立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

常東用水に小水力発電所建設・・・常願寺川(東岸)堤防道路を南へ走る

2015年11月13日 | Zenblog
 天気が良く、常願寺川右岸堤防を南へ向かって走りました。目的は富山市大山地区から晴れた立山を眺めるためです。立山を横に眺めながら走っていると、常東用水路に面した田んぼに土盛りがしてあるのが目につきました。やがて理由が分かりました。

(1)田んぼの煙

 田んぼから煙がたなびいているのが、いかにも秋の風情です。

(2)立山主峰の冠雪

 上流(南)へ西大森あたりになると、立山の景観が変わります。立山主峰(雄山など)が大日岳の右にはっきりと冠雪の姿を見せます。

(3)剱岳が鋭く

 剱岳の山容が、いつも見ているより鋭くなって見え、より「剱」らしくなります。

(4)常東用水脇の田んぼに土の山、なぜ?

 さらに走ると、常東用水路が干上がっていて水路に接する田んぼ一枚一枚に表土を削った土を盛り上げてあります。何のためか不思議です。考古学の発掘か?土壌改良のためか?

(5)まもなく「発電所の建設工事をしています」の看板

 仁右衛門用水の分岐点に入るところに、この看板が出ていました。ひょっとしたら関係があるのかもと思いそちらへ向かいました。

(6)常東用水と仁右衛門用水の分岐点で掘削工事

 以前に何回も訪れた分水点のある水神様を祀る木があるところで、大がかりな掘削とコンクリート工事が行われています。工事関係の人に聞くと「小水力発電の建設工事をやっている。ここから導管で1キロ半ほど下流まで水を流しそこへ小水力発電所を建設する」とのことです。

(7)小水力発電のための導管・分水工事

 常東用水路とは別にパイプで導水するための分水点の工事のようです。ここで分水をするようです。

(8)小水力発電所に導水するためのパイプ(導管)か

 このようなパイプを土盛りがしてあった田んぼの下に埋め込んでいくのかもしれません。そのために田んぼの表土(土壌)を予め除去していたのでしょう。

(9)下流の工事

 下流田んぼへの導管埋設工事が始まっているのでしょうね。そのため用水路は干上がっていたのです。

 扇状地の急流を利用した小水力発電所がまたひとつ生まれることになります。
 わたしは、さらに上流からの立山を見るために走ります。(明日に続きます)

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コメント (2)
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