2023・08・28(月曜日) 晴れ
前々から低い周波数から高い周波数へ自動的に変化していき、
また元に戻って同じことを繰り返す低周波発振器を作りたいと
思っていた。(スイープゼネレータ―っていうのかな?)
これを使えば自作したアンプの周波数特性?がオシロに表示
できるかな?というような思い付きです。
以前、高周波(VHF帯)でコルピッツ発振回路にバリキャップ
を抱かせて鋸歯状の電圧をかけて周波数を変化させて受信帯域を
サーチする実験をしたことがある。
まぁ、半分は成功したつもりだけど・・・(エアーバンドの交信を
サーチして数局を捉えただけで終わった)
高周波はバリキャップで局発周波数(1か所)をスイープすれば
いいので簡単だけど、低周波のCR発振回路は数か所のR(抵抗器)
の値を変化させなくてはならないので(ウィーンブリッジ発振器は
2カ所)なかなか難しいだろう。
先日、当方のブログをよくご覧くださるKnightさんから
「秋月電子で扱っている"cdsアナログフォトカプラー”を使うと
実現できるかも・・・」というアドバイスをいただいた。
早速、秋月電子のサイトを閲覧して、即注文した。
さぁ、「鋸歯状波発振回路」を勉強しなくては・・・・
前回の高周波サーチのときはTTL-ICのプログラマブルカウンタと
抵抗ラダー回路を使ったデジタル・アナログ変換回路で鋸歯状波を作った。
(鋸歯状波のスタート電位とか停止電位とかを自由に設定できるように
した。)
OPアンプの鋸歯状波は初めてだ。
Webサイトにアップされていた回路を参考に部品を組み立てて動作させてみた。
すぐ動作して鋸歯状波が出てきてくれた。
しかし、出力はー8V~+8Vと大きくてこれではcdsアナログフォトカプラーを
ドライブするのが難しそうだ。
回路図ではコンパレータのしきい値設定が0V(GND)になっていた。
(741の2番ピン(-)がGND)
ここを”ー”電位にすればしきい値が下がるかも???
回路図を変更して実験してみた。
ところがなかなか発振してくれない。
抵抗値を少しづつ変化させてやっと発振するところを見つけることができた。
鋸歯状波出力は-(マイナス)電位範囲内で収まっている。
これなら次段のドライバ(トランジスタ?)を駆動できるだろう。
(もしかしたらこんな心配は必要ないのかもしれない・・・)
秋月からの部品が届いたら実験してみよう。
(続く)