今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

凛としたお姿がまぶしい

2019-09-05 07:08:33 | ちょっと一服の記事

今日は、また旅行記の続きです。

 

Yさんが亡くなった翌年から、お盆の帰省時には、ご挨拶に伺うことを欠かしたことがないN先生のお宅。

今年もお訪ねしてきました。

これも、夫の遺志を継いだと言っていいでしょう。

Yさんが、必ずそうしていましたから。

 

N先生は、広大の医学部の学生時代、夫の実家に下宿しておられたようです。

その当時、まだ幼かったYさんを、とても可愛がってくれたとのこと。

その思い出話を、折に触れ、よくしてくださいます。

  

それはそれは美しい奥様も、義父が紹介した方。

そのためでしょうか。

義父への恩は計り知れないものがおありのようでした。

 

 二年前にお会いした時の写真です。 今も、この当時と全くお変わりありません。

 

 

その先生ご夫妻も、もう90代に。

ところが、とてもお元気で、凛とされたお姿と佇まいは、私の目には眩しいほど。

未だに子供たちを頼らず、自立したお暮らしをなさっていて、感心するばかりです。 

 

奥様は、長きに亘り闘病生活を繰り返してこられました。

その生き様は、筆舌に尽くしがたいほど。

壮絶にさえ、私には思えます。

最近も、喉頭がんになられましたが、手術で命を取り留められたばかり。

医師の先生も、必ず手術に立ち会われるようです。

手術中に何度も奥様の心臓が止まった、とおっしゃる先生。

ところが、その様な厳しいお話を、泣き言を言わず、淡々と明るく語られます。

  

ご高齢にもかかわらず、お二方とも、とてもお洒落。

上品な装いで、清々しく颯爽となさっていらっしゃって、先生の良き姿勢は、私もかなわないほど。

奥様は骨折を繰り返し、背中がお丸いですが、物腰は本当に優雅。

何もかも、私が見倣いたいことばかりです。

私のご近所にも、私が敬愛して止まない、似たご高齢のご夫婦がいらっしゃいます。

 

ご近所の90歳を越された奥様から頂いた折り紙細工です。

 

この方達のお暮らしぶりを拝見していると、年を重ねることへの不安が幾分和らぐ私です。

模範とも目標ともなる方が、身近にいてくださる幸せを思わないではいられません

 

このご夫婦たちのように、自立した暮らしを90代になっても、明るく紡げる人でありたい。

そう願って止まない私ですが、どうなることでしょう。

 

今回初めて、お菓子折りに花のブーケも添えましたが、一瞬少女のように輝いた表情をなさった奥様。

その姿を見て、来年も、同様の贈り物をしよう、と心に誓いました。

いつまでもいつまでも、お元気でいてください・

来年の再会を楽しみに、祈るような気持で、先生のお宅を、私は後にしました。

 

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ありがとうございました。

 

   

花のように泉のように

 

 

 

 

 

 

 

 


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