グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

入れ墨調査は憲法違反!~12月20日朝ビラにご協力を~

2012-12-19 22:04:19 | 
※「君が代」不起立処分と入れ墨調査拒否処分は、同根の問題。入れ墨調査拒否不当処分を闘う矢野幸一さんからのメールを紹介します。
 
 
12月20日午前7時30分から大阪市立総合医療センター玄関集合で朝ビラを行います。
 
参加者が少ないので、ご協力をお願いします。
 
アクセスは、JR桜ノ宮駅下車または、地下鉄都島駅下車です。
 
 
 
ビラ原稿は下記
 

大阪市病院局は不当な人事考課を撤回せよ!

 

 

入れ墨調査は憲法違反!

 

 

橋下市長は全職員を対象に入れ墨の有無について業務命令として調査を行いました。しかし、この調査自体は憲法で保障されている個人のプライバシーを侵害するもので、憲法違反行為です。そして、この調査を拒否した6名の職員に対して戒告処分を行うという二重の誤りを犯しました。現在人事委員会で審査中であり、いずれ裁判も含めて審判が下されるものと思われます。

 

病院局の行った人事考課評価は不当・悪質!

 

十三市民病院に勤務する看護師の森組合員に出された人事考課評価は、極めて不当・悪質なものでした。森組合員は、入れ墨調査を拒否して戒告処分を受けました。このことで「規律性」「市民志向」で1点(期待レベルを大きく下回った)という評価を受けました(5段階評価で3点が期待通り)。このことで一時金に反映される人事評価が従来のAランクからCランクに下げられ、一時金の支給額も削減されました。さらには、「現在の職務に対する適性」では「やや適性を欠く」との評価を受けました。

 

森組合員の昨年度の人事考課評価は「市民志向」が4点、「現在の職務に対する適性」は、「大変適している」というものでした(「規律性」は今年度から追加された項目)。入れ墨調査を拒否したことで、看護師としての適性までも否定した病院局の対応はあまりにも悪質だと言わざるを得ません。

 

看護師として仕事をするうえでの適性は、看護業務について評価されるべきものです。それを入れ墨調査を拒否したからと、看護師としての適性までも否定することは、人事考課制度の趣旨を否定する行為です。

 

病院局は人事考課評価をやり直せ!

 

大阪市人事室が発行している人事考課制度運用の手引きによると、「人事評価」とは、「人事管理上の公正な基礎資料のひとつであり、職員が持つ資質向上及び指導監督の有効な指針とするため、職員に割り当てられた職務遂行上の業績を評価し、その過程において発揮された能力及び適性等を観察し、記録すること」となっています。

 

人事考課評価は、『職員に割り当てられた職務遂行上の業績を評価』することが重要な点です。しかし、病院局の行った森組合員への評価は公正ではなく、極めて恣意的であり、人事考課制度の趣旨からも外れています。

 

このような不当・悪質な人事考課評価をやり直させるために、ご支援・ご協力をお願いします。

 



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下地さんに対する不当な10日間の勾留延長に抗議の声を

2012-12-19 21:57:51 | 

※グループZAZAの一員である奥野泰孝さんが、下地さん勾留延長の決定を怒りをもって伝えています。

本日大阪地裁は下地真樹さんの勾留延長請求を認めたということです。昨日の公判で勾留する法的な理由がないことが明らかになったと思っていましたが、さらに10日間も!許しがたい暴挙。法的な理由はないが、弾圧の理由はある。権力の不正を突いているから。この不当弾圧に抗議の声をあげなくては。

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下地さん「明らかにおかしい勾留理由…これでは裁判所がある意味がない」

2012-12-19 21:46:24 | 

 ※2012年12月18日下地真樹さんの勾留理由開示公判のようすを横谷和彦さんのレポート(フェイスブック)でお知らせします。

 
横谷和彦さんフェイスブックより
 
勾留理由開示公判。これは、憲法上の権利であり(憲法34条後段)刑事訴訟法82条以下に規定されている手続である。

15時10分、支援者約80名は大阪地裁正面に集められ、警備公安警察にジロジロ観られながら、抽選券の交付を受けた。大阪地裁604号法廷の傍聴席は27。当選した支援者、落選した支援者ともに6階の法廷に向かう(私は落選)。

6階に到着すると、「職員」の名札をぶら下げた裁判所事務官が約40名、廊下にズラリと並んでいる。なんじゃこの物々しい警備は?

... 事務官・廷吏の隙間を縫って、開いた扉からチラリと覗くと、臙脂色のニットを着て法廷向かって右のベンチに座る下地さんの姿が見えた。思わず拳を上げて振り回すと、下地さんも微笑み小さく手を振ってくれる。入れ替わり立ち替わり、法廷に入れなかった支援者が、狭い扉から手を振って激励する。勾留理由開示公判の、実質的な効果はここにある。勾留状を発布した裁判所に理由を問い質しても、そこで理由が覆って釈放される訳ではない。密室での執拗な取調べから一時解放させ、孤独ではないのだというメッセージを被拘禁者に伝える限られた機会、それが勾留理由開示公判なのである。

15時30分。法廷の扉が閉まり、支援者は廊下に待機。今回、裁判所は3人の合議体。下地さんの勾留は一度単独の裁判官によって却下され、検察官からの準抗告が認められてのものだったようだ。

なぜか傍聴席に一つ空席があり、支援者が地裁総務課に入廷させるよう申し入れるも容れられず。ただでさえ少ない傍聴席なのに、と支援者の間に口惜しさが広がる。

扉が閉まり開廷。裁判長による勾留理由の説明や弁護人の意見陳述と中で手続が続くうち、不意に法廷から凛とした声が聞こえてきた。下地さん本人が意見陳述を始めたのだ。

「明らかにおかしい勾留理由。勾留を正当化する理由など何一つないではないですか。今日も検事調べで、『黙秘を続けてると出られませんよ』と言われた。黙秘権は被疑者の権利。なぜ正当な権利行使が不利に働くのか、なぜそれを裁判所が追認するのか!これでは裁判所がある意味がないではないですか!!」

途中、裁判長から「そんなに大きな声でなくても聞こえますよ」と言われても、なお響きわたる下地さんの意見陳述に、廊下の支援者からも拍手が沸き起こるも、警備の事務官らは目を伏せて微動だにしない。

やがて、法廷内から人々の立ち上がる物音がして、法廷の扉が開く。

その間約40分。これが、日本国憲法第34条後段「又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。」によって護られた“基本的人権”であり、“デュー・プロセス”なのだ。
— 場所: 大阪弁護士会館
写真: 勾留理由開示公判。これは、憲法上の権利であり(憲法34条後段)刑事訴訟法82条以下に規定されている手続である。    15時10分、支援者約80名は大阪地裁正面に集められ、警備公安警察にジロジロ観られながら、抽選券の交付を受けた。大阪地裁604号法廷の傍聴席は27。当選した支援者、落選した支援者ともに6階の法廷に向かう(私は落選)。    6階に到着すると、「職員」の名札をぶら下げた裁判所事務官が約40名、廊下にズラリと並んでいる。なんじゃこの物々しい警備は?    事務官・廷吏の隙間を縫って、開いた扉からチラリと覗くと、臙脂色のニットを着て法廷向かって右のベンチに座る下地さんの姿が見えた。思わず拳を上げて振り回すと、下地さんも微笑み小さく手を振ってくれる。入れ替わり立ち替わり、法廷に入れなかった支援者が、狭い扉から手を振って激励する。勾留理由開示公判の、実質的な効果はここにある。勾留状を発布した裁判所に理由を問い質しても、そこで理由が覆って釈放される訳ではない。密室での執拗な取調べから一時解放させ、孤独ではないのだというメッセージを被拘禁者に伝える限られた機会、それが勾留理由開示公判なのである。    15時30分。法廷の扉が閉まり、支援者は廊下に待機。今回、裁判所は3人の合議体。下地さんの勾留は一度単独の裁判官によって却下され、検察官からの準抗告が認められてのものだったようだ。    なぜか傍聴席に一つ空席があり、支援者が地裁総務課に入廷させるよう申し入れるも容れられず。ただでさえ少ない傍聴席なのに、と支援者の間に口惜しさが広がる。    扉が閉まり開廷。裁判長による勾留理由の説明や弁護人の意見陳述と中で手続が続くうち、不意に法廷から凛とした声が聞こえてきた。下地さん本人が意見陳述を始めたのだ。    「明らかにおかしい勾留理由。勾留を正当化する理由など何一つないではないですか。今日も検事調べで、『黙秘を続けてると出られませんよ』と言われた。黙秘権は被疑者の権利。なぜ正当な権利行使が不利に働くのか、なぜそれを裁判所が追認するのか!これでは裁判所がある意味がないではないですか!!」    途中、裁判長から「そんなに大きな声でなくても聞こえますよ」と言われても、なお響きわたる下地さんの意見陳述に、廊下の支援者からも拍手が沸き起こるも、警備の事務官らは目を伏せて微動だにしない。    やがて、法廷内から人々の立ち上がる物音がして、法廷の扉が開く。    その間約40分。これが、日本国憲法第34条後段「又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。」によって護られた“基本的人権”であり、“デュー・プロセス”なのだ。
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ウルトラマンは「過激な人」

2012-12-19 06:10:43 | 当該から

※グループZAZAの一員である奥野泰孝さんが、「原発あかん・橋下イラン・弾圧やめて!12・15『佐高信講演会』」に参加し、アピールを行いました。

 
 ウルトラマンは「過激な人」
‎12月15日、「原発あかん・橋下イラン・弾圧やめて!12・15『佐高信講演会』」に行ってきた。4時間の長い集会。盛りだくさんであっという間。現実をしっかり見つめた、また多くの連帯の目が生まれた充実した集まり。烏合の衆ではない、ファシズムにのまれた人の集まりでもない。「がれき問題/放射能を拡散させてはならない」と題して発言予定だった下地氏は9日に逮捕されて不在。「仲間をかえせ!」と歌い、これからの闘いを思う集まりだった。下地氏奪還というより、自分たちの戦いを下地氏と共にし、自分の闘いを始めるという感じ。君が代不起立処分も権力からの弾圧で、人々を物言わぬ奴隷にして行こうというもの。私はウルトラマンのゆるゆるスーツを着て同志と舞台でアピールした。「一人では闘わない!怪獣が大きくなるまで黙っているのではなくコツコツ等身大で闘う。シュワッチだけではだめ、いっぱいしゃべる。無表情でなく泣く悔しがる怒る笑うと表現豊かに闘う!」と言って3分をはるかに超えてしゃべってしまった。ウルトラマンは「過激な人」
 
12月15日、「原発あかん・橋下イラン・弾圧やめて!12・15『佐高信講演会』」に行ってきた。4時間の長い集会。盛りだくさんであっという間。現実をしっかり見つめた、また多くの連帯の目が生まれた充実した集まり。烏合の衆ではない、ファシズムにのまれた人の集まりでもない。「がれき問題/放射能を拡散させてはならない」と題して発言予定だった下地氏は9日に逮捕されて不在。「仲間をかえせ!」と歌い、これからの闘いを思う集まりだった。下地氏奪還というより、自分たちの戦いを下地氏と共にし、自分の闘いを始めるという感じ。君が代不起立処分も権力からの弾圧で、人々を物言わぬ奴隷にして行こうというもの。私はウルトラマンのゆるゆるスーツを着て同志と舞台でアピールした。「一人では闘わない!怪獣が大きくなるまで黙っているのではなくコツコツ等身大で闘う。シュワッチだけではだめ、いっぱいしゃべる。無表情でなく泣く悔しがる怒る笑うと表現豊かに闘う!」と言って3分をはるかに超えてしゃべってしまった。ウルトラマンは「過激な人」。
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下地さん勾留開示公判報告

2012-12-19 06:05:22 | 当該から

12月18日、下地さんの勾留理由開示公判がありました。グループZAZAの一員である奥野泰孝さんのレポートを掲載します。

下地さん勾留理由開示公判報告

今日は、下地さんの勾留理由開示公判の傍聴で大阪地裁の法廷に行ってきた。午後休みをとり、まず、大阪府庁へ。私の処分を巡って人事委員会闘争を府教委としているが、府教委提出書類処分の私の処分に関わる書類の一部がスミヌリだったので、個人情報開示請求のためです。その手続きの後、中之島を15分ほど走り大阪地裁へ。85分の24確率の抽選で当選。法廷で傍聴。約40分の公判。裁判官の勾留理由の説明。弁護士の質問と反論。そして下地さんの意見発言は7分ほど。法廷に入れなかった廊下にいる人たちに聞こえるように大きな声で発言された。怒りの声、しかし他者にそして敵対する他者に対しても優しさと憐れみを含んだ言葉だった。内容についてはしっかり整理して報告します。私もしっかりせなアカンなと思いました。人権の問題。表現の自由の問題。国家と個人の問題。私は最近絵をあまり描いていない。しかししびれるような表現がしたい。しびれるような表現が観たい。そのために表現の自由のためにも闘いたい。写真は公判が始まる前、法廷内に傍聴に入ってくる仲間の顔を見て笑顔になる下地氏(スケッチ奥野)。後ろは弁護士(弁護士の裁判官を追及する意見もとてもよかった。正当な理由なく逮捕し勾留する理由が明らかになった公判だった。
今日は、下地さんの勾留理由開示公判の傍聴で大阪地裁の法廷に行ってきた。午後休みをとり、まず、大阪府庁へ。私の処分を巡って人事委員会闘争を府教委としているが、府教委提出書類処分の私の処分に関わる書類の一部がスミヌリだったので、個人情報開示請求のためです。その手続きの後、中之島を15分ほど走り大阪地裁へ。85分の24確率の抽選で当選。法廷で傍聴。約40分の公判。裁判官の勾留理由の説明。弁護士の質問と反論。そして下地さんの意見発言は7分ほど。法廷に入れなかった廊下にいる人たちに聞こえるように大きな声で発言された。怒りの声、しかし他者にそして敵対する他者に対しても優しさと憐れみを含んだ言葉だった。内容についてはしっかり整理して報告します。私もしっかりせなアカンなと思いました。人権の問題。表現の自由の問題。国家と個人の問題。私は最近絵をあまり描いていない。しかししびれるような表現がしたい。しびれるような表現が観たい。そのために表現の自由のためにも闘いたい。写真は公判が始まる前、法廷内に傍聴に入ってくる仲間の顔を見て笑顔になる下地氏(スケッチ奥野)。後ろは弁護士(弁護士の裁判官を追及する意見もとてもよかった。正当な理由なく逮捕し勾留する理由が明らかになった公判だった。
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