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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

2・11全国集会 第3回実行委員会確認事項概要(2012.12.12)

2012-12-12 23:05:37 | 2.11集会

※ 昨日の私たちは黙らない!2.11第3回全国集会実行委員会確認事項概要を掲載します。

私たちは、多くの方々とつながり合いたいと思っています。

 

211全国集会 3回実行委員会確認事項概要

1.これまでの確認事項

(1)2・11集会の趣旨

① 憲法に違反する教育への政治介入に反対し、教育関連条例や職員基本条例の撤回を求める。

② 競争主義や自己責任の押しつけに反対し、教育に対する子どもたちの権利の保障を要求する。

③ 府・市教委による卒業式・入学式への「君が代」起立強制通知、職務命令に反対する。不起立処分を認めない。被処分者の処分撤回闘争への支援を呼びかける。

④ 教職員による運動、子ども・保護者による運動、労働組合の運動、市民運動などが互いに連携しあうことを呼びかける。

(2)実行委員会

① 実行委員会の目的

・ 2・11全国集会を呼びかけ、議論と意思統一を行い、集会の成功に向けた実務を行う。

・ 職場や地域の具体的な取り組みを相互に情報発信し、さらに新たな職場や地域に取り組みが広がっていくような取り組みを追求する。

・ 集会開催までの期間に、橋下・日本維新の会を中心とする教育への政治介入に反対して継続的に取り組みを進める次の新しい運動ネットワークの立ち上げへの合意形成をめざす。2・11集会で、立ち上げを宣言することをめざす。

② 実行委員会の名称

・「「日の丸・君が代」強制ええんかい!「競争」「強制」の教育でええんかい!私たちは黙らない!2・11全国集会実行委員会」(2・11集会実行委)

③ 実行委員会の形態

・実行委員会は、集会の趣旨に賛同する団体・個人により構成し、実行委員会には賛同団体・個人がそれぞれの責任において参加する。(趣旨に賛同する団体・個人のオブザーバー参加も可とする。)

・実行委員会の承認に基づき、実行委員会に代表と事務局を置く。事務局は、実行委員会への提案事項を整理し、実行委員会の承認に基づいて、必要な会議やタスクチームを招集し、実行委員会の役割分担を行う。審議と実務が円滑に進むよう努める。事務局は、代表と事務局長1名と複数のタスクチームの責任者(それぞれ複数名)及び会計で構成する。

・実行委員会の連絡先を9・24集会実行委を引き続き、共同スペース「SORA気付」でお願いする。

・実行委員会連絡体制  9.24全国実ML(kimigayo-iran)を継承する。

・実行委員会 郵便振り込み用口座の新開設

口座名義:「2.11実行委員会」 口座記号番号:00980-3-255528

・第2回実行委員会において、代表、事務局長、会計について承認し、各タスクチームの責任者は今後確定することとした。(以下、敬称略)

代表:黒田伊彦  事務局長:井前弘幸  会計:松田幹雄

 (3) 全国集会について

① 全国集会の名称

「『建国記念の日』反対!

『日の丸・君が代』強制ええんかい!

『競争』『強制』の教育でええんかい!私たちは黙らない!2・11全国集会」

 ② 集会の主催と呼びかけについて

・集会の主催は、集会実行委員会とする。

・実行委員会から「2・11集会賛同の呼びかけ」を広く呼びかける。集会準備の過程で、賛同人をどんどん広げていく。著名人や様々な立場の方々への個別の依頼に、最大限取り組む。

 ③ 全国集会の期日と会場

・期日 2013年2月11日(月) 午後1時~4時(開場12時)

・場所 大阪市天王寺区民センター・ホール(地下鉄谷町線・四天王寺前夕陽丘駅)

 (4)集会実行委員会の行動

① 大阪府議会、大阪市議会等への対議会行動(9月議会、2月議会)

・教育振興基本計画の策定をはじめとする教育・職員関連条例の具体化

・「政治活動規制条例」等反対

・「学校選択制」等反対

・「君が代」不起立処分・再任用取り消しの撤回を求める請願署名(ホットライン大阪)の継続

 ② 対大阪府教委・市教委、対府・市当局への行動

・卒業式・入学式への「君が代」起立強制通知と職務命令発令阻止

・2011年度卒業式、2012年度入学式における被処分者の処分撤回闘争への支援

・子ども、保護者による「授業評価」制度等「教職員評価制度」の改悪、政治活動規制条例の具体化や刺青アンケート拒否処分をはじめとする職員支配・弾圧、組合攻撃に反対する闘いとの連携

 ③ 教職員の運動と自治体職員の運動やそれぞれの労働組合の運動、市民の運動との連携

 ④「教育への政治介入が何をもたらすのか?」「私たちが、日の丸・君が代強制に反対する理由」等のリーフレットの作成

・橋下的、維新の会的、安倍的教育への政治介入に反対する理由のリーフレット

・その内容の大阪及び全国への情報発信

 (5)全国集会前日の全国交流会及び新たなネットワークづくりに向けて

①集会前日の全国交流会 2月10日(日) 13時~17時  エルおおさか708号室 数十名規模

・大阪及び全国の状況について(情勢報告)

・各地からの報告

・新たなネットワークや今後の運動のすすめ方について

・今後の行動提起について

 ②新たなネットワークズ作りに向けた意見交換会(2・11全国集会実行委主催)

 1月19日(土)午前10時~12時 国労大阪会館

※1月18日(金)に、現在人事委員会に提訴して処分撤回の闘いを継続している7人とホットライン大阪の共催の「通知・職務命令」撤回を要求する行動(府教委、市教委申し入れ)。翌1月19日(土)には、ZAZA、ホットライン大阪共催(2.11集会実行委員会等協賛)で処分撤回、通知・職務命令撤回、提訴支援の「『君が代』不起立処分撤回!人事委不服申立者を支援する集い」(国労大阪会館)を行う。

※1月15日(火)午後に不服申立者による記者会見(日程は現段階では未確定)

2.211全国集会準備について

(1)集会準備の具体化

①集会内容(案)

・10:00     実行委集合

・12:00     開場

・12:45~13:00(開会前) 若者を中心としたパフォーマンス 15分

・13:00~13:20 開会宣言と基調提案(「建国記念の日」反対の主張を含む) 20分(実行委)

・13:20~14:05 講演 田中伸尚さん 45分

・14:05~14:15 休憩 10分

・14:15~15:40 全国各地、被処分者・弁護団、橋下「教育改革」等に反対する各団体・個人等からのアピール  85分

(内訳案)

東京・北海道(各10分)、

大阪被処分者+弁護団を代表して(10分)

各団体から、「入れ墨」アンケ拒否処分、WTC提訴、

学校選択制導入問題、授業評価アンケート導入問題、

障がい者ネット、ピースおおさかと歴史教育攻撃、

朝鮮学校無償化と補助金交付問題、「子どもの家」廃止問題、

大阪市ゴミ収集民営化、がれき受け入れ問題等

(以上の10者+東京・北海道以外にも全国3者くらいとして、4分×13名で52分)

・15:40~15:50 行動提起と新たなネットワークについての提案  10分(実行委)

・15:50~15:55 集会決議 提案と承認  5分(実行委)

・15:55~16:00 閉会宣言とデモについての連絡  5分(実行委)

・16:15~17:30 デモ行進(天王寺区民センター→なんば)

 ◆「保育」の体制が可能かどうか、至急に可能性を探る。

ともかく、区民センターの小部屋を一室は至急に確保する。

②集会チラシ案、チケット案の内容検討と確定

・集会本チラシ案 (別紙)  当面 3万枚印刷

・集会参加協力券案(別紙)  5千枚印刷済み(通し番号を手作業で入れた)

③集会チラシ、チケットの配布とチケット集約の方法等

・集会本チラシ

・集会参加協力券案  手作業で通し番号を入れ、すべて金券として扱う

   当日精算券は作成しない。

 ・配布と集約の具体案

チケット配布窓口(M・Yさん)

チケットを持ち出した人は、通し番号を窓口に申告し、金券としての配布と集約に責任をもつ。

④発送作業

・集会チラシ他の発送作業  12月22日(土)時間:午前10時~午後4時頃     場所:大阪教育合同労組事務所(エルおおさか前)

    発送物: 2・11集会本チラシ(各2枚)、仮チラシ(マスプリ用1枚)、

         1・19集会チラシ、2・11集会賛同の呼びかけ、振込用紙、

 ◆賛同者・別途申込者へのチラシ、チケットの郵送は、別便で送るが、この日に発送作業を行う。

・チラシ多数枚数の配布の依頼

依頼先の集約 12月20日までに、(井前)に集約 imae@shore.ocn.ne.jp

各労働組合や市民団体、個人等に依頼、あわせて集会賛同のお願い

(2)集会賛同の拡大

 ・タスクチーム

 ← 12月17日(月)事務局会議、22日(土)発送作業の際に相談したい。

3.新たなネットワークの具体化に向けて~タスクチームによる検討を早急に

(1)検討協議のための会議の呼びかけと運営

①1月19日(土)午前10時~12時(国労大阪会館) ネットワークの具体案提案

※ネットワークへの参加の可否を各団体・個人に2月10日までに意志表示していただけるよう提案。

②2月10日(日) 午後1時~5時  エルおおさか708号室

(2) 新たなネットワークの具体化に向けて

・2月11日集会後の運動団体としての「会」(全国○○ネット)の立ち上げ

     ――― そのための合意形成

・具体的な取り組み内容の提起

    ――― 最初の取り組みとしての「共同パンフレット」

 ■2・11全国集会の基調報告、田中伸尚さんの講演と各地、各団体の報告を基にして共同でパンフレットを作成する。これを最初の取り組みとする。

・学校、職場、地域、労働組合、市民団体、個人の連携の動きをつくること

   ――― 職場の取り組みを起こすこと、多様な労働組合の連携、市民との連携

・連携のための全国ニュース発行と拡大

・財政基盤

4.諸行動の企画、呼びかけ、実施

(1)府、市教委への年内の申し入れ、交渉、行動(2012年処分を撤回せよ!教育長通知出すな!職務命令出すな!)

 ・対大阪府教委、対大阪市教委  申し入れ書 (別紙)

 ・直接の申し入れ行動の具体

※下記、1月16日に予想される大阪府教育委員会議の前に、処分撤回申立者記者会見と合わせて、処分撤回署名の提出とともに行うか。19日の集会前日に行うか。

(2)府、市議会(教育振興基本計画、授業アンケート、学校選択制等の動き)

■大阪府議会9月定例会

11月28日 総務常任委員会 民主党要求で大阪府「政治行為規制条例」等に関する参考人質疑

参考人は根本到大阪市立大学・大学院法学研究科・教授で、質問者は民主会派の中村哲之助氏。

今後、11/30本会議、12/18本会議、12/19総務常任委員会、12/20決算特別委員会(知事質問予定)、

12/21本会議(一般質問)、12/25本会議(一般質問)、12/27本会議(閉会)と延長された。

■大阪府教委 教育委員会議他

12月21日「12月教育委員定例会」で、「評価・育成システム」改悪の方向性を明らかにし、

1月16日の1月定例会で決定する予定という情報

     ← 1月定例会は、卒業式への通知・職務命令も出す可能性?

■大阪市教委

11月27日「大阪市教育振興基本計画」改訂素案決定

12月  4日「大阪市教育振興基本計画」(改訂素案)へのパブコメ開始

大阪市教育委員会事務局総務部総務課企画グループ

5.その他

第4回事務局会議 12月17日(月)   時間:19:00~ 場所:エルおおさか

発送作業     12月22日(土)  時間:10:00~ 場所:教育合同労組

第4回実行委員会 12月26日(水)  時間:18:00~  場所:エルおおさか

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映画「フタバから遠くはなれて」

2012-12-12 22:24:53 | 当該から

※ZAZAの一員山田肇さんの映画案内です。ご覧ください。

なお、双葉町の井戸川克隆町長は12月10日、双葉地方町村会の会長を辞任。

「中間貯蔵施設」の現地調査受け入れ協議の会議を欠席したことで辞任を求められたことが契機となっているようです。

しかし、井戸川克隆町長は「生涯、中間貯蔵施設を受け入れることはない」と断言しています。

 

映画「フタバから遠くはなれて」の案内
 
この映画は十三のシアターセブンで、年末までやっています。
朝日新聞の「プロメテウスの火」に、連載されていた井戸川克隆町長も、この映画に登場されます。
 
10/25の朝日新聞の「論断時評」に高橋源一郎さんが、次のように書いています。
「最初は、政治家たちに『原発立地』の立場から弱々しくお願いするだけだった町長は、
やがてこの国の正体に気づき、変貌していく。」と書いています。
「同時に発売された単行本=『フタバから遠く離れて』の中で・・
こんな事態に陥ったのは、物事の隠蔽を可能にさせている国民性であると述べた町長は、
最後『民主主義とは何か』という問いに、こう答える。
『代務者、代議員にすべてを任せるのとは違う・・・
任せられる者と任せる者との信頼関係の下に隠蔽や偽りがない代務を行うことを原則として、
任せられた者は任せた者の意向を勝手にできない約束ができていることが大切です。
・・・〈信頼〉に大きな権限を与え、代務者に資格基準を求め、
品性、品格、正義がなければならない。」
「故郷を失った、小さな、東北の町の長の口から、民主主義に関するもっとも深い考察が語られている。」
 
橋下徹氏に聞かせたいことばです。
私は、一つも橋下氏に任せてはいないけれど、投票した人は、君にすべて「白紙委任」なんか、してないよ。
公務員や教師を敵にしてバッシングしたり、質問しただけの毎日放送の斉加記者を一方的に
「勉強してから来い」とののしる、そういう「品性、品格」では、長たる「資格基準」から大きくはずれている。
もちろん「正義」なんてものは、かけらも、持ち合わせていない。
井戸川克隆町長のことばを写しながら、対極に橋下氏が浮かんできて、書きましたが、映画の紹介をしようとしたのでした。
 
「原発事故によって福島の人たちの多くは避難生活を強いられた。
中でも、双葉町民は、遥か『遠く』、約200km離れた埼玉県の廃校にその居を移した。
それから1年半以上、いまも一部の人たちは、そこに住み続けている。
『難民』は『遠い』世界にの出来事ではなく、ぼくたちの国の中に存在しているのだ。」
(「  」の中は、すべて、10/25の朝日新聞の「論断時評」、高橋源一郎さんの文)
 
ぜひ、時間を見つけて、映画を見に行きましょう。
 
 
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