Always Autumn

Letter from Perth

エスプラネード駅とベルタワー

2010-04-30 10:43:43 | この国とかパースのお話
さて、前回の続き。

息子っちのハリーにふられたので、一人で散歩をしました。


パースのスワン川方向に歩くと、エスプラネード駅に出ます。


右手にバスターミナルがあって、帰りはここからバスに乗って帰りました。




この辺に見える丸っこいものはこちら↓  

日本人彫刻家、牛尾啓三氏の作品です。                      

土台に書いてあった説明を読むと、これはメビウスの輪を象った彫刻で

素材は日本のPink Granite(桃色花崗岩)、赤い色は日本の桜をイメージした物だそうです。

日本人彫刻家の作品がパース市内にどどんとあるなんて…感動






この輪の向こうにちらっと見えるThe Swan Bell Tower





通称“ベルタワー”(高さは82.5m)です。       


2001年に完成しました。

この中には、建国200周年を祝って1988年にイングランドから送られた18個の鐘が取りつけられています。

うち12個の鐘はロンドンにあるトラファルガー広場のセント・マーティン・イン・ザ・フィールド教会から運ばれてきた歴史ある鐘で 

王室の息がかかった数少ない鐘のセットの一つであり、イギリス国外へ出された“Royal bells”は他には無いと言われています。


中に入るには入場料の大人11ドル(約950円)かかりますが、パースの街を一望できるので楽しいかも


ここでは結婚式もさせてもらえるのですよ~


その辺にいらっしゃる独身の方々、どうぞご利用くださいね あ…独りじゃ結婚できな…


夜は電気が点いて綺麗 ←ライトアップと言うんですな、この時代。



鐘の音は厳かで、思わず立ち止まって聞き惚れちゃう…心に響きます。



以下の時間に聞くことができます


全部の鐘が鳴る時間:

月・火・木・土・日 12pm-1pm



鐘を鳴らすのを見せてくれる日もあります。


デモンストレーションを見せてもらえる時間:

水・金 11:30am-12:30pm


私のオージー友達のDちゃん(日本のサラダせんべいが大好物)は、ここで鐘を鳴らすボランティアをしていて

今回、この話を書く際にいろいろ教えてくれました


Thank you very much, Dちゃん



ベルタワー建設当時は、市民の税金の無駄遣いだって結構批判もされたけど

多くの人々や、私たちファミリーにとっても感慨深い事が一つ。


建設中の1999年当時のパース市内の児童生徒たちが、自分たちの名前を自筆でタイルに書いたのですが(1枚に一学年って感じかな)

それらのタイルが、学校のアルファベット順にばば~っとベルタワーの回りに敷き詰められているのです。


…これは子供たちにも、親たちにもとても良い記念になりました。



政府がそれまでに行った中で最も規模のでかい市民とのプロジェクトで、多分

州政府がしてくれた、唯一嬉しいことでした





ハリーやA美の名もちゃんと書いてあるんですよ~。


確かあの頃ハリーは小学校の1年生だったかな…なんか今より綺麗な字で書いてたかもー



お友達の皆さんが来てくれたら、見せてあげるね っていうか見て下さい






The Bell Tower :

Barrack Square Perth
Ph: +61 8 6210 0444 | Fax: + 61 8 6210 0499


ウエブサイトには写真もいろいろです http://www.thebelltower.com.au/







余談ですけど、gooブログのバージョンが変わるみたいで試してみたら

写真の配置とかなかなか思うように行かず、悪戦苦闘


今回の記事も結局、前のバージョンで書くことになっちゃいましたが

途中からフォントが変わっちゃうし…。        ふぉんとにもう…。        




ちょっとがんばってべんきょーしてみます




































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一つ学びましたφ(._.)

2010-04-26 18:35:35 | 娘と息子の勉強風景
          前々回の記事で書いたレッドブル・エアレース。

          パース大会の結果をメモ代わりに書いておきます。

          
          1位はオーストアのHannes Arch(ハンネス・アルヒ。英語だと“アーク”)。


          オージーパイロットのMatt Hall(マット・ホール)が2位につけて、13万人の観客は大満足


          3位はイギリスのPaul Bonhomme(ポール・ボノム)。


          アルヒとボノムはライバルっていうのかな、彼らのTOP争いがいつも注目の的なのです

          
          3位になったポール・ボノムは例のアイスランドの火山噴火のせいで自国のイギリスにすぐ戻ることができなかったそうです。

          もう帰ったと思うけど…。


          いろいろなところであの火山の影響が出るものですね。         

          
                     

          
          その日(16日)は、ハリーがシティの歯医者に行くことになっていたのですが

          よいお天気だったので、私も一緒について行くことにしました


          ハリーの歯の方は年に一度の定期健診で、ノープロブレム ニカッ


          その後、バーゲン中の店で服を買ってやり、ハリーが気に入っているサーフShop(“CITY BEACH”)を見ることに。


          「そう言えば、新しいお財布が欲しいんだよなー」と財布売り場をうろつき始めたハリー。


          ふと見ると、鮮やかなグリーンの葉っぱのしゃれた模様のお財布がありました。

          「あらちょっと、ハリー。            

      このお財布、綺麗な竹の模様だね~



          ハリー、その財布を手にとって言いました。


          「おお、ほんとだ!!! COOL!!!


           マリファ〇じゃん!!!」


                      ………。


           「な…何それ、〇リファナなのーっ!?」
 

          確かによく見ると、竹とは全然違う葉っぱの形だあ~~


          し…知らんかった…



          お~たむ母、一つ学びました



          しかし、ここで質問!!!


          「ちょっとハリー君
           
        だいたい、何であんたがマリファ〇の葉っぱの形なんて知ってるの!?」



          近頃身長が180cmに届いたハリー、私を上から見下ろしてぷっ と笑い
 

         「誰でも知ってるよ、そんなの



          あーそうですか、さようでございますか
           


          ……こういう時に母親というものは、息子の成長に実に驚かされるのであります(?)        
          

          
          間もなくハリーのお友達がシティに繰り出して来てしまったので、久々の息子とのおデーツはそこでお開き
          

          なんだ、たまにはふかひれ、アワビ、キャビア、フォアグラ、ツバメの巣の盛り合わせ ラーメンでも

          食べさせてあげようかと思ったのに


          まぁいいさ。



          で、その日のランチはこのペイストリーにしました。

          ほうれん草+2チーズ味 

         

          ここのはさっくりとしてて、おいしいのです


          食べてた場所が某ブランド店のど真ん前のベンチだったってのが、なんか変

                   


          そして一人楽しく、マイペースで散歩を続けることにいたしました

                               …長くなるのでこの話はまたこの次に(多分)


          
          結局。


          その日ハリーが買って来たお財布は、〇リファナ模様ではなくかなりまともなものだったので、一安心
          


          でも、件の財布の話をしたら娘のA美のつぼに入ったらしく

          彼女の某SNSで、ちょいと話題にされてしまったのでした

    
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アンザックデーに思うこと

2010-04-25 17:18:19 | この国とかパースのお話
今日はANZAC DAYという戦争記念日で、オーストラリア・ニュージーランド・クック諸島・ニウエ・サモア・トンガ の休日です。

ANZACは、Australian and New Zealand Army Corps―オーストラリアとニュージーランドの合同軍事組織―のことです。


かつては、第一次世界大戦のガリポリの戦いで戦ったANZACの兵たちと、国の為に尽くした人々のために追悼を行う日でしたが

第二次世界大戦後は、すべての戦争に参加した兵士たちのための追悼の意が込められるようになりました。



             過去の戦争において国のために命を捧げた方々の鎮魂と

             世界が平和であるようにと祈るための式典が、早朝から各地で開かれました。

             キングスパークの戦争記念碑前には早朝から老いも若きも4万人が集まり

             夜明けとともに献花と祈りが捧げられました。

                                       すみません、今年も私はその時間夢の中でした…。

         

                                                   (昨年末に撮影した戦争の記念碑)



日本は第二次世界大戦時において、オーストラリアの敵サイド。

日本軍がダーウィン(オーストラリア・ノーザンテリトリー首府)に二度、爆撃をしたことなど、この国に来るまで知らなかったことでした。

大正生まれだった亡父はもちろん、知っていましたが。


今はどうなのでしょう。

かつて日本とオーストラリアが戦争をしていたことを、日本の若い方々はご存知なのかな。


私がこちらに来たばかりの頃はパーティーなどで、それまで会ったことが無い人に戦争の話を持ちかけられることがありました。

多分、こちらの人たちは日本では戦争についてどう教えているのか、気になるのだと思います。

そう話をふって来る人は皆、親日的な人なので嫌な思いをしたことは無いけれど、戦争を知らない世代の私。

答えに窮することも多く、こうしてブログに書くのも頭を使うぐらいです。


一般論よりも身近な話。


私にも、戦争のけがが原因で戦後間もなく、若くして亡くなった父の兄(伯父)がいます。

私が生まれるずっとずっと前に亡くなってしまったので、もちろん会ったこともないのですが
絵が上手な人で、たくさんの油絵が本家や実家に残っていました。

生きていれば、今頃、立派な画家になれたと思うのです。


現在、我が家のキッチンの壁には、伯父が描いたお魚の絵(実家から父の形見に頂いて来た)が飾ってありますが

それを見て時々、当時、伯父も含めて、どれだけ多くの人々が志半ばにして命を落としてしまったのだろうと考えます。

亡くなられた方々の思いを、努力を無駄にしちゃいけないんですよね。



最近は戦争の話題をふられることは無くなって、捕鯨問題ぐらいですが…

これはこれでまた難しい話です



この国では、子供たちに、今の平和があるのはかつての人たちの苦労があってこそということを伝えるために

早い時期から戦争についての教育をしているようです。

私もアンザックデーについての宿題を、小学校低学年だったA美と一緒に奮闘した記憶があります。


この国は多国籍国家で、自国の内戦の戦火を逃れて移住しに来た人もたくさん。

本や映画で見て来た世界史が、現実のものとして感じるのです。

本当に命がけで生きなきゃいけない世界があるんだな、とボケボケの私が緊張するひと時です。

 


            どんな戦争も悲しい。

            繰り返してはいけないのに、今も戦争は絶えません。


            でも、一人一人の心からの祈りがきっと通じる日が来ると信じたいですよね。


            次世代の子供たちが笑顔を絶やすことのない未来を

                      
           
           
                        The flame of remembrance ―追悼の灯
         



                一昨年の4月25日にもアンザックデーの話を書いていました。よろしかったらこちらです。




                 ちょっとけっぱって難しい話書いたら…疲れちゃった
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Redbull Air Race in Perth 2010

2010-04-17 16:23:16 | この国とかパースのお話
               

                                今日の記事の写真の大部分はRさん提供です 


     4月17日・18日に空のF1と言われる:

     Redbull Air Race World Campionship第2戦がパース市内のスワン川で開かれます。

     パース戦は2008年11月以来で、1年ちょっと間があいたこのレース。

     15日(木)の練習ではブラジルのパイロットが操縦する飛行機がスワン川に墜落というハプニングで幕が開きましたが

     そのパイロットも翌日には元気に退院して、もう飛ぶ気満々

     でも彼の飛行機は大破しちゃったので、多分見学になるのかな…。
   

     昨日(金)は本格的な練習日だったので、飛行機好きのRさんはカメラを抱えていそいそ出かけて行きました

     土曜日の予選や日曜日の決勝は見に行かないのかって聞いたら「混むからいやだ」って。


     Rさんはスワン川の向こうのSouth Perth側から見物。

     私は用があったので市内に行ったついでに、街の方からちょこっとだけ練習風景を眺めてみました。

         
             観客席や報道席はRさんが陣取ったSouth Perth側に設置されます。 

             なに、この報道カメラマンの位置

             高い所苦手な私にはとても無理無理
     
           

                  


         パイロットたちは三角錐のパイロン(Pylon)と呼ばれるふにふにゲートを

         既定の順序に沿って通り抜け、そのスピードを競いますが

         ゲートを通る時に高度が低すぎても高すぎても減点、羽翼の角度は限りなく水平に近くないとダメ
 
         正確に、誰よりも速く

         かなりの技術を要する飛行レースです。

        

       背景は大きな丘が丸ごと公園になっているキングスパーク。 上の方に立っている塔は戦争記念碑です

                    
                
 
                    

                           

     飛行機の翼でパイロンを切ったらこれまた減点

     金曜日の練習中、パイロンは何回も切れちゃったそうです。                  切れたら、別のを立てます

   
      
           
                 ジェットスキーレンジャー?もがんばります

         

                                 なんか・・・可愛くね?
      
                       この、後ろのPERTHの字ですが

          市内側のコンベンション&エキシビション・センター(後方、長平べったい建物)前の芝生にどどんっと。

          こういう感じに立てられていました(これは私が撮って来たvv)

          かなりでかいのでびっくりしちゃった。

      


               アクロバット飛行部隊

       
         
                     
    イベントを運営する裏方さん↓は大忙し。                      レスキュー隊もスタンバイ

                                                           彼らが先のブラジル人パイロットを救出したのでした

  
          
            
   西コアラ州の州鳥、スワン川住民のブラックスワンたち
 「今日は何やってんだ、いったい…」とちょっと迷惑そう

  カモメだか何だか、鳥の群れをヘリコプターが追い払うという場面もあったそうです。

  飛行機に衝突したら、人間も鳥も大変ですし

  ま、鳥にしてみたらね~
  いきなり領域を荒らされているわけですから、おもしろくないよね


                    
                                   
 
 「飛ぶの下手だよねー人間って」

 「うんうん」

    




           鵜の仲間かな? この鳥さんたち。

       

   




 Redbull Air Raceパース大会の後はブラジル、カナダ、アメリカ、ドイツなどを回ります。


去年から参戦し、新人にして年間総合3位とがんばったオージーパイロットのマット・ホール(Matt Hall)

 日本人パイロットの室屋 義秀氏の活躍に期待してます



 パース大会の存続は常に危ういものがありますが~~

 見てると結構楽しいので…余所に取られないで欲しいな

 
  明日の日曜日は決勝です。

  お友達の皆、今からでもパースへ来ないムリカナッ
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☆Milestone☆

2010-04-13 18:28:18 | ファミリーアクティビティ
   一週間前の4月5日、お~たむ家一族の女王様である義母が、80歳の大台を迎えました



   切りの良い数字の誕生日はちょっと大きめにお祝いしますが

   80歳は人生の“Milestone”(マイルストーン;一里塚)ということで

   市役所からも立派な賞状が届き、とても満足げな義母


   5日は義母の家に友人と私たち一家が集まり、楽しいアフタヌーンティーパーティーになりました    
     

   

                       こんなコラージュ写真作るのにエラク時間がかかってしもうたコラー       
   

   ケーキは義母のお気に入りの店から自ら注文した物です


   本当はA美がバイト先の綺麗なケーキを買ってあげようかとRさんに言ったのだけど

   「母さんは、好意で買ってもらったものでも平気で文句を言える人だから、念のため止めといた方が良いよ」だってヨクワカッテルー
  
   
   確かに、回りの意見はALL無視で、すべて仕切るタイプだわ

   時には皆がああぁ~~と思うような爆弾発言をしたり、空気を読めなかったりする人ですが

   嫁にとっては多分、『文句を言ったら罰が当たるよタイプ』なお姑さんだと思います


   恐ろしいほどの記憶力の良さを持ち、回りの人間にとっては
 
   すっきりさっぱり忘れ去って欲しいことまでつぶさに覚えているあたり

   とりあえず今のところ脳の老化現象の気配ってものはない様子


   
   丁度イースターが重なったせいでアデレードから来る叔母や義母の姪たちの飛行機の切符が取れなくて

   誕生日当日に間に合わなかったことはちょっと残念だったけどねー


   義母と叔母(妹達)3人、姪とその息子君との再会は2日後になり

   その時はその時でまた賑やかなランチパーティーになったのでした


   
☆彡*ー*ー*★彡*ー*ー*☆彡*ー*ー*★彡*ー*ー*☆彡*ー*ー*★彡*ー*ー*☆彡*ー*ー*★彡*ー*ー*☆彡
  

   12日(月)は叔母3人のうち、S叔母さんとM叔母さん二人を市内散歩にお連れしました。


   S叔母さんは70過ぎてもスポーツをしている人なので、歩くの早いのっ     マッテー


   気が付くと私とM叔母さん(62歳)がしゃべりながら後ろを歩いていて

   私なんて道案内の役をやっていること、スッカラカンに忘れてしまっておりました

   で、時々S叔母さんが道がわからなくなるとハタと立ち止まり、さっと振り向いて

   「・・・次は? どこへ行けばいいの? ガイドさん、しっかりして」って言う時には

   予定のショッピングモールから全然違う所を歩いていたりしてギャハハ

   
   なんか、オージーの叔母を日本人の私が大威張りで案内しているのってどうよ
   

   Miss Maud(ミスモード:
   カリヨンアーケード内)のラザニヤを食べ
   叔母たちのお土産ショッピングに付き合い
   DOME COFFEE(市内3か所ちょっと)でひとやすみ。

 お~たむ式パース短期滞在者向け市内巡り王道コースです

   

   おお、そう言えばミスモードでは普通のラザニヤが2個しか無く、叔母がベジタリアンのラザニア(写真)を注文したのだけど

   私は叔母に、ここのお肉ラザニヤを食べさせてあげたかったのでベジタリアンの方は私が食べる羽目になってしまったのですが…

   これがなんとまぁ、激ウマでびっくり


   良いもの発見しました

   付け合わせにポテトサラダを注文したのに、何故かガーデンサラダが付いて来て 

   「ここのポテサラが美味しいんだから、やり直して貰いましょ~よ」と言い張る私に


   「いや、何でも良いわ、お腹すいたし」ってさっさと食べ始めちゃう叔母ちゃんたち

   も~~なんか変で笑っちゃった

    

   叔母たちはお土産を揃えて満足そうだったし、いっぱいしゃべって、食べて。

   楽しい時間を過ごせました。

   今度はアデレードにもおいでよ~って言ってもらえて嬉しかったです


   21年前に行ったことあるんですけどね

   あの時はいきなり何人もの親戚メンバーを紹介されて、混乱したまま過ごしちゃったから

   アデレードそのもののこと、良く覚えて無いし~

   前は日本に帰ることしか興味が無かったけど、やっぱり他の所にも行ってみたくなりました


   
   義母宅まで電車で帰る叔母たちを見送りがてら、駅まで行っての別れ際、S叔母さんが

   「姉(=義母)に会えるのも、もしかしたらこの旅が最後かも知れないのよね…」

   と寂しげにつぶやいていたのを聞いて、私はえっと驚いた顔をしていたのでしょう。   


   「だって…。

    いくらオーストラリア国内だって、そうしょっちゅう行ったり来たりできる距離じゃないもの。

    寂しいけれど、仕方ない、That's life(それが人生だから)」。

    そう言う叔母は無理に微笑んでいましたが。
      

    遠く離れた家族と思うように会えないもどかしさ

    私にも身に覚えのある感覚なので、帰りは一人でしんみりしちゃいました。


    

    お義母さん、久々に妹たちと過ごして嬉しいんだろうけれど

    のんびり一人暮らしの中にかしましい彼女らが来て、なんか疲れちゃってる様子


    でも良かった、良い思い出ができたみたいで



    80歳になれたからこれで思い残すことは無い、なんて寂しいことはおっしゃらず

    もっと長生きしてミートローフやローストなどのお料理をいっぱい教えてくださいね


           
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BLUES 'N' ROOTS FESTIVAL @フリーマントル

2010-04-04 22:22:22 | 音楽
    
 イースターサンデーの今日は涼しくて少し
 やっぱり秋です
 今年のイースターエッグって言うか、チョコうさぎ
 一番手前はA美のバイト先のボスがくれた子うさぎです

 向こう3匹は、お姑さんがくれました。
 ちゃんと家族分、4匹いたはずなんですけど…

 Rさんが、すでに食べ始めてました(。・w・。)プッ
 
 今年はイースター島のモアイ像のように並べて撮ってみました

       



・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・    


  先週の日曜日に、フリーマントルで開かれたブルースのコンサート祭り:

  BLUES 'N' ROOTS FESTIVALにRさんと二人で行って来ました


  フリーマントルFremantle)はパース中心地から南西に約20キロ行った所にある大きな港街です。

  お天気は良く、ちょっと日差しは強かったけど海風が吹いて、爽やかな野外コンサートでした。


  だたっ広い芝生の公園(?)に4か所のステージが建てられて、午前11時から夜の10時まで
 
  様々なミュージシャンの音楽(一応、ジャンルはブルース)を1日中ライブで楽しめると言う、ありがたいイベントです

  

  私とRさんは午後から参加しました。


  


  4か所で行われる演奏は各1時間~1時間半。
  
  好きなミュージシャンが必ずしも1か所で続けて出演してくれるわけでは無く

  4か所のステージのうち、3か所をRさんと行ったり来たりthis way~コッチコッチ

  気に入ったミュージシャンが別ステージで重なる場合もあって、全員の演奏を見れないのはちょいと残念

  ま、贅沢は言わなーーい

  
  こちらはアイルランドのデュオ:The Swell Season

  初めてお目にかかったバンドだけど、ヴォーカル、ギター、ピアノ全部凄く良かった~

  メンバーは、アイルランド出身のグレン・ハンサード(Glen Hansard /vo, g):写真左

  チェコ出身の女性シンガーソングライター、マルケタ・イルグロヴァ(Marketa Irglová /p, vo):右 

  マルケタさんの透き通った歌声が綺麗だったな~
  
  

   この二人、映画『once ダブリンの街角で』の主役もやったそうで

   その映画の挿入歌"Falling Slowly"は、2008年(第80回)アカデミー賞でオリジナル歌曲賞を受賞しました。

   良い歌です

   今度彼らのアルバムも買ってみよっと

   
   お次は~~

   
 
イギリスのブルース系ミュージシャン:
ジョン・メイオール(John Mayall)76歳

パワー炸裂のジョンさん他バンドのメンバーの演奏に
老いも若きも、大喝采






   また戻るぞ~
 
  

タジ・マハール(Taj Mahal)は、アメリカ人のミュージシャン。
大ベテランの67歳

バンジョー、スライドギター、キーボード、ベースなど
いろいろな楽器を演奏できる天才です。
Rさん、感激してました。






 そしてまた舞台は変わり~~


   バディ・ガイ(Buddy Guy)は73歳。

    シカゴ・ブルースの第一人者的存在のこの方を見ようと、一番大きなステージ回りは超満員。

    声も演奏も迫力があって、とても70歳過ぎの方とは思えませーん

    Rさんはここでも大感激中

    

    ブルースってあまり聞かないジャンルの音楽だけど、この数時間で彼らの演奏にどっぷりと引き込まれてしまいました。
       

  
ここまで、なんだかんだとほとんど立ちっぱなしで
 コンサートを見ている私たち。

 結構ヨレヨレになりながらも夕食をゲットしようと
 ナチョスの売店に並び始めましたハヤクー
 そんなに大した人数ではないと思ったんだけど、なかなか順番が来ず
 待つこと何と1時間っ

 やっとゲットした時には日がとっぷりと暮れてしまいました

 
       
   夜空の元でナチョスをかきこんで、次の会場へ走ります


   このコンサートにおける私たちの目標ミュージシャンの一人、ジェフ・べック(Jeff Beck)

   んー…会場が暗いのでぶれてますな

  
   
   テレビでジェフ・べックのライブを見たことがあるけれど、ナマ演奏は本当に違いますスゴッ

   さすがイギリスの3大ギタリストの一人と言われるだけの迫力。

   ジェフ・べックが弾いているのはストラトキャスターとかってタイプのギターらしい…多分

   そう言えばRさん、去年の暮れに80年代のフェンダー社ストラトキャスターを買って、せっせと練習してるけど…

   がんばって~
   

   さて今宵最後のバンドは私の超大好きなクラウデッド・ハウス(Crowded House)

   

   80年代からオセアニア、ヨーロッパで大人気、一度解散してから新メンバーで再起動。

   6月のニューアルバムリリースが今から待ち遠しいわ

   彼らのジャンルはロックだけど、このフェスティバルのジャンルに合わせて

   1曲をブルース調にして歌ったりして楽しかったです


   ファンの年齢層が私らぐらいかと思いきや、背の高い若い子がわんさか前方を陣取っていて良く見えなかった…
   
   それでもこういう大スクリーンで見れたし、生でガンガン聴けたから・・・良しとしましょ

   こちら、リーダーのニール・フィン(Neil Finn)ですポッ    えっと…ギター抱えてる方ポポポノポッ   

   


   で、このスクリーンですが、電気が消えたらこんな絵がヘェー

   

   浮世絵っぽいよね
   

   
   

         闘い済んで日が暮れて

         楽しかった1日が怒涛のように終わりました

         この次は弁当持参だな~とか、やっぱイスに座って見れるコンサートが良いかもなーとか…

         年配夫婦はしょうがないのぉ
   


         もしくは、こういう方たち↓をまねてみるのも良いかもね

 
      

         無料で高みの見物ってかい
                                 



         長々と音楽話にお付き合い下さってすみませんでした

         それでは
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今度はちょっと変わったフレンチトースト (´~`)゛  ※改訂版

2010-04-02 20:40:20 | なんかクッキング
    今日から西洋社会ではイースター(復活祭)に入ります。


    イースターのお話は去年、結構頑張って書いたので(2009年4月10日2009年4月12日記事)

    詳しいことはパスね

    
    春分後の最初の満月の次の日曜日(ややこし…)が「イースターサンデー」なので、イースターは毎年同じ日ではありません。


    今年は今日(金曜日)が「グッド・フライデー(聖金曜日:せいきんようび)」で、キリスト様受難の日。

    コアラ国では、国民の祝日です。

    一般的に赤身の肉は食べない日になっていて、我が家も今夜の晩ごはんはこの前買って来た

    真空パックのうなぎにしてみました


    4月4日(日)「イースター・サンデー」で、キリスト様が復活の日。

    子供たちが(大人も?)卵型チョコを食べたりします


    卵は復活のシンボルなのでしょう。


    4月5日(月)「イースター・マンデー」も国民の祝日。

    この日は義母の80歳の誕生日なのです


    30歳、40歳、50歳などキリの良い年齢の誕生日は盛大にするこの国。

    80歳ともなればやはり

    義母は大張り切りで2年ほど前から計画を立てておりましたが

    アデレードからパーティーに来てくれる予定の叔母たちや、Rさんの従妹が

    残念ながらイースター休みで飛行機のチケットがいっぱいで取れず水曜日に到着する予定になりました。


    それでも月曜日の誕生日会は決行ですが、私たちや地元の義母の友人が集まり賑やかになることでしょう。


    お義母さん、元気だよね~~~

    パーティー話はいつかブログのネタになるのかな…トオイメ…


☆.。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。.☆



  今日は、イースターにちなんで、エッグトーストの話を載せてみます


  以前当ブログでご紹介した「ちょっと変わったエッグトースト」を実際に作ってみて下さった方々が何人かいらっしゃって

  段々とエッグトーストの輪が広がりつつあるこの頃

  ブログって楽しいものですね

  その方々のブログのエッグトースト記事を、お礼を兼ねてここにリンクさせて頂きます

  よだれ注意報 出しておきます

  みなさん、どうも


  きよたみさん 

  ゆかちゃん

  akiさん

  nono_raさん

  A美もハリーも「うわ~どれも、ママのより美味しそう」なんて言ってましたよアッハッハ         ……

  

  

  ところで、このエッグトーストに兄弟ができたんです


  A美がカレシ君の家に遊びに行くと、彼が時々作ってくれるらしいフレンチトーストなんですが
       
  先日、A美が私に作ってくれたところ、すっごく美味しかったのでブログに載せて良いかと聞いたら

  「良いよ~~ってにこやかに 良いお返事もらったわと思うや否や…

  「ただーーしと来た  

  「な、なに    

  「条件として、この記事を読んで下さったママのお友達が

  私(=A美)が日本に行った時に、これを作って下さるってこと


  ――だ、そうですよ 

  

    題して:

どなたかが作ってくれたのをA美が食べたいフレンチトースト

   お友達の皆さま、よろしくお願いしますねエヘッ



  このフレンチトーストは、たまごと牛乳に加えてオージーっ子大好きな
  トマトケチャップを混ぜるのがみそ。
                            
      
  ケチャップ+パセリのみじん切り
 (みじんじゃなくて、かなりの塊になってる)と
  ちょこっと塩コショウ、砂糖少々を入れて

  ※追記
  「ここでレモン汁を少々入れますよ」(Byカレシ君

  あとは、パンを浸してフライパンで焼くだけ。
 
  これがなかなかどうしてこうして美味しいんだわ




        

     そういえばこちらでは“ケチャップ”と言わず「トマトソース」と言います

     
  
 
     トマトソース、たっぷりかけてどぞ~


     
     日本はが綺麗な頃なのでしょうね~

 
     来年こそ、お花見に帰りたいな ←花より団子タイプです

     



     ※昨晩この記事をUPしてから、A美が

      「お砂糖とレモン汁忘れてるよ~」と指摘したので、慌てて付け足しましたスッマセーン
     
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