デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

何でもブログねた   スターリング・エンジン改良(その2)

2010年09月28日 20時40分09秒 | Weblog
2010/9/28(火曜日)  雨のち晴れのち曇り


今日も朝から雨降りだ。
先日工作したスターリング・エンジンの気になるところがあるので改良してみた。
改良後の動作テストでは結果は良と出てくれた。
エンジンの回転数は少しは上がったと思う。


気になること1

ディスプレイサーピストンの心棒に真鍮丸棒を使った。
参考にしたサイトのものはステンレスの丸棒を使っている。
先日、東急ハンズで買い物したが、ステンレス丸棒が品切れだったので
真鍮丸棒で間に合わせた。
その後ステンレス丸棒を入手したので改良してみたい。

気になること2

ディスプレイサーピストンが細くて試験管との隙間が大きい。
だからパワーが出ないし、回転数が上がらないのかもしれない。
今度はもう少し太くしてみたい。



↓  ステンレス丸棒と真鍮丸棒の差。 固さが違うのだ。 手元は平行に置いてあるが、先端に行くと
    垂れ下がりにこれだけ差が出る。  なるほど・・・ 納得!




ディスプレイサー(試験管で代用)の中のピストンが動作するときは壁面(試験管面)に
触れないよう中心部に設置しなくてはならないが(摩擦を防ぐため)、真鍮では軟らかくて
ぶらぶらブレて壁面に触れてしまうのではないだろうか・・・
やっぱりここは硬いステンレス丸棒にしなくてはならない。


↓  ディスプレイザーピストンの心棒をステンレスにした。 やっぱり真鍮より硬くてネジ切りが少し大変だった。



↓  ピストン棒をステンレスにして作った。 このゴム栓を試験管にはめる。



↓  ステンレス丸棒にスチール・ウールを巻きつける。 最初は細くしっかり巻きつけて抜けないようにする。
 




↓  その芯に広げたスチール・ウールを巻きつけて太くしていく。



↓  試験管の中に収める。 壁面に触れないようにゴム栓の取り付け調整をする。



新しく作ったディスプレイサーを取り付けて試運転をしてみた。
おぉー、よく回る! 回る!  前より回転数が上がってるみたいだ。 
カメラを使って回転数を調べてみよう・・・・と、部屋に入ってみると・・・
残念、今実習生の家はリホーム中で二階に大工さんがいて階段が使えない状態だ。
仕方がない、大工さんの仕事が終わるまでは居間でテレビでもみていよう。

「・・・・ ひかえろ、ひかえおろう・・・ ここにおわす方をどなたと心得る・・・
この紋所が目に入らぬかぁ・・・ 」 なんて久しぶりに見ちゃったよ。

暗くなってきてやっと大工さんが引き上げた。
あれ、もう食事だよ・・・  早く食べてお仕事、お仕事、実習生のお仕事はこれからだ。


↓  新、旧のディスプレイサーを並べてみた。 試験管は同じ大きさです。


↓  ピストンの様子。  試験管に摩擦なく入る範囲でなるべく太い方が良い。



↓  再度セットアップしてテストを始めた。






↓  カメラのS.S.を1/10秒で撮影。 薄赤い部分が半分ちょっとある。 これだと大体秒5回転ぐらいかな?



↓  これは1/20秒で撮影。 赤い部分は1/4ぐらいかな? やっぱり秒5回転ぐらいだ。



↓  1/30秒の画像。



↓  1/50秒で撮影した画像。 赤い部分が1周で秒50回転ということだから、やっぱり大体5回転ぐらいか?



火力を強くすれば回転数は上がるかもしれない。
明日は外でもっと強力な火で炙ってみよう。
目標は秒10回転!
どうだろうかか・・・・・・





コメント (2)
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