花色、花の大きさ、萼片、雄しべ、雌しべ、果実の特徴が書かれていて、とてもわかりやすいです。著者のあとがきには「ウメには同名異品種、異名同品種がおおいこともあって、品種の識別には困難が伴い…」と書いてあり、出版するのは大変だったようです。
同名異品種、異名同品種が多いだなんて、、。この図鑑を見た時、人によっては違う!って思う場合があるのかもしれないですね(^◇^;)
■「梅のルーツ」という本は、著者が中国に行き、中国の栽培ウメと自生地に行き観察をした記録の本です。まだ読んでませんが、カラーの写真も多くて面白そうです。
水戸の図書館にもあるようなので、よろしかったらご参考までにしてくださいね。良本だと思います!
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ミッレさんへ (雑草)
2016-03-17 00:36:36
本のご紹介ありがとうございます。この図鑑はすでに持っています。ルーツのほうは入手しようとしたのですがまだでした。図書館にありますか。花が一段落したらみてみましょう。
名札と違う花が咲いている木について、盆栽屋さんと会話したのですが、接木をした場合に、接木をした位置が高いと、枝を切り落とした時に、接木した部分を切ってしまい、元木だけになってしまうこともあることとか。
昨日「開運」で全体白い花(武蔵野らしい花)の木で、後ろ側に赤い花の枝のある木がありましたね。立札の表を「武蔵野」と書き、裏に「開運」とすればと言った木です。あの木は六名木虎の尾の近くにあった「開運」の枝(赤い花)を接木したそうです。接木(赤い花)が大きくなってきたら、白い花の枝を切ってしまい、全体を赤い花つまり「開運」にするつもりのようですね。
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