Always Autumn

Letter from Perth

学生さん

2008-02-27 19:19:21 | 娘と息子の勉強風景
しばらく落ち着いていた夏の威力が舞い戻った。

今週末まではこのまま暑さが続いて、連日35℃~38℃になるそうだ


今週の月曜日(2/25)から娘はピッカピカの大学生

感想は「思っていたより大丈夫そう」とか。

日本語クラスは小さくて、学生同士はお互いにすぐ顔見知りになったそうだ
どうやら気が合いそうな仲間たち、と言うのが2日目までのご感想

日本語のクラスの教授は日本人女性で、授業は完璧に日本語のみ
娘ともう一人の日本人のハーフの子がいる他は
オーストラリア人、フランス人、韓国人など、本来なら日本語には縁がない人たちばかり。

彼らは小学校なりハイスクールなり、日本語を
第2外国語として取り入れている学校に行って勉強してきたらしい
でも、先生が日本語で進めて行く授業を、皆ちゃんと聞き取っているそうだからびっくり

昨日(火曜日)は講義が入っていなかったので、お休み。
せっせと、家で宿題に精を出していた娘。
黙々と自分の力で練習問題に取組んでいた

たまに、わからない漢字の読み方や書き方を、私に聞いて来る。
こっちだって現役を去ってうん年(うん10年)なので、冷や汗タラタラだよ

その練習問題は、生活や住宅関係の言葉についての勉強らしい。

しばし、一人で漢字交じりの文と格闘する娘。

「えっと・・・。何だ、これ・・・。“おやすいさんと話すへや・・・”?
え?やすいさんと話すのかな?」とぶつくさ言いながら
ママ、ちょっと見て、と私にテキストを持ってくる。

私はそのを見て、すぐに謎を解明。

「あ、なるほど。ちょっと違ったね、これ。
“お安(い)さん”じゃなくて“お客さん”だよ

「あ、そうだった戸隠のペンションで、何回も見た漢字なのにぃ~」と
思い出せなくてちょっとがっかり気味の娘に

「字の形が似ているからね。
でもさ、“お客”は“安い”物を買いたがるから間違ってはいないよね、あっはっは」と
かなりどうでもいいことを言う私。

娘はそれをあっさりスルーして(・・・)
めげずにどんどん問題を進める。

しばらくしたら、1か所全部できたので、ちょっとチェックをしてくれと言う。

その箇所の質問は《自分だったらどんな家が欲しいか、その家の部屋はどうしたいか》を
日本語で書かせる内容。
質問の目的は、基本的な形容詞や「~の方が良い」の言い方らしい。

例としては:

庭→庭がいる/庭はいらない
部屋→ひろいへやがたくさんある方が良い

ところが、娘の答えを読んで行くと、かなり私情が入り込んでいることが判明。
途中、不謹慎とわかっていながらも母は大爆笑してしまった
ごめんよ、お前の日本語で遊んでしまって・・・。

以下、娘が書いていた答えを抜粋(“ ”の中身が娘が書いた答え)。

What kind of house do you want live in? Choose one:
(どんな家に住みたいですか。1個選びなさい、 という質問。)

一戸建てじゅうたく/マンション/アパート

ここでなぜか娘は“マンション”を選択。
そして、その家にはどんな【〇〇】が欲しいか、という問いになる。

【客間】 “明るくて広い” 
【勉強部屋】“ぼう音でわりとおおきい”

ここまでは無難にまとめたね。

【子ども部屋】 “いらない” ・・・って、即答かよっ

【和室】 “こたつがおって、小さくってもだいじょうぶ”
そうじゃの、和室にはこたつがおらぬと困るからの

【洋室】 “ゆかだんぼうがあって、広くって、カーペットが赤い”
床暖房は多分、東京の友人(E・Oさん)宅にあったのが気に入ったらしい。

しかし、やはり娘も若者だわ。
昨年7か月、日本に住んでいた間に身に付いてしまったかな。
日本の若い女の子ら特有の『小さくってぇ~』『広くって~』的な口調

【洗面所】 “大きいかがみがあって、かびがない方がいい”
 か・・・かびって
かびはない方が良いに決まってるよ、そりゃ。
一応、我が家の洗面所にはかびなんて無いですからね

【トイレ】 “いつもパカパカで、いいにおいがするトイレがほしい”

ちょっ・・・こらこらこらっ
あのねぇ、どういう意味よ。
“ほしい”って
聞き捨てならないなぁ。
今はそうじゃないような、誤解を招く言い方だよ、これ
もう、じゅうぶんパカパカで良い匂いしてるじゃん
でも、あれ
“パカパカ”って・・・?

これを娘は、先ほど大慌てで書きなおしていた


娘の勉強に付き合わされるのは楽しいよ。
何を言い出すかわからんからね。
ブログに載せるのも許可してくれて、ありがとう

私も最近は、パソコンに頼ってばかりで、紙に漢字を書かなくなっているから良い勉強になる。
いろいろ日本のことを聞かれて困る時もあるけれど、今じゃネットがあるから
何でも調べられるので助かる、助かる。

これでボケ防止にもなると良いな








































Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電話はあせらずに応対しましょう。

2008-02-15 23:19:13 | Weblog
昼間、電話が鳴った

実は私、この国に来てから電話が嫌いになった。

日本語では全然、大丈夫なんだけど、エーゴでしゃべるのがものすごく嫌
顔の見えない相手と英語をしゃべるのって、緊張するし気を使うんだよね。

友人からかかってくる電話なら何とかするけど、今日のは友人からの電話じゃなかった

「H・・・Hello?」しょっぱなから緊張している私
「Hello, this is The Cancer Support Association of WA, Carol speaking・・・」

ふむ。
どうやら癌患者援助協会とやらのキャロルって人から、寄付金集めの電話らしい

こういうのは、この国でも多くてね。

何とかを支援する会、何とかの病気の患者やその家族を援助する会・・・
何とかの病気の中には、私が聞いたこともない病名もあって
そういう病気を解明をするための資金を集める会があるわけさ。

皆、助け合ってがんばってるよね。
でも、多すぎて全部応援するわけにはいかないから、いくつかに絞って応援することにしている。

今のところ応援してあげてる所は、まず、喘息研究会。
いや、だって私も子供たちも喘息持ちだし。

あとは、水難事故救助隊も。
これは、まあ、私が泳ぐの下手だから、溺れたら真っ先に助けていただこうかと
・・・下心丸見え。

年末にカレンダーを買ってあげているロイヤル・フライング・ドクター
(“空飛ぶお医者さん”)もお得意さん。
広大なこの国の、どんな僻地にも文字通り、飛んで助けに来てくれるお医者さんなの
驚くことに、政府からの援助はわずかで、ほとんどこういった募金活動で
資金をまかなっているそうだ。

救急車を使うのは有料なのに、この飛行機のお医者さんは無料奉仕なんだよ

野生動物保護協会もお気に入り。
ここが出しているオーストラリアの動物カレンダーを、毎年2部買ってあげて
1部は息子のパソコン部屋に、もう1部は横浜の友人の息子さんに寄付(笑)

そして、今日電話があった、この癌患者援助協会も応援している会の一つ。

今日の寄付金のお誘い(?)は、くじ方式の物。
一枚2ドルとか3ドルでチケットを買って、当たれば車とか現金ウん百万円もらえるってやつ。

こういう方法の寄付金お誘いには、はっきり言って弱い
楽しいもんね。
今回の一等賞はお車か、現金3百万円ですと。
娘が車を欲しいって言っていたのでちょうど良い。
必ず、当てなければ

あ、もちろん、彼らを支援する本当の目的は忘れてませんよ~。
と私が言っても説得力ないけれど


そのキャロルさんとやらの説明を聞いていると、一枚2ドルの券が5枚綴りになっているのを
1セットとして注文できるらしい。
1セットで10ドルなら大したことないと思って、ひとつ、買ってあげることにした。

「OK,I will take one」
―ひとつ、ください。と言ってみた。

そしたらキャロルねえさん、一枚だと2ドルで、売るのは5枚からですよって
また長々と説明を始める。
わかった、わかった。5枚と言えばいいのね。

「Ok,I will buy 5」
―Ok。5枚、買いましょう。

「5 for $50 ?」
―5束で50ドルですね

・・・あの、ちょっと、こらっ
違いますってば
どさくさに紛れて、ぼったくらないで下さいよ

私が欲しいのは1セットだけ、10ドルのやつってしっかり伝えて
無事、向こうにも通じたので、あとは住所とかチケットの支払い方法の確認。

でも、やっぱり電話で早口でしゃべられると、聞き取りに集中するから
こっちの返事がついて行かない。

「Thank You for your support
―ご協力、ありがとうございました。と、ささっと言われたから

“どういたしまして”みたいに返事した方が良いよな、と思ったのだけど
一瞬、出遅れたうちに今度は

「Have a nice day
―良い日をお過ごしくださいね、と明るく言われて。

そこで私の口から、やっと出てきた返事が

「No problem・・・」

―問題ありません。

し、しまった
これはさっきの“Thank you for your support”の後に言うはずだった

“良い日をお過ごしください”って言われて
“ええ、問題ありませんから、ご心配なく。”ってちょっといくらなんでも無礼じゃないか
自信過剰じゃないのこの人、と思われたかも

更に
「Bye」と言われて、今度の返事はさらにワンテンポずれて

「You too・・・」

あらぁーーーっ
ちょっと待て
これは“Have a nice day”に繋がるはずだった

“さようなら”に“あんたもな”ってこれはなんだかもう
「消え失せろ」と言ってるみたいじゃないか。
私ってば、ケンカ売ってどうするの


たったこれだけの電話に大いに疲れて、よたよたと居間に戻り
このことを娘に話したら、も~大爆笑されて、涙目になってんの。

「今までに積もり積もったママのドジ話を書いたら、1冊の本ができるよ
すごいね、ママ

「あ、そーかな


・・・ってそうじゃなくて

あのね、それって全然すごくないんだからっ

電話が鳴ったら、深呼吸。
あわてず、焦らず会話をしましょう。

























Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sorryを言う勇気

2008-02-13 20:43:58 | この国とかパースのお話
2008年2月13日

この日はオーストラリアの先住民族アボリジニの人々にとって
悲しい過去の歴史の闇から大きな一歩を踏み出せた、忘れられない一日だったと思う。

ラッド首相が、過去の政策で被害を被った先住民族アボリジニに対し
国として初めての公式謝罪をしたのだから。

ラッド首相が謝罪文を読む様子が、キャンベラの国会議事堂から
生中継で各都市に放送された。
キャンベラはもちろん、各都市の大きな公園などでは、大スクリーンが設置され
アボリジニや、支援する人びとが多く集まっていた。
真剣にラッド首相の謝罪文に聞き入りながら、号泣する人も。

この謝罪に対して国民の7割が支持をしたのだから
いかに皆が待ち望んだ日であったかが分かる。

ちょっと歴史の勉強をして調べてみると。

オーストラリア政府は、1869年から公式的には1969年までの間
様々な州法などによりアボリジニの親権を否定し
子供たちは強制収容所や孤児院などの施設に送る、という政策を取っていたそうだ。

その政策が、こんな最近になってまで続けられていたと言うことは驚き。

そのように、親から引き離された子供たちは
The Stolen Generations (または Stolen Generation)「盗まれた世代」と呼ばれている。

なぜそのような政策を取ったのかは、この国の歴史をもっと勉強しないとわからないが
白豪主義の思想が大きな背景にあったのではないかと思う。

白人は文明のレベルにおいて、アボリジニよりもすぐれているという考えがあった。
その子供たちを、オーストラリア社会に文化的に同化させるためには
親の元から引き離さなければならない。

確かに、アボリジニ社会には問題が多かったらしい。
子供が親から離された方が良い場合もあったそうだけど
離される必要がない家族も、もちろん多くいた。

その歴史があるから、いまだに国と彼ら民族との間に確執がある。

13日、首相が国を代表して「SORRY」と言ったことは、とても勇気ある行動と思う。

ほんの一言だけの短い「SORRY」と言う言葉。
ニュースで、ジャーナリストが
「それを言うまでの道のりは本当に長く、重いものだった。
だが、この国の人間が一体となり、未来へと進むための大きな一歩だ」と
報道していたのが印象的だった。

アボリジニの人にとっては、取り戻せない過去だけれど
政府が非を認めたことで、有無を言わさず否定された民族の誇りは取り戻せただろう。

心の面の距離は一歩前進。
でも、まだ改善しなければならない問題がある。
例えば、現在、彼らに対し仕事場などでいまだに人種差別らしきことがあること。
一部、子供たちへ教育が行き渡っていないことなど。
大変なのはこれからだ、とだれもが思う。

けれど、この「SORRY」の一言が、これからの問題解決に向けての力になり
重要なキーワードになったことは、間違いない。


私はこの国に住んでまだ20年。

この国の将来を担う子供たちと共に、この歴史的瞬間に居合わせることができて
不思議でもあり、感動的でもあり。

自分にとっての第2の故郷としては、なかなか捨てたものじゃないなと思えた日だった。




・・・ついでに私も、自分の非は素直に詫びれるように性格を直したい







Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペット?

2008-02-13 00:18:07 | Weblog
さっき、ブログのお知らせページを読んでいたら
ブログペットなるものがあって、何やらブログでペット飼うことができるそうな・・・笑

や猫、とかいたようだけど。

あらまっ
私の大好きなペンギンを見つけた

小学生のころから、ペンギンが大好きだったので、早速飼うことにしたよ

6匹だか8匹いるペットの中から、このペンギンに一目ぼれ
さっそく登録を始めたら、ペットの名前を決めろって書いてあるんだわ。

いきなり言われてもね~。
その名前を考えるのに1時間も費やしてさ、全く何やってんだか

で、自分がペンギンフェチだから「ペフェ」にしようと思ったけど
何となく、物を吐くような音なので止めて
更にちょっと考えて、パッとひらめいたのが、これ
一字変えて、ついでに大好きな「パフェ」という名前にしてみた

しかしこれ、どうやって遊ぶものなんだか・・・。
ブログを書いていると育つらしいけど。

色々な事、考える人がいるものだわ



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

めでたし、めでたし

2008-02-08 16:35:21 | Weblog
昨日、パースは一日中、ひっさびさの雨
一日で2月の平均降水量を超えたんですと。
いや~、降った降った。

もうずっと長いこと、雨なんて降らなかったのに。
娘の入学希望大学の、面接試験がある日に限って降るのってどうよ

家から北へ向かって車で40分の大学キャンパスに行くためには
市内の道を通らねばならないけれど、普通の天気でも、一人前に渋滞がすごい。

11時の面接に間に合わせようと、時間にたっぷり余裕をみて9時20分に出発し
渋滞可能な道を避けて、別の道を選んだはいいけれど。
結局、考えることは誰も同じらしく、道はどうしたって混んでるわけだよ、こんな日は

「何でよりによって、この日に雨なんだ
今まで散々降らなかったくせに、今更なんなんだよ
降るなら他の日に降ってくれ、他の日にっ」って
旦那さんはブツブツと誰に怒っているのやら。

当の娘本人は
「気にしない、気にしない。時間はまだたっぷりあるし。
大丈夫、絶対に間に合うから。余裕だよ
と、その無駄な自信はどこから出てくるのか、不思議。

能天気な娘の予言?通り、楽々10時半には到着

大学の敷地は広く、ユーカリの林の中に、いろいろな建物が隠れている感じ。
緑色のオーム類の鳥が、道路に落ちている何かを食べていたけれど、雨で全身ずぶぬれ。
いつもは綺麗な羽が、何だか小汚くて気の毒

旦那が、とりあえず間に合ってよかった、と安堵のため息をついて
駐車場に車を止める。ヤレヤレ・・・。

しーんとした車内。
周りの木の葉っぱから、雨粒がバラバラ降り注ぐ音がやけに響く。
バラバラ、バラバラ・・・そして“ごん”っという音。
「“ごん?”
「木の種だよ。」
ああ、なるほど。
これは、ユーカリの種が落っこちた音。
車の屋根に傷をつけたんじゃないかと思ったほど、すごい音がした。

面接会場の18番棟は、木々の向こうにある。
「ちょっと早めだけど、迷うと困るから行ってみる」と
意を決して一人、歩いて行く娘。

こんな目と鼻の先で道に迷られたら、大学に入ってからも困るのだけどね。
でも、娘は実はものすごい方向音痴だったりする

車の中で待つこと20分。
とことこ道を戻って来る娘、私たちの車を無視して通り過ぎて行く。

う~ん。
やっぱ、相当の方向音痴だな、あれは。

窓を開けて声をかけたら、あれっと言う顔をして車に戻ってきた娘に
「どうだった?!」と早速聞いてみれば

「うん

そして実にあっさりと「入学できたって

「・・・うそっ

いきなりそう言うものだから、びっくりですわ

普通、面接があって、それから数日後に結果が分かるとかではないのかな
そう思っていたので、急に「合格だった」と言われても、ねぇ。
心の準備って言うものが・・・。

それから帰りの車の中では、やったやったの大騒ぎ。

何でも、面接と言うよりは、既に送ってあった書類の中の
確認事項があっただけだったとか。
係の女性の説明がいろいろとあって、最後に
「説明は以上ですけど・・・何か質問はありますか?」と聞かれて

娘は単刀直入
「あの~。私、入学できるのでしょうか?」と聞いたらしい。

するとその女性は、その質問は予期していなかったようで
「あ、既に書類審査で通ってましたよ。もちろん、OKです」と
にこやかに答えてくれたそうだ。

こうして、2月の末から、娘は晴れて日本語学科の大学生。
いつか、こちらで日本語教師、なんてのをやってみたいらしい。
そのための、貴重な第一歩というわけで。

「普段の日本語での会話は慣れているけど、文法やら読み書きやら
やっぱり難しいだろうから、甘く考えてちゃダメだよ?」と
一応、親らしく言えば

「大丈夫!家には24時間、タダで教えてくれる日本語家庭教師がいるし

「・・・。」
それを、何で私の方を見て言ってるんですか、娘さんよ

「・・・こらっ誰がタダで教えるっつったよっ

あはは~じゃないんだよ、もう。
教えるのを期待されても困るんだよ。
私の日本語むちゃくちゃなんだから

こうして大学生になれたは良いけど、勉強を続けるのは
きっと楽しいことばかりじゃないはず。

それでも、何はともあれ、一件落着ってことで

頑張れ、頑張れ









Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アレルギー

2008-02-02 22:30:54 | Weblog
ここ2週間、延々と暑い日々が続いています

暑くなると、なぜかじんましんが出やすい私。
2週間、出たり引っ込んだり繰り返していて、まいりました。
やっと治って来たけど。

暑くてじんましんが出るようになったのは、オーストラリアに来てからだけど
この数年は何ともなくて、無事に夏を過ごしていたんだけどな。

あれは一頃昔の、とある夏の日
家から徒歩10分の友人宅へ、まだ小さかった子どもたちを連れて遊びに行った時に
玄関で出迎えた友人が私を見て、ぎょっとしたわけ。
いつもの“ハロ~”がなく、開口一番
「どっ、どうしたのその顔
はい?この顔が、何か・・・?
いや、化粧してないけど、そんなにひどいかな・・・
ああ、でも嫌な予感。
あわてて友人に借りたを見て思わず
「オーマイゴーーッド」って叫んでしまった
その友人はクリスチャンなので、眉をしかめてましたけど。
の中には、見事にもんのすごい顔の私が映ってるじゃありませんか
両方の瞼が、じんましんのせいで腫れあがって、半分塞がってるのですよ
どうりで、歩いている最中に目の周りがむず痒かったわけだわ。
それにしても、こんなすごいことになっていたとは。
「いや~。我ながら怖い顔・・・」って自分の顔を見てつぶやいた私に
友人が笑っていいものやら、何やら複雑な顔をしてひきつってた。
あれはすごかったよ。
お岩さんも真っ青だった
なんて言ったって、両目がああなったんだから。
そんな顔で訪問された友人も気の毒だったなぁ。
あまり視線が合わなかったのは、気のせいじゃないね

ちなみに、この夏のは顔には出ませんでした


息子はどうも、日本のウスターソースが苦手らしく。
それが使われている料理を食べると、後で気持ちが悪くなったり、頭痛がするということが
東京にいる間にわかったのだけど、その話が昨日、我が家の食卓で話題に出ました。

「何でウスターソースがダメだったんだろう」と息子。
「あれには、いろいろなハーブが入ってるから・・・」
その中の何かがアレルギーを起こすのだろうということを、英語を使って

"Some herbs must be allergic to you" と、言いました。

そしたら息子や娘が、ぶはっと笑うんですよ。
「何何で笑ってんのよ、人が真面目な話をしてるのに」と
ちょっと怒ったように言ったら、息子が笑いをこらえながら
「だって・・・今の英語だったら『Herb は“僕に”アレルギーだ』って言ってんだもん

がーん
そう言われてみれば、そうか

正しくは
"You must be allergic to some herbs" なのでした

まったくもう
これだから英語は、やなんだよ
こんな会話がしょっちゅうだから。

・・・待てよ。
こんな風にじんましんが出るようになったのが、こっちに来てからって言うことは

私は、きっと“慢性英語アレルギー”なんだな


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トリップアドバイザー

トリップアドバイザー様にお勧めブログとして認定されました☆ オーガスタ
旅行口コミ情報