ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダーウィザード 「第5話 決戦のコンクール」

2012-09-30 14:39:25 | 仮面ライダーシリーズ
魔力が切れたウィザードはなおもケットシーに挑むが変身が解除。同時にケットシーも退却。

高木は魔法使いも大したことはないと晴人に言うが、凛子と瞬平から勝手な行動をしたことを責められる。晴人は高木にファントムに襲って欲しかったんじゃないかと言い、ファントムに襲われればコンクールに出なくて済むという顔をしていたことを見破る。高木はピアノを弾けなくなった方が諦めがつくと言う。晴人は自分の運命を誰かに委ねるのは天才ピアニストすることとは思えないと言う。高木はバケモノに負けた奴に言われたくないと言うと、コヨミが、晴人が負けたのは私のせいで、私がいなかったら晴人はファントムを倒していたと言う。そしてコヨミはそんな人は晴人が命をかける必要ないと言う。コヨミを引き止めようとした晴人はその場に倒れる。

メドゥーサはウィザードがコヨミに魔力を供給できることを知る。

凛子も晴人から魔力を受けていることを知り、普通の人間でないことに気付く。輪島はコヨミはファントムを生み出した後のゲートで、どうして体が残ったかわからないが、命も、記憶も、希望もファントムに奪われて抜け殻にされ、今は晴人に魔力をもらって擬似的に生きていると言う。

コヨミはなおもあんな人のためにがんばる必要ないと言うが、晴人は
「別に言葉だけが心の全てじゃないさ。絶望してもかまわないって言ってる奴ほど絶望したくないんだよ。コヨミだってわかるんじゃないか。」
と言う。

コヨミは高木の家に行くと凛子と瞬平もついて来た。コヨミは高木に明日のコンクールはどうするか聞くと、高木は気分次第で、ファントムにコンクールをめちゃくちゃにされるのもいいかもなと言う。コヨミはあなたはコンクールで過去の栄光を汚されるのが怖いと言う。そしてあなたは今を生きていない、だから今の自分を認めることができない、昔の私みたいに、と続けて言う。コヨミもかつて抜け殻になってからは自分を受け入れられなかったが、晴人が
「前に進むには今を受け入れるしかないだろ。オレ達が何者だろうと、今を生きようぜ。約束する。オレがお前の最後の希望だ。」
と言ったことで運命を受け入れた。そしてコヨミは高木に晴人が必ず守ってくれる、晴人は最後の希望よ、と言う。

高木の護衛をするコヨミは凛子と瞬平に帰ってくれと言うが、凛子は
「私もコヨミちゃんと同じで晴人君から希望をもらったからこうして今を生きていられるの。私達には何の力もないかもしれないけど、全てを受け入れることなら私達にもできる。だから。」
と言い、瞬平もそうだと言う。2人の手を握ったコヨミは、
「暖かい、別に、好きにすれば?」
と言う。

コンクール当日。高木は出場。会場にケットシーが現れ、晴人はウィザードに変身して立ち向かう。ウィザードはコピー魔法でグールの大群を蹴散らす。ハリケーンスタイルに変身し、ケットシーを倒した。

高木は入賞を逃したが、今を受け入、かえって清々しかった。高木は今を生きるためにまた1から海外で勉強し直すと言う。そしてコヨミに礼を言う。


スランプになった高木は今を受け入れることができず、コヨミに諭されることで吹っ切れたのはかつてコヨミもそうであったということもあって高木に対して説得力があったのかもしれないですね。

それにしても、コヨミは晴人以外、凛子と瞬平にはツンツンしていたものの、凛子も瞬平も晴人から希望をもらったとわかると急にデレましたね。そのコヨミも元々は人間で、ファントムが生まれた後の記憶や命を失った抜け殻ということがわかりましたが、晴人はコヨミを人間に戻そうとするのでしょうか?

今回はアンダーワールド戦がなかったのは話の都合だったからでしょうか。