Always Autumn

Letter from Perth

ジャカランダ

2008-11-30 16:57:19 | 花や木や鳥の話
11月に入るとパースの街ではジャカランダと言う鮮やかな紫の花を
あちこちで見ることができます。

ジャカランダはノウゼンカズラ科の花で、南アメリカ原産。
花が咲いている期間が1か月はあるので、余裕を持って眺めることができます。

これは、裏庭から見た、裏隣のお宅の庭で咲いているジャカランダ。

かなりな大木です。

この木って、花の季節は綺麗な紫で目を楽しませてくれるのは良いのですが
花が終わるとね~…
我が家の庭に花を落とし、細かな葉っぱをまき散らし、細っこい枝をばんばら散らし…
それはそれは散らかし放題の木なのですわ        

          

息子が「Sea horse Cloud(タツノオトシゴ雲)」と名付けた雲。
    
           

上の雲をジャカランダと一緒に撮り、何だか孔雀みたいだなと思った一枚。
          
           


孔雀と言えば、以前、変なのがいました。

ホワイトマン・パークという公園に遊びに行った時に見かけた孔雀です。

背の高い木の上をひょっと見たら
何と

上の方の高~い枝に孔雀が止まっているではありませんか

          

孔雀って、飛べるんですね
始めて知りました(笑)

そう言えばニワトリは、飛ぼうと思えば結構、飛べるそうですから
孔雀も負けてはいられなかったのでしょう。

でもなんか・・・変だよね~っ


ま、私も頑張ろうと思います

・・・って、ナニヲ???







          

          

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勉強、勉強…

2008-11-25 17:19:00 | 娘と息子の勉強風景
今年から大学で日本語を学んでいる娘ですが、早いものでもう1年目が終わりました。

先日の学年末の日本語試験では、まあまあな手応えだったらしいです

母親が日本人であることは、確かに他の学生さんに比べると有利ではありますが
頼ってばかりいると自分の勉強にならないからと
いつもほとんど自力で頑張っているので、ちょいと感心なぞいたします。
おやばか~っ

そのために宿題では多少、おかしな日本語を書いたり、回答が間違っていたこともありましたけどね

さて。
今回の試験は最後ということで、漢字の書き取り練習を手伝ってあげたのですが
使い慣れた漢字でもあなどるべからず、と思えた出来事がありました。


今まで習った漢字を使って短い文を作る練習をしていた娘が

「アレ…
“べんきょう”って漢字、ド忘れしちゃった」と言うので

私が“ハイハイ、任せなさい”とばかりに紙にさらさら書きながら教えました。

「えっと、まず左横に“弓”って字を書いて・・・
右横上にカタカナの“ム”、その下に“虫”を書く・・・」。


ハイ。
ここでお分かりと思いますが、私はまず「勉強」の
「強」という字を教えたのでした。

娘が((φ(・д・。)ホォホォ、ふむふむと頷きながら 
その字を自分のノートに書く側で、私は続けました。

「そうそう・・・。
もう一個の漢字はね、こう書いて、こう…

で、ここにもう一回、“虫”が付く…

そして書き終わった字を見て、二人いっぺんに固まりました

な、なんとっ Σ( ̄□ ̄lll) 
私がえらそーに書いたのは、二個とも「強」だったのです

つまり――

「勉強」ではなくて
“強強”になってしまっていたわけですよ!

さらに大ドジな私、追い討ちをかけるように

「あれっ これじゃ、『べんべん』じゃないか

いいえ、おかーさん
違います、だからそれだと「きょうきょう」です

娘は横でおなかを抱え、涙目でひーひー大爆笑。

「ベんべんじゃないし~っ!
だいたいママ、何その『もう一回虫がつく』って


私もテーブルをばしばし叩きながら、大笑いで応戦でした。

あ~ぁ…
日本人母としての面目丸つぶれですよ、ったく

そう言えば以前、実家で父(故人)の代わりに確定申告をしに税務署まで行って
「雑所得」と書くべき所に

「“殺”所得」と書いてしまい、係の人が噴き出していたことがありました
殺して所得を得てどうするよって感じですね。

学生時代は国語の成績(だけ)は良かったのに…
信じていただけないかもしれませんけどっ

人前で字を書くことに、キンチョーする性質なのかもしれないです

あの時も、必死に笑いをこらえたり恥ずかしかったりで
きっと真っ赤な顔をしていたかも…

ということで、真っ赤な夕焼け空の写真を引っ張り出してみたり(笑)

         

日々これ強強…もとい、勉強です


         














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ランチを求めて

2008-11-20 21:32:00 | Weblog
一昨日、娘と市内でお昼ごはんと買い物をいたしました。

丁度その日は、娘のカレシ君が3時から市内のインターネット会社での
アルバイトが入っていたので、それならちょっと早めに出て来てもらって
たまには3人でお昼を食べようという話になりました。

何気にお邪魔虫な私ですが、まあ良いや

3人で娘や私が気に入っている「パンケーキ屋」を目指しました。

その店は文字通りパンケーキ専門店ですが、甘いのも、メインになる甘くないのも
いろいろあって、しばしば食べに行く所です。
コーヒー類も美味しいし。

私も楽しみにしていたのですが、店の前にたどり着いたら…


「改装中につき、11月24日まで休業いたします」の張り紙が。

えーーー…
つまんないの~~

仕方がないので次の候補店、中華料理店へ行くことにしました。

時間は12時45分
どこもかしこもランチの人で店がふさがって行きます。
私たち3人のお腹も、ぎゅるぎゅる言い始めています。

通りの反対側からその店の看板を見つけて、いそいそ渡りました。

すると…

「アレッ?!」

その看板のある場所に着いたは良いけれど、店が…

店が、無いっ

「何、これ~~っと3人で顔を見合せ、苦笑い。

どうやらその店、私に黙ってたたんでしまったようです。

仕方がないので、そこからまたちょっと歩いた所にある
日本食レストランへ行ってみることにしました。

そこは、ちょっと落ち着いた雰囲気の店で、お昼時にはよく
スーツ姿の人たちが静かに話しながら、食事を楽しんでいます。

お値段はちょっとそこらの店よりはアレですが、味はまあまあ。
私は時々、一人でも行くこともあります。

さて、店内の様子を見てみると、普段よりお客さんが多めに入っていましたが
空いているテーブルはまだあちこちにあったので
じゃあ、ここにしようと決めました。

店員さんが席まで案内してくれることになっているので、いつものように
入口で待っていたのですが…

両手に盆を持った店員さんが、やっと私たちの側を通りましたが
「ハロー」の一言もなく、こちらをちらっと見て、なんと

何も言わず、顎だけしゃくって
“そっちの席に座れ”とばかりに合図をしたのです


私、娘に言いましたよ。

「ちょっと今の、見た 何あれ。
あそこの席に座れって
顎使ったよね、顎。見間違いじゃないよね

娘も怒って「うん、顎だった

カレシ君も呆れて「あ~…

文句を言おうにも、そこの店員さんは日本人ではなく他のアジア系の方だったので
私の英語じゃ上手く説教できそうにない。

とにかく何でも良いから食べたい3人、気を取り直して
顎で示されたそこのテーブルにつきました。

次は店員さんがメニューを持ってくるはずなのですが
他のお客さんに料理を運ぶので精いっぱいな様子。

5分待ったけれど、メニューも来ません。

お腹がすいている娘が自分でカウンターに行って、メニューを取って来ました。
3人で、メニューとにらめっこ。
お約束のテリヤキなんだらを注文することにしました。

さあ、それからです。

注文しようとして、店員さんに手で合図しようが目配せしようが、来ないのなんの

カレシ君が見たことには、一人の店員は私たちのテーブルを通り過ぎる時
さっと床だけを見ながら、通って行ったらしい(笑)

終いには、私たちより後に来たお客さんの注文を取りに行く始末。

私たちって、そんなに悪質な客に見えたんですかね?

ざっと25分間、無視された私たち。

これにはさすがに呑気屋な私も、トサカに来まして

「いいや、もう出ようっ

3人で出来るだけぷんぷんした顔で、店を出ました


次に目指すは、隣の通りにあるもう一軒の日本食屋さん

そこは、レストランと言うよりも“食堂”のイメージなのですが
安くて盛りが良いので、お昼時にはいつも行列です。

相変わらず店内は混み混みでしたが、テーブルは空いていました。

そして最初の店から45分後。

ようやっと、テリヤキものにあり付けたのでした

私と娘はテリヤキ・ビーフ。
カレシ君はテリヤキ・チキン。

ちゃんとおいしかったし、安かったし。
かえって良かったです

いえ、決して負け惜しみではありません(笑)

実は先の日本食店に行く前に、ここにしようかとも考えたのですが
雰囲気がいまいちゴージャスでないため、止めたのでした。

でもやはり、私たち庶民には質より量なのかな

ゴージャスでなくても十分にお腹は満たされる、ということですね。

顎使いの店員がいるあのレストランに再び行くかどうか、現在、検討中です

    
           

なんだかんだと日は過ぎて。

クリスマスまで、あと1か月ちょっとですね

































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あの水鳥のヒナが大きくなりました♪

2008-11-15 13:17:21 | 花や木や鳥の話
もう1か月ほど前のこと。

パース市内の小さな池で4羽の水鳥のヒナに会いましたが(10/21・10/25日記)
あの手のひらサイズのヒナたちはどうしてるかなと思い
先日、もう一度見に行ってみました。

あれ。
何となく例の適当作りの巣(笑)には、どなたもいらっしゃいません。

           

どこ行っちゃったのかな、と池の向こう岸を見てみると…

         あ、いたいた

           


近くまで行ってみました。

           何やらお食事中のようです

           ヒナはまだ、親鳥に餌を見つけてもらっています。
           なんて可愛いんだろぉ~っ

            


あんなに小さかったヒナが、とても大きくなっていて
               
             


前に見た時は、頭のてっぺんが赤かったのに、すっきりしちゃいましたね。
小さい時に頭が赤かったのは、親が見つけられやすいとかあるのかな?
それともファッションか

      さて、この伸び~~ッをしているヒナはなんて言っているのでしょうか…
           ①「肩こったなぁ~」

           ②「腰いてぇ~」

           ③「あ~早く飛びたい 
              
             
          
         …①と②。私じゃあるまいしね

この写真から更に数日後の旦那の水鳥報告によると
ヒナ達は、親とほぼ同じような黒い羽毛になってきたとか。

ヒナが親と同サイズになっているのに、子煩悩なパパ鳥は
せっせと餌を食べさせてあげているようです。

大変だよね、鳥の世界も…


そのことを息子に話したら

「僕だってダディーより大きいけど、まだ食べさせてもらってるし」

そ、そらそーだ
自覚があるんだな、君は~

これにはちょいと爆笑してしまいました

まだ当分食べさせてもらうことになりそうな、でか息子です。


さて、本日の記事の下書きを娘に見せたら、案の定…

「何、また鳥の話ぃ~

いや、だって…

好きなんだもん、鳥とか(笑)









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久々の映画館♪

2008-11-09 21:21:00 | たまには映画を
土曜日(8日)1年ぶりに映画を観に行って来ました。

さかのぼること2日前。
オージー友達(Jさん)から
「遅ればせながらで悪いけど、あなたのお誕生日プレゼントに映画を奢ろうかと思って」と連絡があったのです。

彼女から私の誕生日(10月)に電話は来ましたが、お仕事が忙しい人なので
会うのは実に半年ぶり、Jさんの誕生日(3月10日)以来のこと
「行く行く~~」っと、即返事をしました。

「ただし、私が観たい映画なんだけど良いよね?」って言う所は
彼女らしくて笑っちゃいました
Jさんとはお互い、上の娘同士が幼稚園に通っていた頃からの友達で
それこそ、息子がまだおむつをしていた頃からの仲良しです

映画を観に行くなんて、去年のハリポ以来です。

映画は結構、好きな方なのですが、この頃はチケットのお値段も高いので
観に行く映画はよほど良さそうか、好きな分野かに絞っちゃいますね。

ちなみに私が好きな映画の分野は
ロマンチックコメディ系・痛快アクション系(例えばジャッキー・チェン)
普通にコメディ系(ベン・スティラー物など)・ファンタジー、SFと範囲は広いのですが
ホラーもの、戦争物はわざわざ大スクリーンで観たいとは思わないです…


今回の映画はJさんが見たかったというリチャード・ギアとダイアン・レインの
「最後の初恋」(“Nights in Rodanthe”)です。

映画館に入ったのは9時45分。
上映時間は10時15分。

コーヒーを飲みながら、待つことにしました。

映画館内のコーヒーコーナーが開いたところだったので、早速カプチーノを2個注文。

お店の若い女の子店員さん、にこにこっと感じの良いこと。

ところがその女の子、準備を始めたと思ったとたん
ぶつくさぶつくさ言いながら狭いカウンター内をうろうろ始めました。

「あれ、ここの戸棚の鍵がない…」
「おかしいな、コーヒー豆はどこだよ…」
「ったくもう、この紙コップ、扱いにくいったら

多分、前日のお店の人が準備を怠ったのでしょうか。
その子の可愛いお顔が実に険しくなってましたわ

じっと待つこと20分、ようやっとお持ち帰りカプチーノができました
そしてその子が先ほどの形相とは打って変わって、にっこりと

「お代は要りません。お待たせしちゃったから」。

あらまっ

しっかりとお礼を言いました。
今日は何だか良い日になりそうな予感

でも…
カプチーノMサイズじゃなくて、Lサイズにすれば良かっt…
などという不謹慎なことは、考えてませんでしたよぉ


さて館内ですが。

         今騒がれている人気映画もないことと、土曜日の朝とあって
         さすがのんびりムードのオーストラリア、人がいませんね~。
         

          


「最後の初恋」
上映が始まりましたが、室内もがらがら
公開されてしばらく経っている映画だから、仕方がないか…。
回りを見ると、私たちぐらいの年齢の女性ばかりでした。

映画を観終わって、ちょっとぶらぶらしながらコーヒーとクロワッサンで軽食。
Jさん、全部御馳走してくれちゃいました

話が弾んだあまり、写真を撮るのすっかり忘れちゃった

凄く楽しいひと時でした

「また何か観たいのが出て来たら、誘うね」と言ってくれたJさん。

次は何だろう…
今から楽しみだな




「最後の初恋」プチ感想に入ります。

これからこの映画をご覧になりたい、という方は
念のためココからの部分はすっ飛ばして下さい。
あと、無駄に長い記事に飽きた人も、すっ飛ばして下さって良いですよ




最初にこの映画をネットで検索した時に、日本語のタイトルを見て
既に何だかなぁ~な予感がしました。

実を言うとこれがきっと何よりのネタばれです。

英語のタイトルを直訳すれば「ロダンテの夜」
何が起きるか、ご想像におまかせしますの域なのに。


背景や音楽、役者が良かったです
エイドリアン役のダイアン・レインが綺麗で
ポール役、主役のリチャード・ギアよりも印象的だったかも・・・。

海辺のリゾートで出会ったポールとエイドリアンが
それぞれの心に抱える問題に対峙して、それを乗り越え
人生を立て直そうとするうちに、恋が芽生えるのですね

頼り甲斐になるエイドリアンの親友との交流も、女友達って良いなぁ~と思わせて感激。
高名な外科医ポールが自分の過去に向き合う場面では、ちょいと涙ぽろっとなったり。

お話としては微妙な感じではありますが、観て損はない映画だと思いました


Jさんの感想:
「だいたいね、何であんな所にリゾートを建てるのかが信じられない」
「あの二人、くっつくのが早過ぎよね」
「最後の方は、私だったら20分早く終えてるな」

なかなかツッコミどころが多い映画で、そう言った意味でも楽しかったです













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Red Bull Air Race in Perth

2008-11-03 21:52:10 | この国とかパースのお話
先週末に“空のF1”と言われる「Red Bull Air Race」という飛行機イベントがパースで開かれました。

このパース大会が今年の最終戦である上、総合優勝者がまだ決まっていなかったので楽しみ満載。
息子はお友達と。
私は旦那と二人で見に行って来ました。

                

写真は、飛行機が待機するテントです

               
                                 
          
このレースはアメリカ発。
開催地はサンディエゴ、ロンドン、ブダペストなど世界のあちこちで開かれています。

飛行機が「Pylon」(パイロン)と呼ばれる円錐形の巨大風船のエアゲートの隙間を通り抜けながら、時間と正確さを競う競技です。     

これがものすごいド迫力。
煙をブワーーッと出しながら、エアゲートを巧みにくぐり抜けて行きます。

ゲートを破損したり、空中飛行の高度が低過ぎても高過ぎても減点。
時速370キロ、重力加速度12(と言われてもよく…)

とにかく、難しそうです

MP3でFMラジオの実況中継を聞きながら、イベントを観戦しました。

一番試合を見やすい川向うの観覧席は、チケットを買わなくては入れませんが
私達は比較的人ごみの少ない、川のこちらから眺めました。
もちろん、無料です


パース大会3位・年間総合優勝を果たしたのは Hannes Arch (オーストリア)

          


パース大会1位・総合2位の Paul Bonhomme (イギリス)

          

パース大会2位・総合7位 Nigel Lamb (イギリス)

          

ちなみに今大会では8位に終わりましたが、年間総合で3位は Kirby Chambliss(アメリカ)と言う人でした。


オーストラリアのカンタス航空機。               
大会の始まりを伝えました。 
                       
            


街の様子。 

           


ヘリコプターやアクロバット飛行も。

             
           
               


             
         
               

               

            


こちらはオーストラリア空軍のジェット機です。
本当は時速2500キロものスピードが出るそうですが
建物の窓ガラスが割れたりするのでこの日は1000キロで我慢

              

パースの貴重なイベントが(笑)終わりました。

         
 

パース大会は、来年はお休み。

次は2010年の4月になります。
最終戦ではなくなるので、ちょっとつまらない気もしますが・・・。

またカメラを抱えて見に行きたいなと思っています

 
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