Always Autumn

Letter from Perth

アルバニーの海と空 ~家族旅行2日目(中編)~

2011-02-26 16:36:36 | 2011年2月 South Westへの家族旅行♪

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毎日36℃以上のカラカラ天気が続くパースです。

我が家のあたりは観測地より2℃程高く、外の日陰で今日も40℃。

あーーーやれやれ



*◆*―――――――――――*◆*―――――――――――*◆*


【家族旅行記事の続き、2月2日の午後の話です】


Albany(アルバニー)はパースから南へ409キロ、サザン・オーシャンに面した港町で
人口33600人、州では6番目に大きな町。

フリーマントル港が開港するまでは、西オーストラリア州第一の港町だったとか。

何回か当ブログでこの町をご紹介したので、見たことある~と思われる場所も登場すると思います。

ランチの後、Middleton Beachの散歩道を歩きました。


日差しが強くて歩くとちょっと暑かったけれど、風がさわやかで良い気持ち

真っ青な南極海も空も、きれいでした


A美が撮ったもの)


散歩道の脇にいた、とかげ
生きもの大好きなハリーが喜んでました


散歩道を戻って、次の目的地のウインドファームに向かうためにMiddleton Beachとさようなら。

下の2枚は、道の途中、車の後部座席からA美が撮っていた写真です。


今回は予定がぎっしりだったので、素通りしたアルバニー市内。
右の建物、前は無かった気がする~。


そして今回初めての訪問先、Albany Wind Farmに到着。

小高い山の上に展望台があるので、緩い坂を上って行きました。


一番上まで行くと、12機の風車をずらっと見渡せます。

オーストラリア最大規模だと、サイトに書かれていました。


タワーは高さ65m、ブレードの幅は35m、ドイツ製でオーストラリアの会社が設置し、2001年10月に始動。

巨大なブレードの音がひゅんひゅん鳴り続けていました。
この辺だったら、騒音で問題にされることは無さそうですね。

アルバニーの電力の75%を賄っているそうですから、風の力って凄い


回りには、海岸に咲くワイルドフラワーがちらほらと。




ウインドファームのお次は、Torndirrup National Park内にある
Natural Bridge(ナチュラル・ブリッジ)とThe Gap(ザ・ギャップ)へ行きました。

2か所とも前に載せたことがありますが、しつこく

ナチュラル・ブリッジ。

A美とハリーが立っていますが、ちょっと横へ歩いたら岩の絶壁なんて本人たちからは見えません。

でも例によってハリーが端に歩こうとしたので、こっち側から思わず

「ストォーーップっとどなったら

岩壁に声が反響して、やたらめったやかましくなってしまいました

The Gap
某洋服屋さんみたいな名前ですけど

いつ来ても、おっかなびっくりの場所です。
Rさんが撮っていた写真こんな風にハリーが身を乗り出していたなんて





波が押し寄せて、ドバーンドバーーンと岩壁に激突

ここは海からの突風と波が凄いので、気をつけていないとマジに危ない場所です。



ま、皆無事で良かった

アルバニーを出発、次はメインの旅行先、西オーストラリアのDenmarkへ向かいました。

次はそこから書きます






クライストチャーチの地震のニュースを見るたびに、涙が出てしまうこの頃。
希望を捨てては駄目だと言われるけれど、現実は…。

それでも一人でも多く、生きて見つかって欲しいと願わずにはいられません。




ご訪問ありがとうございました。
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ポロンガラップ国立公園からアルバニーへ ~家族旅行2日目(前編)~

2011-02-23 12:17:12 | 2011年2月 South Westへの家族旅行♪

昨日のニュージーランドのクライストチャーチで発生した地震で、既に75名の方が犠牲になってしまいました。

緑が多く、私なんかも憧れているあの美しい街が、悲しみ、焦燥の街と化し本当に胸が痛い。
亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

怪我をされた日本人の方もいらっしゃるし、行方不明の方々もまだ十数名おられるそうなので心配です。

余震が続き、救出作業も緊迫している中
いまだ300人が行方不明とのこと、一人でも多くの方が無事に救出されますように。

2011年は始まったばかりだけど、大きな災害のニュースが絶えないオセアニアです。

この自然災害の波、なんとかおさまってくれないものかな…


∞───∞───∞───∞───∞───∞───∞──∞───∞───∞───∞


【今日は2月初めの家族旅行リポートの続きを書きますね



2日目(2月2日)の朝、マウント・バーカーを出発。

そこから車で訳15分ぐらいの、porongurup(ポロンガラップ)国立公園に寄りました。

この辺はKarriの木(ガムツリーの一種)の森が続きます。


ポロンガラップ国立公園には、花崗岩の岩山が連なる小型の山脈があります。
その山脈が形成されたのが14億年も前のことなのだそうです。

相当に古い岩質土壌ですよね。


国立公園の中には何カ所か見どころがあり、バーベキューもできる場所があります。

その見どころの一つが、この“Tree-in-the-Rock”

長い年月の中で、菌類や微生物によって浸食された岩にコケが生え
それが水分を蓄え、さらに微生物を呼び土のようになった所に
カリの木の種が落ちて根を張り、岩そのものに育ったのだそうです(たぶん…)。


途方も無く長い時の流れを感じる森でした。
  (クリックすると解説が読めます。英語ですけど


森の中で見かけた、可愛い小鳥さん

The Scarlet Robin
(Red-brested Australian Robin)

鮮やかな赤のお腹の羽毛が宝石みたいに、常緑樹の森で輝いていました


ほんの少しでっぱっている樹皮に、器用にとまって羽を休めていました



そこから別の観光目玉、Castle Rockと呼ばれる岩場を見に行くことにしました。

家族全員まだ行ったことがないのですが、見晴らしのいい場所に
どかっと巨大な岩がそびえ立っている所で、ハリーがとても楽しみにしていたのです


ところが



「Castle Rock歩道閉鎖中」の看板が…オーーノォーー


その場所への足場が悪くなって来たとかで、約500mの歩道は補修工事の最中らしいのです。

(作業中の気配が全然、ありませんでしたけども

2010年3月15日に始まったみたいですが、なに、もう1年経っているんですね。

終了予定は・・・「未定」(紙を貼っつけて書きなおしてあるしー

パースでその話を、Rさんの友人にしたら
「こういう場所のメンテは、とことんボランティアの力に頼ってるからなぁー」と。


Rさんが事前に、Castle Rockへの行き方や近辺の見どころをネットで色々調べたのですが
修理中だのなんだの、そんなことはひとことも書かれていませんでした。

残念だったな~。

今回の旅行のメインイベントの一つだったのに…



ま、こういうのもよくある話さ、仕方がない

他に観光客はいなかったところを見ると、皆知ってたのかなー。

私達4人だけ、少しのんびり過ごすことにしました。

まだ子供のクカバラ(ワライカワセミ)が、おとなクカバラのような
「ククククカカカカカァーーーッ」っというけたたましい笑い声を出すために
何度も練習をしていましたが、その声はまだ何とも情けなくて、可笑しいやら可愛いやら

なんか落ち込んでる 子供クカバラさんです


ハリーはでっかなありんこ:Bull Antsを見つけて大満足

これはオーストラリア固有の蟻(国外では、ニューカレドニアに一種のみ)で
大きい蟻だと4cmにもなります

齧られると、めっちゃ痛いですからお子様は気をつけてね
(幸い、我が家は誰も齧られたことはないんですが)


2月なので、西豪州のワイルドフラワーの季節は終わりなのですが
この辺りは気温が低めなので、まだちらほらとお花が咲いていました。


ポロンガラップを出てお次はそこから40キロ南の町、南極海に面したアルバニーへ。



道路標識にある町の名前にもあるように、西オーストラリアには
“~~UP”という町の名前を多く見かけますが
これは西オーストラリア州に住むアボリジニ(オーストラリア原住民):Noongar 族の言葉で

“The place of~”を意味するのだとか。

例えば、“Ongerup”は“Place of the male Kangaroo”雄のカンガルーの場所)だそうですよ。


アルバニーのMiddleton Beach沿いのカフェで、まずは腹ごしらえ。


ハリーが食べていた、盛り合わせ料理

私のはフィッシュ・アンド・チップス


んまぁーーー太り系食べ物だわ、例によって

美味しかったけど、店内で食べるとものすっごく高いので
お持ち帰りのハンバーガーかなんかの方が良いかも…


次はアルバニーのお話をちょこっと

それでは、今日も一日がんばりましょ~


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クイーンメリー2の寄港

2011-02-19 17:35:17 | この国とかパースのお話


去る2月17日(木)、Rさんと、フリーマントルの

Victoria Quay(ビクトリア埠頭、Quayの発音はkiːに寄港していた
豪華客船:クイーンメリー2号を見に行って来ました

凄くでかい、まるでビルみたい

お船は木曜日の朝に着き、出港予定時間は最初、同日午後5時と聞いていたけれど
7時だということで、Rさんとうろうろしながら時間をつぶしました。

船と電車とバスのお得なセット


船の部分を大きく撮ってみました


ビクトリア埠頭のE Shedマーケットは、普段は金・土・日がOpenですが
この日はお船のお客さんのために開いていたので、そこで軽く夕食を食べ
デザートには、私はこの“フルーツボート”(向こう側)、Rさんは手前の“バナナボート”を。

いろいろなソースを選べるので、私はチョコ、Rさんはライムソースにしてもらいました。
ペパーミントソースは良くあるけれど、ライムを置いてあるのは、ちょっと珍しい。

これが私たちのクイーンメリー号ってわけかな
安っ…。



出港時間まで、埠頭で夕焼けを眺めて楽しみました。
この丸っこい屋根の建物は、海洋博物館です。


水平線に帆船がぷかぷか。




停泊中のアメリカ海軍のお船とのツーショット。

海軍の兵士さん方、海上保安のお仕事を終えお休み中にもかかわらず
先日の森林火災の被災地を訪れて、後片付けに手を貸して下さったそうです。

ありがたいことだと、州民は大感激でした

午後7時半、いよいよ旅立ちの時。

(後方の赤白シマシマの物体、キリンみたい)


埠頭からの見物人が一斉に撮影を始めたと思ったら
お船側でもお客さん方がずらっと並んで、こっち側の写真を撮ったり、手を振ってくれていました


誰も知らない人たちなのに、大きなお船の旅立ちって何故か感動する

さらば~~ちきゅうよぉ~~~~って歌を思い浮かべたのは私だけかな…


次なる寄港地、アデレードを目指して


行ってらっしゃ~~~い


お船が去って、あたりが静かになり、埠頭では釣りをする人がちらほらと。


やがて真っ暗になった空に、満月を翌日に控えたお月さまがぽかり。


フリーマントルの街も静まり返っていました(ってまだ夜の8時ちょっと過ぎなんすけど)。


途中の見晴らし台でもう1回、真っ暗な海を進むお船を見かけました。

夜空を飛ぶ飛行船みたい


それでは、帰るとしますか





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バレンタインな午後

2011-02-14 17:14:00 | パースの空
巷ではバレンタインデーということなので

いつもお世話になっている皆さまへ、日頃の感謝をこめて…

それで、この写真が何か?って、言われそうですが
微妙にハートの形をしていませんか? この雲

し、してないかな…。


それよりも、私が必死に腹筋運動をしている姿に見えなくもなく。
旅行でお腹ぷにぷに度がアップしましたから、こんな形の雲を見せられるんですね




こちらでは、バレンタインデーに男女どちらからでも、好きな人に贈り物をします

贈り物はチョコレートも人気ですが、それに限らず。
更に、義理チョコやなんたらチョコなどは無し。

男性からは例えば、赤いバラの花束とかアクセサリー、クマのぬいぐるみなど恋人にあげたりするようです。

うちのA美は、今年は何をもらってくるんじゃろ


そう言えば、この国の女性はどんな贈り物を相手にするのかな

…って、何故わからないんだ、自分

考えてみたら、過去に一度もRさんにバレンタインだからと贈り物をしたことないもん

もう、結婚しちゃってるから今更ね~

こういうイベントは若い人専門で良いよね


と思いきや、私のお友達の◎◎さんが、日本からハリーにプレゼントを送ってくれました
 
細かいのなんのなんの、Nano Block …。  
彼のPCがアップグレード+修理中だったので、ハリーの退屈な日々に舞い降りた救いの女神
説明書とにらめっこをしながら、雷門建立に挑むハリー楽しそうでした。

やがて、手のひらサイズの雷門の出来上がり
こんなブロック、見たことない と大興奮気味のハリーでした。
ハリーは今でこそゲーム少年だけど、元々こういうブロック系の作業ものが大好き
◎◎さん、ほんとにいつもどうもありがと




さて、ちょっと地元の話になります。

先ほど、出かけついでに
High Road沿いのRiverton Shopping CentreのカフェでRさんとランチをして来ました
(私は手前のイタリアン・ブレッドのオープントーストサンド。さくさくブレッドが激ウマ
Rさんは向こう側、チキン・シーザーサラダ。)

食事も、紅茶(リーフティー)もすっごく美味しいだけでなく、温かいカップで来ます(これは重要)
ここは小さなショッピングセンター内のカフェで、見かけもごく普通。

前にA美とたまたま入ってランチを食べた時に、質が高くて二人でびっくりしたっけ
こんなありふれた場所で、意外や意外の大発見だったわけです

今日、初めて来たRさんも喜んでました。

ランチの後は、お魚を買いに。

この店は、冷凍にしたお魚を売っているんですが
お刺身用の生サーモンもあって、それが他よりも断然安い

日本人のお客さんも多いそうです。


【Universal Seafood:150  Bannister Road, Canning Vale】

で、今夜はお刺身かな
こんな感じで、ごく普通に一日を過ごしている私。

恋する女子の皆さま、お相手のは~とを
今日中に
射止められますよう、がんばって下さいね(*^^)ノ




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おまけ:「新・ケアンズ熱帯生活」ぴぎーちゃんとこのおっさんおかめちゃん
10歳のお誕生日おめでとう

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South Westへの旅 ~1日目:PerthからMt.Barkerへ~

2011-02-12 14:27:12 | 2011年2月 South Westへの家族旅行♪
それでは家族旅行記を始めます

これも誰かさんの日本旅行記みたいに、半年もかかることがないようにしなければ…




去る2月1日から5日まで、パースから南へ下る4泊5日の旅行に出かけ
パース→マウント・バーカー(1泊)→デンマーク(2泊)→ペンバートン(1泊)を訪ねました。


(マウント・バーカーの展望台からの眺め)



今回、メインの旅行先は大好きな町、Denmark
(可愛いブルーのフェアリー・レンで有名だけど、会えるかな~

最初にパースに住み始めたばかりの頃、ヨーロッパのデンマークとよく勘違いして

『どうして“デンマークに住んでる”とか、“デンマークに行く”とか言う人が多いんだろう。
デンマークからの移民がよほど多いんだな~』と思ったものでした。


西豪州南部(South-West)を、グーグルマップをお借りしてご紹介。
今回の旅行で訪ねた町は、カタカナで書いておきました。


2月1日、午前10時ちょっと前に家を出て
国道(州道?)30号線、アルバニー・ハイウェイに乗り、南へ向かってまっしぐら。

ハリーが路上練習25時間を費やすために、頑張って運転します。

学校の夏休みが終わったばかりなので、道路は空いていました。


途中、ずっと先を走っていた干し草を積んだトラックに追いついてしまい
次の追い越し車線まで、たらたらと後ろを走る羽目に。

こういう場合、車間距離を多めにとらないと、前が見えないくらいに草の嵐にあってしまいます。

ハリーの経験値、アップ


11時20分頃、Williams(ウィリアムス)という町に到着、休憩をしました。

上の地図でパースとアルバニーを繋ぐ道の「」号線の、上から2個目の▼マークのあたりがWilliamsです。


公園があったので、ここで一休み。

朝、早起きしてがんばって作ったサンドイッチで、軽くお昼にしました。


爽やか~な日。

トンボがあちこち飛んでいました。
ここまで来ると、自然もかなりいっぱい。

なんと、トンボの空中求愛シーンを、生まれて始めて目撃してしまいました
すっごい、器用っ

トンボさんカップルに失礼だけど…アップだとこんな風に
難しそう…


さて、車は更に南へ。

次なる目的地であり、今夜の宿泊地でもあるMt.Barker(マウント・バーカー)に向かいます。

途中ずっと雲が多く、空の模様を眺めて楽しみました。


向こうに見えてきたのは、スターリング山脈。


午後2時半頃、パースから約357キロのマウント・バーカーの町に着きました。
 
写真にあるモーテルがこの日のお宿です。

そのまま車で、まずは朝食用のパンと牛乳を調達しようと、町に繰り出しました。
きちんと整えられた、綺麗な町です。


戻ってチェックイン、お部屋のミニ冷蔵庫を見たら、ちゃんと牛乳が入っていましたモー
なんだ、買わなきゃ良かった… でもありがとうございまーす


私たちが泊ったお部屋は下の写真、一番右端です。

一つの大きな部屋にはメインベッドがあって、壁の仕切りの向こうに、シングルベッド3つのファミリー・ルーム。

高級ではないけれど、快適に熟睡できました。
1部屋1泊 149ドル。




2年前にRさんが義母を南への旅に連れて行ってあげたのですが
今回はその時の旅を再現してみようと、モーテルも同じ所を予約してくれたのです。

そこの庭にいるヤギさん、Rさん代理で書いた旅行記事に載せたけど、覚えてらっしゃる方いるかな?
(2009年1月の記事で、一応、こちらです)


かわいい~~~



荷物を置いて一休みをしてから、お山の展望台へ行きました。

絶景かな絶景かな。

南端の町、アルバニー方向を背景に背伸びするA美

「ん~~~気持ちいい~~~



こういう所に来ると、いつも始まる恒例のハリー・ジャンプ

今回はお姉ちゃんまで一緒になっちゃって

よく見ると(よく見なくても)、おばかな家族…ε-(・´∀`・)ハァ


右上の写真ですが、なんつーか微妙なタイミングでシャッターを切ってしまい、A美がツボっていました


その日の夕食は、モーテルのすぐお隣のガソリンスタンド兼用カフェで。

おいしかったし、山盛りなのは良かったけど、お値段がちょぉっと高かったなー。
 

私のチキンパルミジャーナ(左)とA美のステーキ、ペッパーソース(右)。



ハリーはチキン・キエフを。


こうして体重増加楽しい家族の旅が、始まりました


早寝早起き、ノー・インターネットの健全な日々。

たまには良いものですね。




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ブッシュファイヤーの傷跡

2011-02-08 22:05:40 | この国とかパースのお話
日曜日から月曜日にかけて暴れた山火事は、昨日の午後ようやく危機を脱しましたが

結局、72戸を焼き尽くし、32戸にダメージを与えました。


義母の家の周辺は火の手を避けて無事でしたが
火事が酷かったローリーストーン地域では、まだ倒れた電信柱などがあって、危険な状況。

たくさんの住民がまだ帰れないみたいだし、電気が通っていない家も大部分です。

そのローリーストーンに住む友人はどうしているか、ずっと気になっていましたが
先ほど連絡が取れて、お家も彼女のご家族も無事とのことで、心の底からほっとしました。

きっとどこか無事に避難しているだろうなと思っていたけれど
彼女は作家の卵だし、イラストも描くからあの素敵な作品達が灰になったらどんなに辛いだろうと気になって。

ところが彼女と旦那さん、避難せずに火と闘って、なんとまぁ、追っ払ったそうなんですよ

何でも、火が始まった場所は彼女の家の近く。

火は風に乗って家のすぐ側で燃え始めていたけれど
消防士の方々が近くにいなかったので、危険を承知で消火作業を続けていたんだって。

近所の人もそれぞれのお家を守ろうと、火と闘うことを決めて、皆で励まし合いながら続けたとか。

彼女のお家は、大工さんのご主人が苦労しながら建てたお家なので

「燃やされてたまるかぁーーっ」って感じだったらしいです。

やがて、それぞれが必死に、向かって来る火に水をかけたり水浸しの毛布をかぶせたりしているうちに
彼女のお家もご近所のお家も、危機を乗り越えたそうです。



でも、丘の向こうのお家が火を噴いて、どんどん燃えて行くのを見るのが凄く辛かったって。

まじに危なかったんだね。

友よ、とにかく無事で良かった…。



友人一家のことを心配し始めたのは、このブルックトン・ハイウェイの橋が焼け落ちた場面を見た時。

彼女のお家はこの近くなのです。

ちなみに。

日本人でパースに馴染みのある方は“Wave Rock(ウェーブ・ロック)”をご存知の方も多いと思いますが
ツアーであそこからパースに戻ってくる時に使う道が、このブルックトン・ハイウェイです。

今は、ずっと遠回りをしなければ先へ行けない状況です。

以前、ちょこっと書いたWave Rockの記事はこちら



綺麗な森、素敵なお家が跡形も無くなっちゃって…。


上の2枚の写真はperthnowから頂きました。



今夜のニュースを見ながら、また泣けてきちゃいました。

災害に遭われた方々へ、心からお見舞い申し上げます。



この国は火山爆発も無いし、地震だって極めてまれだけど、山火事とか洪水とか本当に怖い。


一日、一日、大事に生きていかなきゃね



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“Black Sunday” ~パースのブッシュファイヤー~

2011-02-07 12:33:30 | この国とかパースのお話
ちょこっとお久しぶりです



昨日(6日・日曜)から南東部の丘の地域や、他数か所でブッシュファイヤー(山火事)が発生し
そのうちの1か所の火事は我が家からも近かったみたいで、家の庭に、灰がハラハラ飛んで来ていました。


家の真上を消防隊の飛行機が何回も行ったり来たり。

私も一日中、緊張していました。


飛行機からの消火活動も、大変危険なお仕事です。

どうかお気をつけて。


先ほどのニュースで、東南部の丘(Roleystone)の山火事では
強風により消火活動が難航、41戸が焼失との報道がありました。

火事の原因は、誰かが使っていた工具が発した火花ではないかと。

乾燥と強風で、あっという間に火が広がってしまったのかな・・・。

火事で閉鎖された主要道路沿いの家に、友人が住んでいるのでそっちの状況も心配。


消防士の方お一人が怪我をされ、他の隊員の方も煙を吸い過ぎて治療を受けられたそうです。

昨晩のニュースでは、被害は60棟にも及ぶかもしれないと伝えられましたが

消防士の方々、命がけで物凄くがんばってくださったんだな~と、胸がいっぱいになります。


私の家の方は大丈夫なのですが
義母はRoleystoneのおひざ元、山火事の警戒地域の町に住んでいます。


風向きによって、どうなるかわからない状況なので
昨晩は義母を我が家に避難させてあげて、様子を見ることにしました。

義母を迎えに行ったRさんとハリーの話によると、家の後方の丘に火が上がっていたとか。
多分、義母の家のあたりまで火は来ないと思うけど万が一ってことがあるので。


でもあの煙の町に年寄り一人は心細いよね。

やっぱり迎えに行って良かったー・・・。

なんとなく早く目覚めて、眺めてみた今朝の空は綺麗でした。


で、先ほど義母をいったん送って行ったRさんの報告によると、彼女のお家一帯は無事とのこと。

多分、今夜も迎えに行って念のためにもう一泊させてあげることになるでしょう。




ほんとに今年は、しょっぱなから災害が多すぎ。

昨日のお昼のニュースで、住民の女性の一人が火の手が迫る家にホースで水を撒きながら

「もう、逃げないとダメみたい。ほんとに、洪水だの山火事だの…

オーストラリアに住む私たちは、あとどれだけ耐えなきゃいけないのかなって思う」

涙ながらにリポーターに答えていた姿が、また他人事では無く。

頼もしいオージーたちにも限度ってものがありますよね。


そう言えば、173名の犠牲者を出したあのビクトリア州の山火事から今日で2年目。

記憶に新しい、悲しい災害でした。

なんだかな~…魔の2月という感じです。

火事も洪水も無い年ってないもんかな。

がんばれ、オーストラリア!

早く火事が消えてくれますように。

早くクイーンズランドやビクトリア州の水も引きますように。


A美がこの写真はなんか好き(ボケてるんだけど)と言ってくれたのでアップしとこう。



ところで、私ごとですが
5日・(土)の夕方、楽しかった家族旅行から帰って来ました

パースからひたすら南へ下って戻って、全走行距離、約1300キロ
(途中、珍しくRさんが道を間違えたりしたので、想定外の90キロ増し)。

そのうち半分ほどはハリーが路上運転練習の25時間を消化するために頑張って運転してくれました。

その旅行記は、ぼちぼち書いて行きたいと思いますので、またお付き合いくださいませ




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