ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーウィザード 「第2話 魔法使いになりたい」

2012-09-09 19:11:02 | 仮面ライダーシリーズ
凛子は国家安全局0課の刑事・木崎から魔法使いの正体に心当たりはないかと聞かれるが、凛子は助けてもらっただけだと返し、木崎にファントムの事件について公表しないのかと聞く。木崎はそのことは国安の管轄で君達には関係ないと言う。

メデューサがゲートを発見、ヘルハウンドにゲートを絶望させ、新たなファントムを生み出すよう命ずる。

ヘルハウンドが出現、晴人が現れウィザードに変身して立ち向かう。ハリケーンスタイルに変身しトドメを刺そうとするがヘルハウンドに逃げられてしまう。

晴人の前にさっきの戦いを目撃していた魔法使いになりたいという男・奈良瞬平が現れ、晴人に弟子にして欲しいと言う。晴人は魔法は教えられるものじゃないと言ってその場を去るが、瞬平は晴人をつけ回す。根負けした晴人は話だけなら聞くと言う。
瞬平は子供の頃から魔法使いに憧れ、魔法でみんなを助けられたら絶対楽しいと思っていたが、大人になってそんなのは無理だと諦めていたが、ウィザードを見てやっぱり魔法使いはいたんだとわかったと言う。それを聞いた晴人は楽しいだけじゃない、魔法使いはオレ一人で十分だ、夢は夢のままにしとけと言う。
凛子がコヨミの家・面影堂に来た。凛子が私も魔法使いだったら良かったのに、と言うとコヨミが晴人の前で言うなと言う。
晴人とコヨミはゲートで、半年前の日蝕の日に何者かに誘拐された2人はファントムを生み出す儀式に使われ、たくさんの人々が強制的に絶望させられ、ファントムを生み出して死亡。だが晴人だけは自分の体の中にファントムを押さえ込むことができた。そこにコヨミを助けた魔法使いが現れ、晴人にウィザードライバーとウィザードリングを渡す。コヨミは記憶を失い、晴人は魔法使いになり、人々がファントムの犠牲になるのを二度とみたくないから晴人は自分の命を懸けて戦うことを決めたとコヨミの口から凛子に説明される。だから魔法使いだったら良かったと簡単に言うなとコヨミは凛子に言う。

瞬平の前にグールの大群が出現。瞬平の指先から一瞬炎が出る。瞬平は不思議がる。そこに晴人が駆けつけ、瞬平がゲートだったことに気付く。晴人はウィザードに変身してグールを蹴散らす。凛子が瞬平を救出。懲りないねというウィザードに対して、
「魔法使いじゃなくても、誰かの命を守りたいっていう想いはあなたと同じだから。」
と言う。そこにヘルハウンドが現れ、ウィザードはマシンウィンガーでヘルハウンドを追う。ウィザードはヘルハウンドを倒した。

瞬平は指先から炎を出したことを思い出し、
「僕にも、魔法が使えたら・・・」
と呟いた・・・。



今回、晴人がウィザードになったきっかけの説明があり、コヨミが凛子に説明という形で劇中では描写されていました。コヨミが凛子に軽々しく魔法使いだったらいいのにと言うなとか、晴人が今回初登場の魔法使いに憧れる男・瞬平に魔法使いはオレだけでいいと言ったあたり、「仮面ライダーV3」の1話で肉親をデストロン怪人・ハサミジャガーに殺された風見志郎が本郷猛と一文字隼人にサイボーグにしてくれと頼んだときに、サイボーグはオレ達だけで十分だというのを思い出しました。晴人はこれ以上犠牲者を出したくないという思いで戦っており、いかにも宿命を背負った戦士という感じが出ていていいですね。石ノ森ヒーローは009にしろ、ライダーにしろ、一部例外を除いて重い宿命を背負っていますからね。

初登場といえば、国家安全局0課の木崎刑事が登場し、ファントム事件に口を挟むなというスタンスで、凛子の対局に位置しますが、このあたりも今後どうなるか見ものです。

グールに取り囲まれた瞬平が一瞬炎を出しましたが、もしかしたら2人目の仮面ライダーだったりして・・・というのはないか。