こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

但馬の小京都・・・出石を巡る

2024-06-01 15:30:03 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

ここ数日・・・
まるで梅雨時のようなはっきりしない天気
どこかへ出かけようにも
この空模様では・・・・
そんな気分の6月初日です。

在宅ばかりで楽しい話題に乏しいので
今日は蔵入り前の「想い出」を拾って
5月を振り返っておきましょう(笑)

 

 

 



 

但馬の小京都と呼ばれる「出石」
情緒あふれる城下町を散策しました。
勉強不足で・・・
このお城に関する情報が無いままに
「城好き」なのでとにかく登城あるのみ!!
お城もさることながら、実は石垣が好きです。

 

 

朱の鳥居
この連なる鳥居にも心がざわつきます!(^^)!

石段を登り・・・
鳥居いくつもくぐって行くと~⛩


 

稲荷神社に出会います。
ここでもお参りをして、上がった息を沈めます。

朱の鳥居はまだまだ続き・・・
多くの方々はここで引き返されましたが
「行った者にしか見られない景色」を目指して~♪

 

 

 

朱の鳥居を全部くぐると
本丸跡地と出石の城下町が見えました。
「やっぱり登って来て良かったね~」
城主が見つめていた景色が広がりました。

古くは「古事記」「日本書紀」にも登場する開拓地のようですが
様々な歴史ドラマを生んだ5万8千石の城下町

 

 

降りて来てから・・・
遠くに見える塔を目指します。

 

 

辰鼓楼

時刻を知らせる太鼓をたたく櫓として建てられたようですが
明治14年に医師・池口氏が大時計を寄贈し
日本最古年の時計台として
親しまれているそうです。

 

 

 

城下町らしい風情
記念館や資料館、家老屋敷なども見られるようですが
短い時間でしたので
私達のポイントは
出石城址、朱の鳥居・・・そしてもう一ヶ所
そこで終わりになってしまいました。

 

 

鶴が屋根の上に巣を作っています(笑)
そんな「鶴」の話を次回に取っておきましょう~(*´▽`*)

 

 

6月のイメージカラーと言えば
紫陽花の紫だそうです。
ルナの誕生日や
私のブログ記念日など
6月が素敵なパープルに染まって行く事を願って
今月もよろしくお願い致します。

 

コメント (8)
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焼きとち餅が美味しい・・・お菓子の壽城

2024-05-27 15:05:32 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

<デルフィニウム> チアブルー
花が終わったかのようだったので
10cmほどに切り戻しをしておいたら
また花が咲き始めました~♪
涼しい場所で夏越しが出来れば
また秋に花をつけるそうですが・・・頑張れるかな~(*´▽`*)

 

    

今日は、午前中、雨の予報でしたが
午後から暑いくらいに晴れてきました。
昨夜、お腹が空いたとルナに2度ほど起こされ・・・
ちょっと寝不足で身体が怠いです(;´∀`)

そんな訳で・・・
今日は、頭があまり回らないので
お蔵入りしそうだった旅の番外編

 

 

鳥取県米子市にある「お菓子の壽城」
米子城をモデルに築城された
山陰地方の銘菓などを製造販売している施設
鳥取砂丘へ行く前に立ち寄りました。

実は、今回の山陰方面旅行で
もしかしたら一番美味しかったかも~(#^.^#)
そう想ったものがありました。



 

建物に入って直ぐ正面にある
「焼きとち餅」のお店
ここで4~5分待って焼き上がりを頂きます。

とち餅とは、栃(とち)の木の実をもち米に混ぜて蒸し
ついて作る餅のこと。
もち米だけの餅よりも粘りが少なく
独特の風味や苦味がある素朴な味わい
米が少ない山村では昔から
栃の実は貴重な食糧のひとつで
縄文時代から食べられていたのだとか。
鳥取県や京都府の郷土料理として紹介されているそうです。

実は私には馴染みが無くて
絵本「モチモチの木」に登場する「とち餅」の話
以前から興味深くその味はどんなだろう??

今回、そのとち餅が目の前で焼かれている?!
それは食べるでしょう~!!!

 

 

ちょっと写真がボケていますが
この赤い毛氈が敷かれた場所で
焼きたての「とち餅」

 

 

こんな感じです~(*´▽`*)

遂に実食!!
「焼きとち餅」

田舎な感じがすごく良いです。
焼きたての熱々と中の餡子が優しくて
あ・・・ふた口ぐらいで消滅~(>_<)
たぶん、3個ぐらいは食べられたかも~

もちろん、お土産用もありましたが・・・
やっぱり焼き立てには敵わないですよね。

鳥取砂丘を歩く力餅になったかもしれません。

 

 

コメント (14)
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旅の終わりは日本三景・・・天橋立

2024-05-23 15:21:10 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

日本を代表する美しい風景・・・日本三景
宮城の松島、京都の天橋立、広島の宮島のこと

宮城県に住む私にとっては
「松島」はとても身近な存在で
観光地と言うよりも
もう何度となく、四季折々訪ね、楽しめる場所でもあります。

 

 

東北地方・近畿地方・中国地方と場所が離れている日本三景
この3ヶ所に共通しているのは海を含めた絶景だということ。
そのため、日本三景を巡ることは「3つの海を巡る旅」
そう言えるのだそうです。

一方、海が共通しているとはいえ
その存在は、太平洋・日本海・瀬戸内海とそれぞれ異なり
風光明媚なその様子も大きく異なるものだと思われます。

 

 



 

この展望台まで登ってくる手段には
モノレールかリフト
てっきりモノレールかと思いきや・・・久々のリフトでした(笑)

実は、この日・・・
天気予報は降水確率40%になっていました。
遂に最終日に傘の出番か?
バスを降りる頃には雲が厚くなっていました。
私の後ろの席に座っていた奥様は
ずっと「頭痛がする・・・薬を飲もうか?」
悩み続けていました。
到着したときには「傘を持った方が良いかしら?」
そんな心配をしていました。

大丈夫!!  きっと晴れるし頭痛も治る
心の中でそう呟きました。

 

 

遂に、天橋立~♪

一望できるその場所に立つと
空もすっかり晴れ渡っていました。

海の中に浮かぶ天然の砂州
その美しさはまさに天に立つ橋
見る方向でそれぞれ趣が変わり、日本を代表する絶景

そう評される所以が解るようです。

 

 

 

砂浜に立つ人が見えました。
あそこまで行けるのだと・・・




友人から
「天橋立へ行ったら、股のぞき、やってくださいね~(^^)/」
そう言われていました。
う~ん・・・どうしようかなぁ~
そう想っていましたが
旅の恥はかき捨て? せっかく来たのだから~(#^.^#)
なかなか、難しい姿勢でした(笑)

天に舞い上がる龍のように見えることから
『飛龍観』と呼ばれているそうな・・・
あまり良く解りませんでした~(^_^;)

 

 

三脚に登っているお兄さん
写真を撮ってくれます。

 

旅の終わりに撮ってもらった記念写真

 

 

 

夫は上の方でポケモンギフトゲット中
受け取った方、おられますか~(笑)

 

 

 

 

 

帰りのリフトから
正面に天橋立を再びゆっくり観ることが出来ました。

2つ目の日本三景
あとひとつ・・・宮島へ行きたいです。

 

 

昼食はこちらで~
またまたお蕎麦になりました。

 

 

バスツアーの良い所
ビールが飲めること
夫はそう言っています(*^^)v(笑)

このお店もとても混んでいました。
私達はタイミングよく入店しましたが
後から多くの外国人さんたち
「 20 minute wait ok?」
店主さんが慣れた様子で身振り手振り

お蕎麦に天ぷら、そして智慧の餅
美味しく頂きました~♪

 

        

 

およそ1週間にもわたって旅日記を書いてしまいました。
想い出を辿りながら・・・
またこの先を夢見て
3年越しの「退職記念旅行」
この日、家に着くと
「あ~~ 退職した~~(^^)/」
そう大きな声で笑った夫が印象的でした。
長い年月、お疲れさまでした<m(__)m>

そんな夫は本日は大学病院受診日
抗がん剤治療をしながらも旅行へ行って来られたこと
相変わらず、心忙しい人ですが
目指すものあれば・・・
出来る最善を尽くしながら
「今」を笑って過ごしたいと思います。

日々、一緒に旅をして
懐かしい記憶、想い出を教えてくださった皆様にも感謝しています。
ありがとうございます(*´▽`*)

 

 

コメント (18)
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白亜の要塞、攻略ならず・・・国宝・姫路城

2024-05-22 15:10:39 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

5月14日・・・天気良好

山陰地方への旅スタートでしたが
初日は伊丹空港から真っすぐに姫路城へ

城好きな私にとっては
是非にも見たいと思っていた姫路城
その入り口付近で頂いたパンフレット
「白亜の要塞を、攻略せよ!」





バスツアーの長所・短所があって・・・
今回は、そこがとても厳しい結果になりました。
なにしろ、所要時間が100分

 

 

威風堂々白く輝く天守閣
白い鷺が舞い立つように見えることから
別名「白鷺城」と呼ばれることは
既に多くの方が承知のこと。

抜ける青空の中を、まるで歓迎するかのように
白鷺が飛んで行く姿・・・
辿り着いた印象をより大きくしてくれました。

 

 

 

 

天守閣は見えるものの
なかなか辿り着けないこの要塞
以前にTV番組「博士ちゃん」で姫路城を解説していたのを観ました。
その内容からすれば・・・
これは何日もかからなければ攻略不可能(笑)

 



夫と協議の結果・・・
まずは天守閣を目指そう!!!

 

 

国宝・松本城の階段は狭く勾配キツク苦戦しましたが
この階段は別の意味で厳しかったです。
およそ6階部分までを一気に上がったからかもしれません。
疲労困憊~(-_-;)
膝が笑っていましたが、ほぼ爆笑に近い笑い方

 

 

 

天守閣に立って・・・
その歩いて登って来たルートが見えます。
遠い、長い、迷路のような
攻め入られないための工夫があるのだと実感しました。

 

 

 

城には外観の美しさだけではなく
それぞれHISTORYがあって
それが魅力のひとつです。

姫路の地に砦が築かれて600年を超える年月
この美しい城を舞台に繰り広げられた
多くの歴史ドラマを踏みしめます。

 



姫路城と言えば「千姫」の切ない物語が浮かんできますが
なんと、初めて知ったのですが
秀吉の軍師・黒田官兵衛がこの城で生まれた
それは関ケ原の戦いより50年ほど前のようでした。
物語は幾つもあるのでしょうけれど
深い呼吸と共に
白亜の城を見上げるばかりです。

 

 

最後に、ここだけは見たいかも~

井戸に現れるお菊の亡霊が皿を数える光景が有名な皿屋敷伝説
姫路城にはお菊が投げ入れられた井戸がある
修学旅行で来たことがある
そう言う夫に教えられて、探しました。

意外に入り口の近くにあったのです。
近年、怪談話は聞かれなくなった気がしますが
「怪談」以上に「階段」が怖く身に堪えて
白亜の要塞、攻略ならず(>_<)

 

 

またいつか・・・

「いつか」「今度」「チャンスあれば・・・」
そう言う言葉では攻略できない姫路城

帰り道・・・白鷺には会えませんでした。



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絵画のような庭を観る・・・足立美術館

2024-05-21 15:45:01 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

今日、沖縄・奄美地方が梅雨入りしたとか・・・
もう、そんな季節に入って行くのだと
強い風が吹く仙台です。

久しぶりにベランダの紫陽花の様子を見ました。



 

我が家の紫陽花は「ひな祭り」と言う名前
八重咲 ガクアジサイですが
ガクになりそうな部分が既にスタンバイされていました。
梅雨時期に絵になる紫陽花の季節が近づきます。

 

      

 

 

5月14日・・・
世界が認めた日本一の庭園と言われる
足立美術館へ行ってきました。

自然の山々を借景にした枯山水庭です。

 

 

四季折々で庭園の色も変化するのだろうと
「今」の季節に目が休まる想いです。

 

 

「亀鶴の滝」が奥の方に見えていますが
人工滝で、午後5時には止まるのだとか・・・

この奥の山との間には
一般道が走っているそうで
まさに借景を生かして作られた見事な庭園です。

 

 

美術品の撮影は禁止なので
画像はほぼこの庭園だけです。

 

 

この日は朝8時出発でしたので
私は身体のエンジンがかからず・・・
実のところ
素晴らしい絵画や美術品を堪能できませんでした。
一通り順路に従って回ってから
少し時間があったので
喫茶室「翠」で紅茶を飲みました。
広いガラスの窓枠はまるで額縁のようでした。
空いていたので、窓側の席にゆったり~(*´▽`*)

 

 

後からの方は
「窓側は満席ですがよろしいですか~?」
そう聞かれていましたので
贅沢な良い時間を頂きました。

 

 

そこから観た庭の一角ですが
どこかで見たような・・・

夫の実家の庭にもあった枯山水
父が好んで造ったと聞いていましたが
そこに母が色々植物を植えたりするので
その趣が壊れて嘆いていたとか~笑笑笑
確かにそこが全部見える額縁のような大きな窓がありました。

当時の私はその意を介さず・・・
その頃の親の年齢になった今、ようやく
その素晴らしさへと心が辿り着くのでした。

 

 

 

 

この旅行でひとつだけ
美術館でみたお皿の柄が気に入って
レプリカがあればとおもいましたが
残念ながら見つからず・・・
一番近いイメージのものを記念のお土産にと買いました。

 

 

この地方が梅雨入りする頃・・・

また庭園の質感が変化して行く事でしょう。

私が住んでいる町は
いま、ヤマボウシの街路樹が美しい季節になりました。
梅雨入りまでもうしばらく
遊ばせてくださいね~♪

 

 

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