立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

富山の春はチューリップ(1)

2007年04月19日 | Zenblog
 チューリップといえば砺波地方(県西部)が知られていますが、富山県東部でもかなり栽培されています。今がチューリップのシーズンです。いよいよ本格的な春ということでしょう。
 これは滑川のチューリップ畑です。彩りの鮮やかさは、雪国特有のくすんだ色を吹き飛ばします。向こうには富山湾の静かな海と、さらに向こうに能登半島が霞んで見えます。
 何回かに分けてチューリップシリーズをお送りします。

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謹んで白い花を

2007年04月18日 | Zenblog
 昨日はショッキングな一日でした。アメリカ・バージニア工科大学で銃乱射によって32人が死亡しました。そして、長崎市では伊藤一長市長が組員に撃たれて死亡しました。
 暴力・殺人が日常的になってきています。昨日の事件は大きく報道されていますが、イラクでは米兵の数の何十倍(ではきかないかもしれない)ものイラク人(実数は分からず、十何万とも何十万人ともいわれる)が日常的に死んでいます。
 平和なはずの日本でも、子どもが虐待で死んだり、いじめなどによる自殺で死ぬのが不思議でなくなり、大人の自殺・他殺(他殺的事故死や他殺的病死もある)が死亡原因の大きな部分を占めるようになりました。
 今の社会は、人間の生命を尊ぶ方向には進んでいません。軍事を排して平和を求めたり、暴力・殺人を排して和解と生活安定を求める方向ではありません。平和と和解と静かな生活の願いも込めて、白い花を謹んで手向けます。

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アメリカハナミズキの開花

2007年04月17日 | Zenblog
 三十分ほど前、庭のハナミズキに赤いつぼみのようなものが見えたのでカメラを持って出たら、そのつぼみがだんだん開き始めて、みるみるうちに花びらを広げていきました。カメラを構えている間にも、どんどん動いていくのです。
 花が開く過程を、こんなふうに見たのはないことです。驚きました。スロービデオで撮ったのはよく見ますが、目の前で花が実際に動いて開いていくのにはびっくりしました。花の全開まで、どういう過程をたどるのでしょうか?

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踊る大漁旗

2007年04月16日 | Zenblog
 岩瀬漁港の漁協の建物の角を曲がったら、くらくらっとするくらいに、カラフルな大漁旗が翻っていました。最初、何が起こったか分からないような、めまいでも起こしたような感覚でした。
 色彩が鮮やかで、華やかで、めったに目にしないような圧倒的な迫力がありました。漁船にかかげる大漁旗とはこんなものだったんだ、と改めて見直しました。危険な海の上での大勝負に勝って、大漁を手にしたときの爆発的な喜びの、あるいは祝いの表現としては実にふさわしいと感じました。十何枚かのみな同じ船名の入った大漁旗です。
 豊作を喜ぶ農家の表現とは、まったく異なるものを感じました。

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なぜ大漁旗?

2007年04月16日 | Zenblog
 富山に来て10年ですが、大漁旗に出会ったのは初めてです。漁船一隻だけが揚げているというのも少し気になり、何が大漁だったのかを近くで釣りをしている人などに聞いてみたのですが「さあ?」というばかりで、・・・一人の人は「ホタルイカかなあ、ヤリイカもまだ獲れるけれど・・」とはっきりしません。漁協の事務所も休みで閉まっていました。
 以前、紀伊半島や伊勢など、正月に車で走ったとき多くの漁船が大漁旗を翻していたのを思い出しました。しかし、今は別にそういう行事があるわけでもなく、一隻だけ揚げているのは、ひょっとしたらと私なりの推理をしました。この船の持ち主か関係者の祝い事、ひょっとしたら結婚式でもあったのだろうか、・・・という推理です。
 事実は、今もわかりません。

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ハクモクレンが語りかける

2007年04月15日 | Zenblog
 こういう家は、土地と家をあわせていくらいくらで買つたというような家ではありません。
 むしろ、屋敷の守り神さんがおられて、長い間この家を守り続けてもうすでに何代も経ちました、といった風情があります。またこの家の脇の通路を通って何代もの人々が出入りし、ここでかつて生活した人々の喜びや悲しみがまだ余韻を残していそうなたたずまいです。今現にここに住む人は、何を思っているのでしょうか。
 大きなハクモクレンが咲いていて、そういうドラマを感じなさい、と言っているようでした。小説家だったら、物語の展開が何か見えてくるのかもしれませんね。

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信楽焼のたぬき君

2007年04月15日 | Zenblog
 もう長らく滋賀県の信楽(シガラキ)には行っていません。この狸君は、信楽と私を結ぶよすがです。ちょっと見ると雌のようにも見えますが、堂々たる雄たぬきです。酒を入れる徳利と通い帳をもっています。
 信楽は懐かしいところです。窯に火が入ると徹夜で火の番をします。その付き合いをさせてもらったこともあります。何人かが集まってきて、赤々というより白く輝く炎が窯の通気口から噴き出すのを眺めたのはまたとない経験でした。
 信楽焼の品物の多くは、店内に飾ってあるのではなく外に積み上げてあって、あちこち歩き回って物色するのです。そういう大きな焼き物が多いということです。古い友人の一人K君はもう高校生の頃から友だちを誘って、海外に輸出する大量の信楽焼をトラックに積み、学校をサボって名古屋港まで運び通関手続きまでしていました。彼は、今ではもう信楽焼産業の重要な担い手となっています。
 信楽焼の狸君は、ときとしていろいろな思い出話を私に語りかけてくれます。

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山道でついにパンク

2007年04月14日 | Zenblog
 今の車は、お嬢様がハイヒールで歩いているようなものでしょうか。山道に踏み込もうものなら、底は擦るは、車の塗装がはげたり傷がついたりしそうな気分になるは・・・。そしてついにパンクしてしまいました。人っ子一人、車など絶対に通りそうもない、ケイタイも通じなさそうなこんな山奥で・・・。仕方がない!荷物を下ろしてスペアタイヤを底から取り出して、ジャッキで上げて、・・さてスペアがうまくはまらない!あわてていたからですが。やっとの思いで魚津の町まではい出てきました。
 これまでから思っていましたが、家の中にでも飾って、ピカピカの廊下ででも遊ぶようなオモチャ車ばかり作らないで、もっと実用本位のたたいても蹴飛ばされても平気な車がいいなあ。RV車でなくても、車は本来そういうものでしょう。
 かなりつらかったので、当たり散らしてごめんね。

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山吹の花

2007年04月14日 | Zenblog
 魚津の山奥、林道といっても車が通れるぎりぎりの土道を入っていくと、もう少しで行き止まりになる直前、雑草に混じって黄色が鮮やかな山吹の花が咲いていました。わざとだれの目にも触れないように咲いているかのようでした。
 そういう花に偶然にも出会うと、非常に得をした気分になれます。桜を見るときとまったく違う気分ですね。

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紅白おみごと

2007年04月13日 | Zenblog
 車で走っていて、一瞬目を疑いました。何という紅白の、まるで「お祝い」の手の込んだ演出か!?
 桜ではありません。ハクモクレンとシモクレン(白木蓮と紫木蓮)の巨木でした。白い立山を背景にして、こんなに凝った春を寿ぐ演出は見たことがありません。そのことを計算して植えた人がいるとしたら(現実にいるわけですが)、敬意の表わしようもありません。参りました。

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水辺の桜、今盛り

2007年04月13日 | Zenblog
 水辺の桜は、美しい。立山に端を発する白岩川の桜がやっと満開になりました。もうすぐそこに波の打ち寄せる海への河口がある、ということが信じられないぐらい落ち着いた水際の桜です。近景の桜、中景の桜、そして遠くにはまだ白い山々、その間を豊かな水がつないでいます。

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にぎやかな笑い声が響く

2007年04月12日 | Zenblog
 団地のなかで、女の子たちの笑い声が響きます。バレーボールで遊んでいます。
 私がこの団地に引っ越してきた頃、すでに団地ができて30年以上がたっていました。古い団地の例にもれず、高齢化が進んでいます。団地内の私の家の前に県営の集合住宅(つまりアパート)があり、そこには若い夫婦などが住んでいて、子どもたちの騒ぐ声、若い母親の叱っている声が聞こえていて、にぎやかでした。それが気に入っていました。もう今は、新しい居住者を受け入れていません。空室が多いです。
 子どもたちも見る間にどんどん大きくなり、子どもたちもその親たちも去っていきます。女の子たちのバレーボールに興じている姿と声が貴重なものに思えました。

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保育園に桜咲く

2007年04月12日 | Zenblog
 保育園に桜が咲いています。子どもたちの声も聞こえてきます。もうじき親たちが迎えにやって来るようです。
 桜並木ではあまりそういうことは感じませんが、そこそこの大きさの桜が一本とか二本あるとき「桜の下には死体が埋まっている」という言葉がつい思い出されてしまいます。桜の花には、そういう妖艶さとか、臈たけた感があって、不思議さと少しの怖さがつきまといます。
 保育園の桜には、それがありません。安心して見ていられます。子どもの声や若い母親が迎えに来る声や、先生の活発な動きにふさわしく咲いています。臈たけた桜も悪くはありませんが、この桜のように、そういうものを寄せ付けない桜もいいものです。

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松林の下が緑で明るい

2007年04月11日 | Zenblog
 浜黒崎の古志の松原のなかを通っていてふと気づきました、今まで暗かったのに明るくなっています。松の下に一斉に草が萌えだして明るくなっているのです。そこに陽がさして、その緑の陰影が美しい。
 季節が、常緑樹の松の林の中でもめぐっています。あちこちには、ハマダイコンの群落も明るさを添えています。松林の前に広がる海も、もう冬の海ではありません。

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自転車に乗ろう

2007年04月11日 | Zenblog
 確かに自動車で走っていると、見えているものが少ないです。帯広畜産大の杉先生は「車は速すぎて、人間の認知速度ではない。他人への思いやりを可能な限り深めることが文明化であるなら、車は文明の利器かも知れないが、文明を破壊する道具ではないか」(朝日新聞)と言って吹雪の日も零下30℃の朝も歩くそうです。
 私にはそういう根性がありません。でも車ばかり乗っていると、ほとんど大きなものしか見えていないことには気がついています。だからといって、杉先生のようには歩く馬力がありません。
 妥協点が自転車(マウンテンバイク)です。わがMTB「ロシナンテ」にうち乗って走っていると、他人や草花その他の微妙な変化にもまあまあ気がつきます。そして、あまり労せず比較的広範囲を移動し景色の変化も味わえます。しかし、「一番中途半端じゃないか!」と言われそうですね。私は、自分の身の丈に合っていると思っています。

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