2019/07/05(金曜日) 曇り
だいぶ以前のこと(3、4年前)、工作雑誌に掲載されていた記事を読んで〝IoT″とかいうものに
興味を持った。
たまたま秋葉原に出かけたときに立ち寄った電子部品販売店にその記事に書いてあった部品があった。
値段は900円ぐらいで大して高くはない。
もし失敗して投げ出しても惜しくはない。 よく吟味もせずに買ってきた。
ところがこの部品は雑誌記事にでていたものはとは違っていた。
雑誌記事に出ていた部品の上位機種でピンの数も多くて使い方もわからない。
そのまま部品箱に仕舞ってしまった・・・・・
ところがまたその記事を思い出し、今度はよく確認しながら部品を購入した。(通販で・・・結構便利だ)
こういう工作は初めてで何事もチンプンカンプン・・・雑誌記事や参考書、サイトにアップされた諸先輩
がたの記事・資料を教材にして勉強しながらここまできた。
(以上前置き・・・・)
雑誌記事のとおりのESP-WROOM-2は何とか動かせるようになった。
それじゃー以前に買った(間違っていた・・・)ESP-WROOM-32を何とか動かしてみようと
サイトを検索して記事を読みまくった。
その結果おぼろげながら動かし方の見当がついた。
ピンの「機能名」が異なっているが大体はWROOM-02と同じだ。
ENとIO0が重要なピンらしい。
まっ、壊しても惜しくはない。
簡単な結線をして動作させてみた。
パソコン通信ソフト(TERTERM)とのやり取りをみてみたが“POWER ON RESET”とい
文字が流れ続けている。
こりゃーダメだな・・・・・もしかしてEN端子はプルアップしないとダメなのかも?
と10KΩの抵抗でプルアップしてみた。
そうしたら文字の流れは止まった!
試しに「AT」とコマンドを投入してみた。 エラーが返ってきた。
ATコマンドは受け付けないみたいだ。
プログラムを書き込んで確認しなくてはならない。
Arduino IDEをセットアップした。
そしてWROOM-02用のプログラムを書き込んで動作させてみた。
おーっ、動く! 動作したよ!!!
WROOM-32はIOピンが沢山ある。
これをカウンタにできれば面白い。
(もしかして、抵抗ラダー回路鋸歯状波発生器に使えるかも!)
バイナリカウンタの参考プログラムも見つかった。
こんな回路を組んでみた。
プログラム。
小さなボードしかないので5bitのカウンタしか組めなかった。
WROOM-32のIOポートはたくさんあるので12bitのカウンタだって作れるだろう。
スイッチを押すとカウントがアップする。
それに従ってLEDが点灯してバイナリ表示をしていく。
そんなテストの様子を動画でご覧ください。
ESP-WROOM-32を何とか動かすことができた。
次はアナログ入力の実験をしてみよう。