2013/05/14 (火曜日) 晴れ
十年ひと昔という言葉がある。
というと三十年前は「三(み)昔」とでもいうのだろうか・・・・
相当昔のことだ、ということだ。
(大型の商用)コンピュータだって、パソコンだって今では考えられないような
ものだったのだ。
パソコンは今では32ビットは当たり前、64ビットが普通になっている。
メモリーだって何ギガバイトとギガバイトの単位が普通になっている。
当時は8ビットの処理、メモリは何十キロバイトの単位だった。
もちろんハードディスクなんて付いていない。
フロッピーディスクが付いていれば高級機だった。
それでもお値段は目玉が飛び出るほど高価だったのだ。
プリンターも高価だった。
インクリボンをピンで突いて(7×8ドット程度)の文字で数字とアルファベット
程度の印字だけだ。 もちろん黒一色だ。
そんなわけで貧乏実習生にはどれも皆高嶺の花、よだれを垂らして眺めるだけだった。
当時部品を集めて自分で組み立てるマイコンが流行った。
電気工作関係の雑誌にはこういった記事がたくさん掲載されていた。
(当時若かった・・し、失礼な、オイラだって若いときがあったんですよ!)実習生も
こんな記事を読んでは見よう見まねでマイコンらしきものを組み立てては壊し、壊しては
組立てを繰り返して楽しんでいた・・・・
あるとき、秋葉原のジャンク屋でレジかなんかで使う小型のプリンターを見つけた。
数字と数種の記号しか印字できないけどメカ的にはなかなか面白そうだった。
当時はマイコンボードに繋いでいろいろ使ったものだけど、その後用済みとなって
段ボール箱に押し込められて押入れの隅で眠っていたプリンターだ。
何を思ったか酔狂者の実習生は最近、電子工作に現を抜かして押入れの中をかき回して
昔のマイコンやをプリンター引っ張り出して弄繰り回している。
そして今日も飽きずにせっせと・・・・・
↓ 段ボール箱に詰め込んで押入れにしまってあったプリンター。 箱のなかだったので埃はかぶっていないが
アルミ・シャーシーはこびり付いた手垢がカビて汚いこと夥しい。

↓ この黴は拭いても擦っても落ちない。 30年経過の勲章か!?


↓ 印字桁数は13桁。 用紙は58mm幅のロール紙を使う。
今はもう用紙もないのでA3用紙を切り取って間に合わせた。

↓ 活字が浮き出たドラム。
これが回転して目的の文字が回ってきたら小さなハンマーでインクリボンを叩きつけて用紙に印字する。
当時の商用コンピュータのラインプリンタと同じ仕組みだ。(よくわかりませんが・・・・)

↓ マイコンボードとの接続。 カードエッジにコネクタを取付けて信号を引っ張り出してある。


↓ 一応4台の周辺機器を取り付けられるようになっている。

↓ プリンターのテストの様子。

180バイトばかりのテストプログラムを手入力した。
これを先ずICレコーダーにセーブして、再ロードに備えた。
毎回、180バイトを手入力するのは大変だからね。
30年も眠っていたプリンターだけど、大した問題も無く正常に動作してくれた。
テストの様子を動画でご覧ください。
130514一昔二昔前のプリンタ
これでマイコンボード TK-85 が正常に使えるようになったことが
確認できた。
さぁーて、次はこれを何に使うかだなぁ・・・・
使う目的もなく、こんなことをやってるオイラってほんとにバカだなぁ・・・
(久しぶりの「オイラってバカだなぁ」シリーズです。)
十年ひと昔という言葉がある。
というと三十年前は「三(み)昔」とでもいうのだろうか・・・・
相当昔のことだ、ということだ。
(大型の商用)コンピュータだって、パソコンだって今では考えられないような
ものだったのだ。
パソコンは今では32ビットは当たり前、64ビットが普通になっている。
メモリーだって何ギガバイトとギガバイトの単位が普通になっている。
当時は8ビットの処理、メモリは何十キロバイトの単位だった。
もちろんハードディスクなんて付いていない。
フロッピーディスクが付いていれば高級機だった。
それでもお値段は目玉が飛び出るほど高価だったのだ。
プリンターも高価だった。
インクリボンをピンで突いて(7×8ドット程度)の文字で数字とアルファベット
程度の印字だけだ。 もちろん黒一色だ。
そんなわけで貧乏実習生にはどれも皆高嶺の花、よだれを垂らして眺めるだけだった。
当時部品を集めて自分で組み立てるマイコンが流行った。
電気工作関係の雑誌にはこういった記事がたくさん掲載されていた。
(当時若かった・・し、失礼な、オイラだって若いときがあったんですよ!)実習生も
こんな記事を読んでは見よう見まねでマイコンらしきものを組み立てては壊し、壊しては
組立てを繰り返して楽しんでいた・・・・
あるとき、秋葉原のジャンク屋でレジかなんかで使う小型のプリンターを見つけた。
数字と数種の記号しか印字できないけどメカ的にはなかなか面白そうだった。
当時はマイコンボードに繋いでいろいろ使ったものだけど、その後用済みとなって
段ボール箱に押し込められて押入れの隅で眠っていたプリンターだ。
何を思ったか酔狂者の実習生は最近、電子工作に現を抜かして押入れの中をかき回して
昔のマイコンやをプリンター引っ張り出して弄繰り回している。
そして今日も飽きずにせっせと・・・・・
↓ 段ボール箱に詰め込んで押入れにしまってあったプリンター。 箱のなかだったので埃はかぶっていないが
アルミ・シャーシーはこびり付いた手垢がカビて汚いこと夥しい。

↓ この黴は拭いても擦っても落ちない。 30年経過の勲章か!?


↓ 印字桁数は13桁。 用紙は58mm幅のロール紙を使う。
今はもう用紙もないのでA3用紙を切り取って間に合わせた。

↓ 活字が浮き出たドラム。
これが回転して目的の文字が回ってきたら小さなハンマーでインクリボンを叩きつけて用紙に印字する。
当時の商用コンピュータのラインプリンタと同じ仕組みだ。(よくわかりませんが・・・・)

↓ マイコンボードとの接続。 カードエッジにコネクタを取付けて信号を引っ張り出してある。


↓ 一応4台の周辺機器を取り付けられるようになっている。

↓ プリンターのテストの様子。

180バイトばかりのテストプログラムを手入力した。
これを先ずICレコーダーにセーブして、再ロードに備えた。
毎回、180バイトを手入力するのは大変だからね。
30年も眠っていたプリンターだけど、大した問題も無く正常に動作してくれた。
テストの様子を動画でご覧ください。
130514一昔二昔前のプリンタ
これでマイコンボード TK-85 が正常に使えるようになったことが
確認できた。
さぁーて、次はこれを何に使うかだなぁ・・・・
使う目的もなく、こんなことをやってるオイラってほんとにバカだなぁ・・・
(久しぶりの「オイラってバカだなぁ」シリーズです。)