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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

新宿タワマン殺人事件

2024年05月21日 | 日々の、あれこれ

新宿のタワマンに住んでた20代女性が、50代の男性に殺されてしまった事件、ネットでかなり取り上げられ、様々な意見が寄せられていた。

当初は、犯人である男性が叩かれていた。

だがその後、被害者とされた女性のことが知られるようになるにつれ、殺された女性の方も叩かれるようになっている。

珍しいパターンだ。

普通なら殺人犯の男性の方が叩かれ、殺された女性が同情されるはず。

私もそのニュースを初めて耳にした時は、加害者である男性に嫌悪感を持った。

だが・・。

 

殺された女性は、確かに殺されてしまったのは悲劇だが、その女性が加害者にたいしてとってたそれまての態度や行為やウソが明るみになるにつれ、「こりゃ、加害者は怒るはずだ」とか「この被害者は自業自得だ」などの声がネット上でも私の周りでも行き交うようになった。

 

被害者の女性はもう亡くなっているので、今後本人からの申し開きはできない。

いわゆる死人に口なしだから。

当事者として申し開きができるのは、男性だけだ。

どちらか一方だけの言い分を聞いて判断して結論づけるのはできないし、危険だし、不公平。

 

ここで、被害者側の言い分を代弁できるのは、被害者の仲間だけ。

だが、その言い分をネット情報で読んだ限りでは、かなり矛盾が多い。

現にネットでも、そのことが指摘されていた。

だからあてにならないと思ったのが私の印象。

 

加害者と被害者、双方の言い分が聞けない以上、第三者としては迂闊な判断はできない。

真実の事情は私にはわからないから。

 

とりあえずはっきりしてるのは、対立する2者がいる場合、片方が相手をあまりになめすぎると、とんだしっぺ返しを食らうことがあるということかな。どちら側もね。

相手が反撃してくることを考慮せず、泣き寝入りさせることを想定していると危険。

 

 

男性が女性を殺す殺人事件がおきた場合、普通は被害者が同情され、加害者が叩かれるケースが多いものだが、今回は必ずしもそうならず、へたしたら被害者が非難される・・という、珍しいケースではあった。

こういう展開や世論の流れもあるんだね。

そんな印象が強い。

 

さて、この事件、最終的には世論はどう決着つくのだろう。

被害者女性と、加害者男性の、世間の認識はどう落ち着くのだろう。

男性はおそらく命の次くらいに大事にしていたであろう貴重な宝物を失い、女性のほうは命そのものを失うことになってしまった。

どちらも代償は大きかったが、失ったものの大きさは、結果的には女性の方が大きかったとしか思えない。

 

とりあえずこの事件を教訓にして、再びこのような悲劇が繰り返されることのないように願うのみ。

色々と考えさせられることの多い事件ではあった。

 

 


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