不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Il comportamento abituale degli uomini italiani

2004-05-07 17:16:35 | うんちく・小ネタ
ponnoかずちゃんのイタリア・フィレンツェ日記にて
ある「イタリアおやじの習性」について書いてあったので
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イタリア人の男性は優しいです。
これはまぁ、本当です。
で、80歳まで現役です。
これもまぁ、本当です。
だから街でおじいさんに声をかけられて
「おじいちゃんだし」なんて気を緩めたら最後
向こうは勇猛果敢に積極的に誘ってきます。懲りない奴ら。

で、おじさんの習性として
やたらと近づいてきて、体中を撫で回してきます。
まぁ、ヨーロッパなどでは相手の体に触れることが
コミュニケーションの基本だったりするのですが、
時に執拗。
で、この撫でまくりの際に
さりげなく本当にさりげなく
腕をとってエスコートするような振りをしながら
二の腕を触って「モミモミ」したりします。
これが要注意。

なぜかといえば、女性の二の腕の硬さというのは
実は乳房の硬さに比例しているらしいのです。
つまりおやじは二の腕を触ることによって
乳房の硬さをチェックしている!!のです。
まぁ、だからといって胸を触られるわけじゃないので、
私は最近では気にもしなくなりましたが、
この事実を知らされたときにはかなぁりショックでした。

で、散々人の体を撫でまくって
至近距離で話をしたあとは、お別れの挨拶。
イタリアでは、基本的に友人・知り合い・家族間では
頬と頬を右左と一回ずつ軽く触れ合わせて
チュッチュとお別れの挨拶をしますが
とんでもないおやじの場合は隙をみて
クチビルめがけてやってきます。
あぁ、油断も隙もあったもんじゃない、イタリア人おやじ。

まぁこれも愛嬌で済ませてしまえるようになった私も偉いが・・・。



Pomodori Verdi

2004-05-07 16:20:46 | まち歩き
イタリアでイタリア人がこぞってお買い物する場所。
それはどこぞやのデパートやブランドショップではなく
街のあちこちに日替わりで立てられる「青空市」だったりします。
私の友人(もちろん若い子も含めて)は
それぞれ御用達の市場があったりして、
青空市や屋台売りも街の暮らしに溶け込んでいるのです。

フィレンツェでの大きな市は毎週火曜日に
街の西部カッシーネの森のアルノ川沿いの通りに
ずらっと3キロほど屋台が建ち並びます。
Mercatone di Cascine。

先日あいにくの天気だったのですが、
ちょこっと出かけてきました。

何を特別に買うわけでもなく
そぞろ歩きするのも十分楽しい青空市。
因みに我が家にいるワンコもニャンコも
この青空市でゲット!したのでした。

八百屋、果物屋、魚屋、タマゴ屋、
チーズ屋、香辛料売り、
ペット屋、洋服売り、靴屋、アクセサリー売り、
海賊版CD売り、植木屋・・・
とにかく何でもあり。

pomodori_verde.JPG
植木屋さんではハーブを山ほど集めて売っています。
これからの季節はバジリコを多量に使うイタリアでは
どの家庭にもバジリコの鉢が置かれて自宅で栽培。
そろそろ我が家にも購入しなくては!
写真はプチトマトの鉢。
これって家で育てて育つものだろうか。鉢植えで。
悩んだ末、来週に購入決断は持ち越し。

朝から冴えない天気で、
そぞろ歩き中も肌寒いし、小雨がぱらつくしで
あまりゆっくり散策の気分ではなかったし
屋台のほうも早々に引き揚げる準備をしていて、人でも少なめ。
ちょっと雨脚が強くなってきたので
屋台のテントの下辺りを上手に渡り歩いていた瞬間。

バッシャーン。

なんと屋台の張り出しテントから大量の水がなだれ落ち。
私は直撃とまではいかないまでも、かなりの水をかぶりました。
こんなとき人間ってどっちにも体が動かないものですね。
声しか出ない。
「うぎゃぁ、うひゃぁ」。
手に抱えていたデジタルカメラは
なんとか手のひらに収まっていて無事だったし
まぁ、ちょっと濡れただけで済んだのでいいんですけど、
屋台の人たちは楽しげに笑っているし。
まぁ、そんな陽気さも売りってことで・・・。