年末年始は良いお天気に恵まれ、寒さも然程ではなく、凌ぎやすい日々がしばらく続きましたが・・・・・・。
当地は、昨日あたりから、また冷え込んできました。
冷え性の私は、パソコンを打つ手がかじかんで、なかなか温まってくれません。
この感覚は今冬初めての経験のようにも。
もしかすると、今年の冬、一番の寒さでしょうか。
寒さ嫌いの私には辛いシーズンですが、凛とした趣のある冬の空を仰いで、私も元気を出したいものです。
寒げいこ、寒水泳、寒ごりなんていう、勇ましい言葉もありますものね~
ところが最近、その冬の寒さを和らげてくれるような、ほのぼのとした素敵な出逢いがありました。
また昨年のことになりますが・・・・・・。
年末の想い出です。
Fさんのご子息様の御結婚に当たってお祝いを差し上げたところ、内祝いに、高貴な蘭の花を戴きました。
蘭はよく枯らす私。
上手に育てられるかしら。大切にしたいです。
少し前にもこのブログ記事で触れ、ご紹介したことがある、近所のFさんのご家族のお話です。
ベランダに出れば、お互いに声が掛けられそうなほど、我が家から近い所にお住いです。
一男二女の三人のお子様たちをりっぱに育て上げられたFさん。
皆さん、揃いも揃って、全員W大学をご卒業。
優秀な上に、美男美女のお子様たちです。
昨年、公認会計士としてご活躍の二番目の息子さんが、ご結婚されたばかり。
私はまだ幼児の頃から、三人のご成長ぶりを見守ってきましたから、りっぱにご成人された今、我が子と変わらない感慨を覚えます。
奥様とは、二十年以上のお付き合いとなり、年を重ねるごとに親睦が深まり、今では心から信頼し合える親友です。
Fさんが、私達の交友を友人に話したところ、近所に親友ができるなんて珍しいケースね、と羨ましがられたとの事。
もうお一方、前のお宅の奥様とも大変親しく、三人で心ゆくまで語り合う機会をしばしば持つようにしています。
そんなに近いご近所ながら、節度を心得てのお付き合いといいましょうか。
お互いのお宅に頻繁に出入りしておしゃべりをする、といった感じではありません。
ご近所とはいえ、お互いに子育て、介護などで忙しかった身。
そのあたりはわきまえての、素敵な関係です。
私より一回りお若いFさんですが、実に教養豊かな方で、研究熱心。
お若い頃は留学経験もあり、英会話も堪能でいらっしゃいます。
私は、実にいろいろなことを学ばせていただきました。
頼り過ぎてはいけない、と自重していますが、敬愛する彼女の存在が年を重ねた身には、とても心強いです。
年末の事です。
思いがけない事でしたが、Fさんのお嬢様が、我が家をご訪問下さいました。
一年アメリカにも留学され、大学卒業後は、臨床心理士としてご活躍でしたが、一昨年ご結婚されたばかりです。
去年の春、第一子の女の子をご出産されました。
折々で、幸せな新婚生活のご様子など、お母様から伺っていました。
年末、お正月のお里帰りで、実家に戻っていらしたお嬢様。
我が家にご挨拶に来てくださる、とのご一報がお母さまからありました。
私は、突然の事でしたので、少々慌てて身支度を整えお待ちしました。
相変わらず美しいお嬢様が玄関先に見えたのですが、何と、まだ一歳にも満たないお子様を抱いていらしたのです。
感激してしまった私。
上がっていただきたいところでしたが、クリスマスツリーを片付け中の居間は、まだ散らかり放題。
止むを得ず、お玄関でご挨拶を交わし、その後しばらくおしゃべりが弾みました。
話題はもちろん、赤ちゃんの事。
ふわふわしたおくるみの衣類に包まれたちゃんを抱かせていただくと、まるで湯たんぽのように温かくて・・・・・・。
つぶらな瞳で、時に私をじっと見つめてくれます
赤ちゃんを抱くのは何年ぶりでしょう。
次女の孫娘、かれんの誕生の時以来の感動でした。
しばらくお話していると、着払いの宅配業者さんが見え、そこでお別れとなりましたが。
その束の間の、心温まる優しい時間の余韻は、その日ずっと私の心を幸せにしてくれました。
お嬢様が、我が家を去られる時、「戻りました時には、ご挨拶をさせていただきます」とおっしゃられました。
私には、身に沁みる嬉しい言葉でした。
陰ながら、これからも健やかなご成長をお祈りしながら、ずっと見守らせていただこうと思っています。
可愛い天使が訪れてくれた、年末のわが家。
きっと今年は幸せ多き一年になるに違いない、と思えた私でした。
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