デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

最後のアダプタ作成-その4 (大穴あけ)

2008年11月12日 19時41分52秒 | Weblog
今日の工作は一番大変な大穴あけを行った。
始めにご紹介したとおり、チンケな道具でガリガリ、ゴリゴリ、ギリギリと
作業するばかりだから大きな穴をまん丸にあけるのは大変なことだ。


↓ パネルにコンパスで円をケガキして、その内側をポンチを打っていく。
   同じような間隔でポンチを打つのはなかなか難しいんだよ・・・・



↓ 一回りポンチを打ち終わったら、いよいよ穴あけだ。
   穴の数も多いし、アルミ板の厚さも3mmとなると大変なので電気ドリルを使う。
   この電気ドリルは父親が買った電動大工セットの一部でもう40年以上も前のものだ。   



↓ ケガいた円の周りに空いたぼつぼつの穴を切り離すと、ぽっかり大穴があくというわけ。



↓ がりがりの大穴をヤスリで削って真ん丸い大穴にしていく。
   削り過ぎないように慎重に行わなければならいよ。



↓ チューブがぴったりとはまるように、慎重に削っていく。 これがなかなか難しい。



↓ チューブの取り付け穴や取り付けベースとの結合の穴をあける。
   取り付けベースとの結合穴は光軸調整をしなくてはならないので、長円をあける。



↓ チューブを取り付けたパネル。 四隅の面取りもしてほぼ出来上がった。



↓ 次は取り付けベース(W300を載せる台になる。)の作成だ。 



↓ だいたいの切り込みができたところでW300を載せてみた。 まぁ、まぁ、かな?



↓ 切込みがほぼ終わった取り付けベース。 これからパネルの取り付け穴やレリーズステーを
   取り付ける準備をしなくてはならない。  



取り付けベースにW300を取り付けてみたときに、やっぱり問題が発生した。
この問題はZ式アダプター(実習生式アダプター)にとっては厄介な問題だ。
なんでW300の三脚取り付け穴はこんな端っこにあるんだろう!
ベースに取り付けて三脚ネジをきつく締めると反対側の端っこが持ち上ってしまう。
カメラ底と取り付けベースの面が密着しないので摩擦力が働かず、カメラを固定でき
ないのだ。  この問題はアダプターを設計しているときから心配していたことだが、
「まぁ、大丈夫だろう・・・」と工作に入ったが、やっぱりダメだった。
ここまできた以上は引き返せない。 何とか工夫して乗り切ろう。
あぁ、疲れた・・・・ 今日はこれで作業を終わります。

どうぞ次回の奮闘をご期待ください。

コメント (4)
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