2013/05/12 (日曜日) 晴れ
30年以上も前のマイコン TK-85 に電気を通してみたが一応正常に動作するようだ。
(キーボードの接点が接触不良気味で動作がおかしかったが接点を清掃してOKになった)
マニュアルに記載されているサンプルプログラムを入力してみると正常に動作してくれた。
次の確認は入力したプログラムのセーブとロード機能だ。
セーブはICレコーダーに録音してギャー、ピーの再生音で確認。 これはOKだ。
ところがロードがうまくいかない。
マニュアルに書いてあるとおりに操作するのだが、全然うまくいかない。
だんまり状態でエラー表示さえも出ない。
プログラムのロードが出来ないコンピューターでは使い物にならないではないか・・・・
↓ ICレコーダーにセーブしたプログラムをマイコンにロードしてみた。
ところが、何度試みてもうまくいかない。 マイコンが壊れているのかな?

↓ 入力回路を調べてみた。 何も入力していないのに波形が現れていた。

↓ こんな波形を発振している。 何でだろう? CPUが壊れているのかな?

↓ プログラムのセーブとロードに関係する端子を切り離してみた。 それでも異常な発振は止まらない。
入力部の回路が異常発振しているのだろうか?

CPUチップのシリアルデータ入力・出力の端子をソケットから外して回路から切り離してみた。
しかし、入力回路の発振は止まらない。
入力回路の増幅器や波形整形IC(オペアンプのコンパレータ)が怪しい。
↓ 入力波形を整形するIC(オペアンプのコンパレーター)を取り外した。
スルーホールの基板に半田付けされたICを取り外すのは大変だ。

波形整形ICを取り外しても発振は止まらない。
増幅用トランジスターも外してしまった。

やれ、やれ、やっと異常発振は止まった。

異常発振は止まったけど、トランジスターやICを取り外してしまったので
プログラムをロードするための入力回路は機能しなくなってしまった。
何とか修理してプログラムをロードできるようにしなくてはならない。
それには先ず、マイコンが出力するデータ波形を確認しなくてはならない。
それにICレコーダーに録音したデータがどんな波形で出力されるかも確認する
必要がある。

↓ CPUから出力されるシリアルデーターのデジタル波形とローパスフィルターを通ったレコーダー入力波形。
幅の広いパルス(1.2KHZ)は“1” 狭いパルス(2.4KHz)は“0”を表す。

↓ ICレコーダーに録音したデーターを再生したときの波形。 かなり変形している。

さて、このICレコーダーから再生出力される歪んだ波形を正確なパルスに
整形しなくてはならないのだが、うまくいくだろうか・・・・
マイコンの入力回路の異常発振原因を探して修理するよりも新しい回路を
作る方が容易かもしれない。
そこで波形整形回路を試作してみた。
↓ ブレッドボードに組み立てた波形整形回路。
トランジスタ2石アンプとバッファ、それにTTLのインバーターによる波形整形回路だ。

↓ ICレコーダーの再生出力をこの波形整形回路に通すときれいなパルスになる。

やっとセーブしたプログラムを再ロードすることが出来るようになった。
プログラムをスタートさせると正常に動作してくれた。

やれやれ、これでTK-85も使える目算がついた。
ところでこのTK-85を使って何をするの?
あぁー、そこまではまだ考えてなかったよぉー
30年以上も前のマイコン TK-85 に電気を通してみたが一応正常に動作するようだ。
(キーボードの接点が接触不良気味で動作がおかしかったが接点を清掃してOKになった)
マニュアルに記載されているサンプルプログラムを入力してみると正常に動作してくれた。
次の確認は入力したプログラムのセーブとロード機能だ。
セーブはICレコーダーに録音してギャー、ピーの再生音で確認。 これはOKだ。
ところがロードがうまくいかない。
マニュアルに書いてあるとおりに操作するのだが、全然うまくいかない。
だんまり状態でエラー表示さえも出ない。
プログラムのロードが出来ないコンピューターでは使い物にならないではないか・・・・
↓ ICレコーダーにセーブしたプログラムをマイコンにロードしてみた。
ところが、何度試みてもうまくいかない。 マイコンが壊れているのかな?

↓ 入力回路を調べてみた。 何も入力していないのに波形が現れていた。

↓ こんな波形を発振している。 何でだろう? CPUが壊れているのかな?

↓ プログラムのセーブとロードに関係する端子を切り離してみた。 それでも異常な発振は止まらない。
入力部の回路が異常発振しているのだろうか?

CPUチップのシリアルデータ入力・出力の端子をソケットから外して回路から切り離してみた。
しかし、入力回路の発振は止まらない。
入力回路の増幅器や波形整形IC(オペアンプのコンパレータ)が怪しい。
↓ 入力波形を整形するIC(オペアンプのコンパレーター)を取り外した。
スルーホールの基板に半田付けされたICを取り外すのは大変だ。

波形整形ICを取り外しても発振は止まらない。
増幅用トランジスターも外してしまった。

やれ、やれ、やっと異常発振は止まった。

異常発振は止まったけど、トランジスターやICを取り外してしまったので
プログラムをロードするための入力回路は機能しなくなってしまった。
何とか修理してプログラムをロードできるようにしなくてはならない。
それには先ず、マイコンが出力するデータ波形を確認しなくてはならない。
それにICレコーダーに録音したデータがどんな波形で出力されるかも確認する
必要がある。

↓ CPUから出力されるシリアルデーターのデジタル波形とローパスフィルターを通ったレコーダー入力波形。
幅の広いパルス(1.2KHZ)は“1” 狭いパルス(2.4KHz)は“0”を表す。

↓ ICレコーダーに録音したデーターを再生したときの波形。 かなり変形している。

さて、このICレコーダーから再生出力される歪んだ波形を正確なパルスに
整形しなくてはならないのだが、うまくいくだろうか・・・・
マイコンの入力回路の異常発振原因を探して修理するよりも新しい回路を
作る方が容易かもしれない。
そこで波形整形回路を試作してみた。
↓ ブレッドボードに組み立てた波形整形回路。
トランジスタ2石アンプとバッファ、それにTTLのインバーターによる波形整形回路だ。

↓ ICレコーダーの再生出力をこの波形整形回路に通すときれいなパルスになる。

やっとセーブしたプログラムを再ロードすることが出来るようになった。
プログラムをスタートさせると正常に動作してくれた。

やれやれ、これでTK-85も使える目算がついた。
ところでこのTK-85を使って何をするの?
あぁー、そこまではまだ考えてなかったよぉー