何でもブログねた スターリングエンジン工作実習 （ 回ってくれました！）

２０１０／９／１５（水曜日）　曇り


早く重いフライホイールを作ってテスト運転してみたいのだが、午前中はお代官さまの
お供で思うようにいかない。
やっと開放されてすぐホームセンターに飛んで行き、材料を買ってきた。
もう３時近い。　何か雨が降りそうな空模様だ。
でも、早く作りたい一心で、作業台や工具を用意してフライホイールを作り始めた。


↓　　今度は厚さ３ｍｍのアルミ板。　３ｍｍ厚になると切断するのにちょっと骨が折れる。


↓　　角、角を切り落として円盤に近づけていく。　



↓　　最後はヤスリで角を削って丸い円盤にする。　　（あっ、円盤って丸いに決まってるよねぇ・・・）
　　　直径は１２ｃｍ、前のものより大きさも重さも段違いだ。　　　



もう辺りは暗くなってきた。
明日にしようか、と思ったが明日は来客があり、工作はお休みだ。
よーし、何とか頑張って今日中に作りあげよう。
写真なんか撮ってる余裕がなくなりました。


何とか出来上がった。
一刻も早くテスト運転をしてみたい。
夕食もそこそこに、自室に戻りテストの準備を始めた。
このテストには火を使わなくてはならない。
燃料はキャンプなどで使う固形燃料にした。
お代官さまはとても怖がりで、実習生が机の上で火を扱うのなんか
とても許可はしないが、今夜ばかりは強引に許可を取ってテストを
実施した。


作り上げたスターリングエンジンはなかなか動いてくれない。
何度も何度も手でフライホイールを回してみる。
そのうち手に伝わる感触が変わってきてエンジンは自力で回ろうとしてきた。
そしてついに自力で回転しだした！

やったよ！　動いたよ！　感激だ！

だけど回転は力なくヨタ、ヨタ、という感じで今にも止まりそうだ。
でもまぁ、ピストンやクランクが動作してそれを見ているだけど面白い。
隣の部屋にいたお代官さまを呼んできて、その動作を見せてあげた。

お代官さまは　「ふーん、回ってるね・・・　これで何をするの？」。

「いや、ただ回すだけだよ、　面白いだろう？」　と実習生。

「なぁーんだ、バカみたい。　火に気をつけてよ！」　と、のたまって去って行ってしまった。

うーん、確かにこんなことをして喜んでいる実習生は「バカみたい」どころか本当のバカだね。


↓　　テスト運転中のスターリングエンジン。　リンクやフライホイールの回転がわかるだろうか。






コンデジジで動画を撮影した。
動画をアップできればいいのだけど難しそうなので諦めます。



↓　　　一応完成したスターリングエンジン。　　




ネットの情報を見よう見まねでいい加減に作ったスターリングエンジンだけど
何とか自力で回ってくれた。
フライホイールが重過ぎるかもしれない・・・
ディスプレイサーピストンが細すぎるかもしれない・・・
などなど調整をすればもっとよく回ってくれるかも知れない。
まぁ、また時間があったら挑戦してみよう。