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お節料理の下拵えが出来ました/カウントダウン

2014年12月31日 | 田舎生活の衣食住
 未だ途中ですが、早朝から拵え始めたお節料理。下拵えの済んだものを、ひと休みついでにご紹介(来年の自分のレシピにする為でもあります)。

 紅白なます。





 煮染め。




 海老の鬼焼き。ああっ、焼き過ぎた。




 レンコンのキンピラ。




 巾着キントン。茹でて裏ごししたさつま芋に砂糖を加えて粘りが出る迄日にかけたら、一口大をラップに取り、中に甘栗(栗の水煮が手に入らなかったので)を中に包んで、巾着状にラップを絞るだけ。簡単。口なしをミカンで代用しましたが、きちんと黄色くなりました。
 毎年、芋だけだったので、くすんだキントンになっていたのです。






 後は、午後にしよう。

 到来物の、切り胡麻昆布。函館の物です。旨味が凝縮されていて凄く美味しい。今朝、納豆に混ぜてご飯に乗っけて頂きました。お茶漬けも良さそう。我が家は、お茶漬け、おかゆ、雑炊といった類いは食べないのですが、この昆布はお茶漬けでも食べてみたい美味しさです。





 ついに晦日。今日いち日で2014年もお仕舞いになりました。早いですねえ。
 昨日は、珍しく青天。そして風もなく穏やかな日とあって、片付けやら正月の食器や着物やらを出したり、なんやかやと用事に明け暮れました。
 そして爆発的にお腹が空いていた昼食に、おおよそ2人前をどか食いです。「どうしてお腹が減るのかな」という子どもの歌が頭の中でぐるぐる回っていました。
 心無しか頬がふっくらしてきたので要注意なのですが、食欲が爆発すると押さえ切れない意志の弱いわたくしです。
 そうそう、今年初頭の正月番組(録画)は未だ観ていません。本日はお節料理作りなので、観ている暇もないし、観ぬままに年越しです。
 
 何時だったか忘れましたが、香港での旧正月の大晦日に年越しライブに行きました(ひとりでです)。香港のライブってねえ、開始時間から大凡45分は遅れて始まるのが常なのです。何故か、時間道理に来れないからなのです。それが分かっていても几帳面な日本人(わたしのこと)は、開始時間30分前には会場に入り、15分前には着席しています。
 そして待つのですから、1時間は待つ計算になりますよね。
 それが普通であるかの如く始まるステージ。その日、大晦日のライブもそうでした。ライブ後には花市に行く約束があったので、気が気ではありません。
 そして、通常ライブって3時間弱くらいなのですが、何故だか、一向に終わりません。多分、いえ恐らく説明書きよ読んでいなかったのでしょう。いえ、読めなかったのでしょう。
 既に深夜0時に及ぼうかといった時刻にも関わらず、終わる気配のないライブ。花市を待っている知人への連絡も出来ず、焦り始めた頃、なんと、それまでのストーリーには関係なく(ミュージカルでした)、カウントダウンが始まったのです。
 ああっ、ほかの人は知っていたのだろうか? カウントダウンのライブだったのでした。
 そしてまたストーリーが展開し、終了したのは翌日の2時近く。
 そこで、約束したのだから電話した方が良いのか? それとも時間も時間だから別の機会に連絡した方が良いのか? こういう時、律儀な日本人(わたしのことだけど)は大いに悩みます。
 香港人なら、約束があっても後からもっと楽しい約束が入れば、最初の予定は平気で保護するのですが、日本人にはそれは出来ません。
 悩んだ結果、「ここは眠らない町・香港だ」。で、電話しました。それから何処で合流したのかは忘れましたが、香港人家族に混じって花市に出掛けました。今思いと、先方にとっては迷惑な話ですよね。
 因に、そこまでして出掛けた花市なので、何だか良く分からない花を購入し、我が海外生活で唯一の花のある正月になりました。
 ニューヨークのビッグアップルでのカウントダウンも経験したことがあります。深夜など危なくて出歩けないニューヨークですが、この日だけは別。人通りが多いので、「大丈夫」とホテルマンも太鼓判を押していました。
 行ってみて驚いたのが、集まっている人のほとんどがユダヤ系だったこと。ユダヤ系の人ってこんなに居るのか? と興味津々で、カウントダウンどころではありませんでした。
 そして、通りすがる見知らぬ人同士でも、「ハッピーニューイヤー・トゥ・ユー」と挨拶を交わします。こんなところがアメリカを好きなひとつでもあるのです。


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残り3日は、冷蔵庫の整理の筈が/ホット・レモン・コーラ

2014年12月30日 | 田舎生活の衣食住
 29日からは、2014年のストックを食べ尽くして、冷蔵庫を整理。なので、大晦日の年越し蕎麦までは、同じ様な物を食べることになります。
 ああっ、やってしまいましたああああ。コーヒーを炬燵布団にぶちまけた! 着ていた綿入れもスエットも全部コーヒーまみれです。
 しかも生憎の雨天。それでも、染みにならないように、直ぐに洗濯機を回しましたとも。さあて、炬燵は使えない。綿入れの代えはなし。どうしよう。そうだ、こういう時のコインランドリーだっ。
 自転車の荷台に綿入れと炬燵布団を積んで出発。ほかの衣類は自然乾燥で良いや。
 ああっ、そしたら携帯電話をコンクリートの上に落としてしまった。「なんて日だ!」。ですよ。
 今年最後の厄払いだ! と必死に思い込みながら、後始末に追われました。
 で、出掛けたついでに、また買っちゃった。キムチ漬けと挽肉。完全にはまりました。ご飯に乗せると「すんごく美味しい」。ついには通販サイト迄検索している始末です。昔はただ辛いだけと思っていたキムチですが、コクがあって味が深くて美味しい物でした。で、冷蔵庫の整理の筈が、また増えちゃいました。




 香港には、不思議な飲み物が多々あります。そして、メニューに並ぶ文字を見た時は、「まさか」と思いますが、飲んでみると意外に美味しいのです。
 そのひとつがレモン・コーラ。これだけなら普通にありますよね。それがホットになっちゃっているから驚きです。元々冷たい飲み物は余り好みでなかったので、結構この不思議なコーラを飲んでいました(笑)。
 コーラって、アメリカでは風邪を引いた時などにも勧められます。水分補給が主だと思われますが、ハンバーガーをコーラで流し込むアメリカですから、風邪にはコーラだとなったのでしょう。
 香港に話を戻すと、一番は奶茶(ないちゃ)でしょう。所謂ミルクティーですが、紅茶にこれでもかとエバミルクと砂糖の入った甘い飲み物。そうそうはイギリス統治時代に、ミルクティーを飲む習慣が出来たのですが、牛乳が不足していた事からエバミルクで代用されたのが始まりらしいです。
 そして、自分が好きだったのが鴛鴦茶(いんよんちゃ)です。コーヒーと紅茶のブレンド。これにもエバミルクと砂糖をこれでもかと投入するのが香港流の飲み方ですが、自分は飽くまでもブラックで飲んでいました。
 甘い飲み物は、好みではないのです。
 ほかにも、柚子茶、タピオカ入りの真珠奶茶(ちんじゅうないちゃ)やナツメ茶など、日本ではお目に掛かれない物ばかりなので、香港に足を運んだ折りには、お試しあれ。
 中国大陸には、香港のようなバリエーションはありませんでした。大陸の人はやはり中国茶が好きなようです。
 因に日本で爆発的にブームになったジャスミン茶ですが、本場では「お茶に花を入れて飲む程貧乏しちゃいねえ」そうです。



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ミカンを買いに行ったら/タクシーでぶち切れた

2014年12月29日 | 田舎生活の衣食住
 今朝(と言っても深夜だけど)は最低気温が0度ありました。氷点下までいかないと、比較的楽です。
 年内の買い物は済んだ筈でしたが、やはりミカンが必要だったと思いたち、今度こそ本当に年内最後の買い物でした。出掛けると、ついつい色々買ってしまうので、なるべくまとめて買い置きをし、出掛ける回数を減らしているのです。
 ミカンはね、1個で良かったのだけれど、この時期、袋詰めしかありませんでした。
 何に使うかと言うと、キントンの色付け用です。無くても良いやと思っていましたが、やはり黄色いキントンの法が美味しそうですものね。
 ついでに、甘栗も購入。これで栗キントンになる。例年は、「ダイソー」で栗の瓶詰めを買っていたのですが、今年はとうとう見当たらず、ほかで買うと高いので、甘栗で代用です。大丈夫。今年のキントンはちょっと工夫をするので甘栗でも気にならない筈です。
 そして郵便局へ行ったら、もうビックリ。子どもが自宅のリビングばりに雄叫びを上げながら走り回っているじゃありませんか。
 そして、上りの立っている台座に上って上りを揺らす。揺らす。それを見た父親、「上るのは良いけど、折らないでよ」。って良かねーよっ!
 子が子なら親も親で、見ていると腹が経つので、用事が済まないまま退散。自らの身を守るには、近寄らない事…んっ、これって…中国に住んでいた頃の法則と同じだ。
 しかしまあ、今時の親がマナーやモラルを知らないのだから、子どもの躾も満足には出来ないでしょうが、それで育つ子が親になった時、ニッポンってどうなるのだろうか?
 そして、そして、あんな迷惑なガキにも我々の血税から、子ども手当が支払われているということは、我々の庇護で生活しているのだから、他人でもきっちり叱って良いのではないかと考えました。どうでしょうか?
 他人に叱られるのが嫌、他人の迷惑なんか関係ない、好き勝手させるのなら、子ども手当を辞退するとか、均一に支払うのではなく、試験のようなものをクリアした子にだけ支払うとか、規定が必要なのではないでしょうかねえ。
 日本国憲法には、子どもの養育は親の義務と定められています。それを承知で作った子どもにどうして他人の血税が支払われなくてはならないのか。
 もっともっと、税金を生かす使い方があるように思えるのです。
 今年最後の愚痴になりました。

 またまたそぼろキムチ丼を食べちゃいました。病み付きの美味しさです。キムチにはまり、通販サイト迄検索しちゃったくらい。以前、韓国人が漬けた、大葉のキムチの味が忘れられません。本当に美味しかった。

 タクシーでぶち切れた話。
 まずは、バンコクにて。なぜか目的地の反対方向に走り出したタクシー。「違う」と言っても聞き入れず、案の定渋滞に巻き込まれました。バンコクの渋滞は30分、1時間など当たり前です。10分立っても1mも進みやしない。進行方向に走っていればとうに着いている時間でも、未だ未だ、乗車地点が見える距離。
 もやもやした気分に包まれていましたが、流石に30分以上経つと、もやもやがきーんとした怒りに変わり、ドアをぶち破らんばかりに開けて飛び降りました。
 香港では、空港からのタクシーにあからさまに遠回りされ、行かなくて良い道迄通られました。
 メインストリートを外れ、坂道なんか上ったり下りたりです。「どうしてこんな道を通る」と声が振るえました。目的地に着いて大喧嘩というより、一方的に怒鳴り散らしました。何故、途中で下りなかったかと言うと、トランクに荷物が入っていたからです。
 この時ばかりは仕方無しに料金を支払いましたが、悔しいったらありゃしない。
 同じく香港では、タクシーが空港に着いた途端、急激にメーターが上がったのです。倍です。
 下りて、荷物を出してから、またまた大騒ぎ。すると、「日曜だから休日料金だ」などと抜かしやがる。そんなシステム聞いた事もありません。
 通常料金と思われる額(より少し多め。何故ならおつりが貰えないから)を後部座席の窓から投げ込んで、空港内に向かいました。
 上海では、「○○迄。知っているか」と聞いたら、「知っている」と言うので乗車したのですが、明後日の方向に行き出したのです。
 何度も「違う」と言っても、「分かっている」と自信たっぷり。そうなると、自分が知らない道なのかも知れないと思い出したのですが、着いたところは、これまたすっとこどっこいな場所。
 「違う、本当に知っているのか」。との押し問答で、今度は自分で道を誘導したのですが、結局ドラーバーの知ったかぶりでした。
 で、余りにもウロウロしたのでメーターは上がる一方。腹立たしさに、とうに沸点を超えた自分は、メーターを自らの手で倒しました(中国では助手席に乗ります)。
 まあ、掴み合いに喧嘩にならなくて幸いでした。
 ニューヨークでも、目的地に行くのに、何故か西に大回り。「違うって○○だ」。「大丈夫だ」。と、何度も繰り返しますが、どう考えても西に大回りされていたのです。「ちっくしょー。旅行者の日本人だと思って、遠回りしているな(旅行者なのだけれど)」と、この時も沸点を大きく上回る怒りにまかせ、後部座席からドライバーのシートを蹴りまくりました。
 結果、通常料金で着きました。大分飛ばしたようです。「ほうら、着いただろう」と、ドライバー。料金が同じなら文句はありません。
 続けて、「どうして日本人なのに、ヒルトンとかシェラトンに泊まらないのだ」と、聞かれました。「日本人だからって金持っていると思うなよ」。と、訳の分からない怒声を浴びせたわたくし。
 ボストンでは、あからさまに同じ所をグルグル回られました。これ程、単純で明らかな料金詐欺の手口も珍しいくらいでした。
 この時もトランクの中には、荷物があったので、下りるに下りられず、拳を握りしめて耐えました。
 こんな具合に、「ああっ、悔しい」と思えるタクシーが何度かあったのです。その度に抗議したり、ちょっと暴れたりしましたが、本当はこれは厳禁。
 ニューヨークでは、何十年も住んでいる知人から、「殺されちゃうから、頼むから(逆らうのは)止めてくれ」と言われたものでした(笑)。
 また、バンコクのタクシードライバーは、銃を持っている場合もあると聞いた事があるので、乗車前に、「この人ちょっとなあ」と違和感を感じたら、そのタクシーは見送りましょう。
 赤と青のツートンが大きな会社なので、比較的安全と言われています。次が緑とオレンジのツートンです。この2社以外は乗らない方が懸命です。


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そぼろキムチ丼/香港で絶賛のラー油

2014年12月28日 | 田舎生活の衣食住
 前日に、余り食べなかったせいか、どか食いをしてしまいました。ご飯2合、蕎麦、アップルパイ。帳尻合わせでしょうか? 
 キムチに豚挽肉を絡めて、大根の葉っぱを炒めただけの簡単丼です。挽肉は滅多に食べないのですが、キムチが良く絡んで、美味しいものです。これからも挽肉使おうと決めました。





 このところ、辛い物が食べたくて仕方ないのです。それも唐辛子の辛さです。「食べるラー油」も買っちゃった。「ダイソー」でひと瓶100円。当たり前ですが。「ダイソー」って結構食料品が豊富なのですよね。それにしても、食べるラー油まであるとは驚きです。




 ある物が食べたくて仕方ない時は、身体が欲している。どこか悪い部分の自然治癒力に繋がると思っているので、敢えて逆らわずに食べるようにしています。
 甘い物を食べたいのは別ですが。こちらは、年中食べたいから(笑)。

 つい最近のブログでも書きましたが、香港でも絶賛されている、中国でしか手に入らないラー油です。香港の人は深圳まで出掛けて手に入れる程の代物。自分がこのラー油に出会ったのは、偶然にも香港の俳優某氏が、このラー油を深圳で買い求めて帰った来た時で、初対面(偶然オフィスのマンションのロビーで会っただけ。その方の住居とオフィスが同じマンションでした。)にも関わらず、とくとくと、ラー油の美味しさを語られた後、「今度買って来てやる」と約束しました。
 そして数週間後、本当にオフィスに届けてくれたのです。生憎自分は留守にしていたのですが、香港人スタッフは、突然の俳優の来訪に随分と興奮していました。
 「どうして知り合いなのか」。「なぜ、ラー油なのか」。と聞かれたものです。自分にも良く分かりません(笑)。
 そしてその香港では手に入らないので、深圳まで出掛けて迄購入するラー油は、本当に美味しかった。
 それがこれっ、おばさん(おじさんか?)が目印です。




 「老干媽(ラオガンマー)」という銘柄で、中国では実に多種多様の風味が売られています。日本でも通販で、鶏油辣椒(フウミジユーラージオ/鶏肉入り)、香辣脆油辣椒(シャンラーツイユラージャオ/)、豆鼓(トウチ/豆)などが手に入ります。
 後に中国に住んだ折り、弁当に白米だけを持参し、この老干媽の豆鼓を乗せて食べている人もいました。
 そう、ラー油は調味料としても使いますが、日本の佃煮感覚でご飯と食べられているのです。
 味の方は、わざわざ買いに中国迄行くだけあり、本当に美味しいですよ。日本に土産として買って来た事もあります。現地では大瓶でも150円もしないのですが、美味しいので喜ばれました。
 このラー油を教えてくれた件の俳優さんは、「酔剣」にも出演していました。元々はダンサーだったとかで、香港では知らない人はいない程の有名人だそうです。
 どうして見ず知らずの日本人(わたしのこと)にわざわざラー油を買って来てくれたのか、今もって謎です。



  
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「江戸おかず」/香港に行くなら年末がお勧め

2014年12月27日 | 江戸飯
 「江戸おかず~12ヵ月のレシピ~」を読みました。ひと月ごとに旬の食材の食べ方のレシピ本です。切る、焼く、煮るが基本ですが、本来家庭料理はこのようなもので良い気がします。調味料も、塩、醤油、味噌、酒とシンプルですが、十分に美味しそうです。
 拵えてみようと思いますが、普段の我が家の食卓も、ほとんど「江戸おかず」なのです。




 残すところ今年も後5日です。早い! 早過ぎる! 冬至も過ぎ、これからは徐々に陽が長くなっていくのも不思議な気持ちです。だって、冬本番はこれからでしょう。しかし、本当に、冬至から日の出の時間が早くなっています。朝6時半には未だ暗かったのに、昨日はしっかりと明るくなっていました。
 さて、昨日は終日出掛けてたついでに正月用の買い物も済ませました。
 計5時間、飲まず喰わず、ついでにトイレにも行かずにひたすら、安い店を物色して買い物でした。どうしてこうも正月には物が高くなるのか…。
 しかし、何軒も回ったかいあって、どうにかこうにか予算内で買い物が終わりました。後は、お節料理を拵えて年が明けるのを待つのみです。
 ついでに年明けから値上がりするらしい、トイレットペーパーも少しだけ買い置きです。
 ああっ、今年の正月番組を録画したまま、未だ観ていない。これを片付けなくちゃ。

 携帯電話に不在通知あり。見慣れない電話番号です。普通なら無視するのですが、諸事情ににより業者かも知れず、その番号に掛け直しました。
 「不在通知があったのですが…」。
 「……」。
 「どなたですか」。
 と聞いたところ、なんと。
 「多分、間違いだと思います」。
 多分って。思いますって。何と言う日本語だ。お前が掛けてきたのだろう。多分と、人事のように、思いますと、責任回避の言葉。明らかに間違いだったのだから、まずは詫びるべきでしょうが。
 「申し訳ありません。間違いでした」。
 と、何故言えないのだろう。これも新人類の新しい言葉遣いなのだろうか。
 そして、責任を負いたくないといった考えが、そうさせているのでしょう。ああ、電話代損した。
 
 今頃の香港はクリスマス&年末のセールの期間です。旧正月のももう一度、大安売りがありますが、この時期も見逃せません。
 ブランド品だって、8割り、9割り引きになるのですよ。サイズが合えば、色を気にしなければという問題もありますが、それでもコーチの大型バッグを約3000円で購入出来たり(これは型落ちなのでしょうが、茶のオーソドックスな物が買えたので一生物です)、ブランドのスーツだって約3000円でした(これも黒いオーソドックスな物)。因に、自分は足が小さいので、ブランドの売れ残りセールで、本当に格安で購入出来るのです。
 それにデパートだって0時迄開店しているので、本当に便利。
 香港に行くなら、年末か、旧正月前がお勧めです。ただし、旧正月は閉まってしまう店も多いので、前日迄が勝負ですよ。
 




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「池波正太郎の江戸料理を食べる」/上海生活の始まりと終わり

2014年12月26日 | 江戸飯
 「池波正太郎の江戸料理を食べる」を読んでいたら、浦里(うらさと)という興味深い料理を見付けました。吉原の朝ご飯だったそうです。粋な名前じゃないですか。
 梅干しを叩き、大根おろしと、細かく刻んだ大葉を合わせたもので、ご飯に乗せて頂くそう。
 読んだだけでさっぱりとした口当たりと、熱々のご飯の湯気が思い起こせますね。
 これは炊きたてのご飯に合う筈。是非に食べたいひと品です。こういった物で朝ご飯って十分。




 終日出掛けた為、お昼は弁当でした。

 今年も残り僅か。テレビも特番が組まれ始めました。が、今年年頭の正月番組を録画したまま、未だ観ていないまま、とうとう年末になってしまいました(笑)。
 急いで観なければ。

 上海に住み始めて直ぐの頃です。旧正月の1週間の休日前から風邪の症状に見舞われました。
 次第に高熱のため、身体がだるくて仕方なかったのですが、業務をこなして休みに突入。
 丁度知り合いが遊びに来たので、一緒に夕食を摂ったのですが、その途中から具合が悪くて仕方ありませんでした。
 知人から、「大丈夫か」と聞かれるくらいです。一緒に夜景を観るため、外灘へと向かった地下鉄で、ついに倒れそうになり、急遽ひとり帰宅しました。
 それからの1週間、寝たり起きたり。記憶がないこともあったくらいです。食事もろくに摂らず、知人から頂いたお土産のチョコレートで凌ぎました。
 なぜ、病院に行かなかったのか? 具合が悪すぎると病院迄行く気力がないのですよ。
 旧正月が明ける頃には、大分良くなり、業務に影響はありませんでしたが、わたくしの上海生活は、こんな幕開けでした。
 そして、上海生活の最終日、喉に違和感を感じ、嫌な予感。予感的中で、帰国日は、空港でも飛行機内でも実に辛いものでした。
 それでも気力で帰国した翌日から、高熱に見回れ、酷い寝汗。そして鼻水も止まらず、脳みそが溶けて出そうな勢いが続きました。
 市販の薬など一向に効きません。寝たり起きたりを繰り返し、自然治癒まで1週間以上。
 これは偶然なのでしょうか? 上海が鬼門だったような気がします…。



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ココットとコロッケ/理解不可能な中国人

2014年12月25日 | 田舎生活の衣食住
 青菜に卵を割り入れて、電子レンジで温めるだけの簡単ココット。もう一品欲しい時や、朝の忙しい時には便利この上なし。ただし、何度も書きますが、卵のカラザが大嫌いなので、執拗にカラザを取るため、我が家では目玉焼きのたぐいは全てたれ目です。あしからず。
 コロッケは市販品。ジャガイモを食べたかったので、コロッケにしました。
 ご飯は玄米に麦をブレンドした総合栄養食です。





 理解に苦しむ話は未だ未だあり、尾籠な話になりますので、嫌な方はここからは読まないでください。
 香港、上海では先ずお目に掛かりませんでしたが、北京で遭遇し、びっくりを通り越して正に棒立ち状態になった出来事です。
 とにかく北京の人は良く戻します。つまり吐くのです。それがバスに乗った途端だったちもするのです。普通に考えれば、気分が悪ければ、停留所に居るのだから、外で吐いた方がまだ増しなのですが、バスには乗りたし、されど吐きたしなのでしょうか?
 出勤時、朝から酸っぱい臭気に包まれたバスに乗車した事は一度や二度ではありません。
 バスの方の、専用のビニール袋を供えていますが、満員の中、そこに手が届かないのか、またははなからビニール袋を使おうなどとは思わないのか…ビニール袋に吐いている人を見た事は皆無です。
 それにしても中国人って吐き易いのでしょうか?
 同じ様な理論からでしょうか。地下鉄に乗った途端、乗車口に水たまり発見。危うく踏んでしまいそうな位置でした。
 雨でもないのにどうして? すると、そこでズボンを履いたまま、しゃがんで放尿するおっさんひとり。
 「なんじゃこりゃああああ」。と頭の中で松田優作の叫び声が木霊します。
 どうしてですか? 何故ですか? (地下鉄を)下りようとは思わなかったのですか? 羞恥心はないのですか? 
 全くもって理解出来ません。
 北京に集中している事から、やはり首都とは言へ、田舎なのだと思いました。または田舎から来ている人が多いのだと。
 そうそう、中国人は移動時に布団を携えている人が多いのに驚きました。何でも、取り敢えず布団があれば眠れるからだそうですが、実家などでも人数分しかない家庭が多いのでしょう。





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旨辛ヌードル/偶然の話

2014年12月24日 | 田舎生活の衣食住
 このところ、インスタント食品はほとんど口にせず、カップ麺も非情食用に最低限のストックがあるのみです。それが、一昨日から無性に、辛い辛いラーメンが食べたくて仕方ありませんでした。
 自分の味覚とお腹を騙し騙し就寝したのですが、起きても「食べたい」。辛いラーメンへの郷愁が募ります(笑)。
 あるのは、非情食用のトップバリューの旨辛ヌードル。ああっ、どうしようと迷いながらも、沸かしたお湯を注いでしまいました(笑)。
 「辛い」、「旨い」。旨辛ヌードルとは良く命名したもので、本当に辛くて美味しい。
 一気食いです。インスタント食品も外食も口にしていないせいか、敢えて薄味に徹しているせいか、その辛さが尋常ではありませんが、これぞ求めたいた辛さでした。




 非常食を補充しておかねば。
 お昼はお弁当。残り物でチャッチャッと作って、チャッチャッと食べました。





 偶然も三度重なれば運命だと思うのですが、三度重なった事はありません。
 しかし、そう親しい訳でも友人でも何でもないのですが、一度出会った人にもう一度、瞬時出会った話です。
 学生時代、スキーに訪れた野沢の民宿のアルバイト学生に、翌年の夏、神津島でバッタリ。
 この偶然がわたし史上一番です。1年365日もあるのに、国内でも幾らでも観光地はあるのに、野沢と式根島で出会うって、もの凄い偶然だと思いませんか?
 家族旅行でパリに行った際(家族旅行の時はツアーを利用します)、そのツアーで一緒だった人に、翌年、ニューヨークの五番街で鉢合わせ。
 香港は狭いので、偶然顔を合わせることが実に多いのですが、それでも、こんな所で? この人に? といったビックリだったのが、香港を離れ上海に移った後、旅行で訪れた時に、電脳ビル(所謂おたくビル)で、バッタもんのコンピュータ・ソフトを見ていた時に、以前住んでいた時に通っていた英語学校で一緒だった人に出会いました。
 また、住んでいた時も、町中で名前を呼ばれたり、知り合いに出会ったりといったことは多々ありました。
 これもまた日本に戻ってから、用事があり僅かな期間だけ上海を訪れていた時に、隣でタクシーを止めていたのが、上海時代の同僚でした。会社の近くではなく、全く別の場所でです。その元同僚とは、2日後にまた別の場所で出会しました。時間も場所も全く違っています。
 よくよく縁のある人なのだなあとつくづく思った次第。
 
 
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トラディショナルな朝ご飯と豚玉丼/ポンコツ会社の掟2

2014年12月23日 | 田舎生活の衣食住
 これぞ、朝ご飯。納豆にキンピラゴボウ、青菜のおひたし。丼で一気にかきこんで食べてしまいました。





 そう、自分はかなりの早食いです。ある種、職業病とでも言いましょうか、訓練の賜物とでも言いましょうか。
 ご飯の時間も取れない事もある職務でした。夜迄何も食べられないとか、完徹なんて良くあったものです。
 若いうちは、3日連続で徹夜(途中仮眠程度)でも問題なかったのですが、年々辛くなっていきました。
 ひと晩完徹すると1週間は響いたものです。
 で、現役を退き半リタイアした今でも、早食いの癖は治りません。そして、若いうちは先々のことなど考えもせずに体を酷使していましたが、そのツケが回ってきており、あちこちガタがきています。
 親子丼が美味しかったので、豚で拵えました。丼物は早食いに拍車を掛け、5分も掛りません。体には良くないですよね。しかし、どうしてもあっという間に食べ終えてしまうのです。
 もっと食を楽しみたいと思うのですが…ねっ。





 毎日、大した事もない食事をどうしてアップしているの? とお思いでしょう。これは、ブログ=日記なので、後に振り返る為です。現に、昨年、一昨年の丁度同じ頃と比べてみたりして、現在の手抜き振りを反省したりしています。
 もう、暫く、新メニューを食していないですからね。我ながら良くも飽きないものだと思います。買い物に出た折りには、たまには違った物を食べようと、弁当コーナーや、冷凍食品、惣菜、パンの棚などを見て回るのですが、どれもいまいち食指が動かないのです。それでも買い物に手間取り、お昼の時間が押した場合は、拵えるのが面倒で、つい揚げ物を買って済ませています。

 以前も書いたので、ご存じの方は飛ばしてください。ポンコツ会社のトイレットペーパーの話です。
 トイレは水洗なのに、備え付けのペーパーはなんと、汲取式に使うちり紙。それも一番安い灰色のざらざらした物でした。
 若い人は汲取式トイレなんか知らないから、メモ帳かと思ったそうです。
 そのちり紙、勿論流す訳にはいかないので、傍らのゴミ箱に捨てるのです。こんなの今時非衛生的ですよね。
 ニューヨークのチャイナタウンの店も、トイレットペーパーなのに、傍らのゴミ箱に捨てていたのを見た時、「何だ」と思いましたが、どうやら中国人の習性のようですね。
 さて、そのポンコツ会社。次第に、トイレで紙を一枚しか使うなといった指令が出ました。そういったって、「う○この時どうしたら良いのだ」。
 増してや、中国人は日本人のように何もかも奇麗には使えません。よって便座も一拭きしてからでないと座って偉い目に合うことだってあるのです。
 そんな馬鹿げた(そんな小せえ節約したって…)指令は無視していたら、今度はトイレの個室からちり紙が撤去され、洗面台の側に備え付けられ、一枚しか持って入るなといった張り紙がされていました。
 どこまで馬鹿な会社なのでしょう。
 こういった馬鹿げた中国人に付き合うには、自前でトイレットペーパーを購入するしかありません。何せ言い出したらききませんからね。
 会社の備品は一度も貰ったことはなく、データ保存用のCDも一度に3枚迄とか言い出したので(1回に4~5枚は必要)、自分で購入していました。
 言い合いになったら決して引かない中国人相手に、時間の無駄と嫌な思いをするよりは、多少の損をしても相手にしない方が得策だということを、あのポンコツ会社から学びました。




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キンピラ牛蒡/シャワー事情

2014年12月22日 | 田舎生活の衣食住
 昨日スーパーには、お節料理の具材が並んでいました。ああっ、今年も残す所2週間を切った訳です。
 毎年思うのですが、正月に掛けてどうして野菜の価格が沸騰するのか。どうしていつもの小さいけど98円の蒲鉾や、98円の黒豆が陳列棚から姿を消すのか。
 良く分かりませんが、1本600円もする蒲鉾なんぞに取って代わられています。
 まあ、店側の意図は分かりますがねえ。貧しいながらもお節料理を楽しみたい庶民も居る訳で(わたしのことだけど)、600円もする蒲鉾喰うくらいなら、ラーメン、それもタンメンなんかを喰うよっ。
 そんな訳で、世間がクリスマスに浮かれているうちに(25日からはお節一色になり、普段の安価な素材はなくなります)、賞味期限が正月を過ぎても大丈夫な、お節用素材を探し求める流浪の買い物が始まったのです。
 100円ショップって、どうしてこうも魅力的なのでしょう? あれも、これも気持ちを揺さぶられる物ばかり。しかも108円(消費税込み)なものだから(当たり前)、あれも、これもとついつい買い過ぎて、帰宅後に反省するのですが、後の祭りです。
 特にナチュラル素材に弱く、木製品などは買い過ぎてしまうのです。
 まずは一周目に欲しい物を籠に入れ、二周目に冷静に考え、買い物籠から必要ない物を棚に戻す。そして三周目に、籠の中は本当に必要か。棚に戻した物は二度と出会えなくても後悔しないかと、またまた考えるの、最低でも店内を3周します。
 おかしな客に見えるでしょう(笑)。
 何でこんな事を書いているかと言うと、買ってしまったのです。松竹梅の造花を一対。正月飾りの門松も南天もしめ飾りもあると言うのに…。しかも、それを挿す花瓶に見立てた徳利一対。しかし、迷わず購入したくらいに琴線に触れたのがこれっ。写真では分かりませんが、笹の葉が金色にキラキラ光っているのです。





 お菜は、キンピラ牛蒡。このところ、牛蒡が食べたいのは、どうしてだろう? 牛蒡には、若返り効果がある「サポニン」や、老化防止に有名な「ポリフェノール」が含まれているので、老化を自然に防ごうとしているのでしょうか?





 毎日、寒くって寒くて。特に風呂場の寒さと言ったら、入浴時に嫌ーっな気持ちになるくらいです。それでも毎日入浴はしますが、洗い場に出ると寒い。
 未だ未だ冬も序の口なのに、今からこんなでどうする? わたし。
 上海の様に、温風が吹き出す換気扇って日本にはないのでしょうか? あれは、画期的でした。
 香港も温かいイメージがありますが、冬場は結構冷え込みます。しかも室内が底冷えです。また、シャワーも、本当に短時間しか温水が出ない場合もあり(電気式)、それこそ、シャンプーや石鹸を塗りたくって、シャワーで一気に流す。こんな物件もありました。
 そして、香港は土地が狭い事から、アパートも狭く、トイレ・シャワールームは実にコンパクトなのです。
 それこそ、便器の上にシャワーヘッドがあり、トイレが水浸しといった場合もあります。
 郷に入れば郷に従え。仕方ない事なので、我慢していましたが、日本人としては、衛生観念が気になります。
 最も向こうにすれば、同じ湯船に何人も入る事自体が、衛生的でないらしいのですが。
 海外生活十余年で、バスタブ付き物件に住めたのは、わずか2軒。香港の YWCAと北京だけでした。休日の夕方早い時間に、入浴剤を入れてバスタブにゆっくり浸かり、無二の幸せを感じたものです。
 



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親子丼/会社で入浴する中国人

2014年12月21日 | 田舎生活の衣食住
 買い物に行きたかったのですが、朝から曇天で、午後から雨になるとの予報なので、取りやめにし、すると買い物に予定していた時間を持て余して、思わず昼(前)寝。
 さて、そんな訳で、お菜がないぞ。そうだと、取り出したのが焼き鳥の缶詰。これで親子丼だっ。それなら一品でも成り立つ。が、表記を見てガーンっ。塩だれだって。大丈夫か。ちょっと味見ししてみる。うん、いける。醤油を少なめにすれば大丈夫。
 で、缶詰を使った親子丼完成。塩だれに深みがあるので、後から足した甘辛味ともマッチして美味しく出来ました。
 何よりも、普段滅多に食べない鶏肉なので、お蔵入りしていた缶詰がはけて良かった。





 主食は頂き物の玄米です。10キロ。そこに麦を混ぜて焚きました。白米よりも玄米の方がこくゾウムシが付き易いので、先に食べる事にしました。
 麺を休んで、ひたすら玄米を食べます。

 中国人が会社で入浴を済ませるということは、話には聞いていましたが、実際にはバスルームのある職場に縁が無かったせいか、そもそも年伝説だと思っていました。
 それが、「居たのです」。会社で髪を洗う女が。それは北京のオフィスでした。ひとつしかないトイレで朝は新聞を読み(まあ読みながら用を足しているのでしょうが)、小一時間籠るため、誰もトイレに入れません。
 そして、夕方になると時折また、トイレが閉鎖されるので、何かなあと思っていると、濡れ髪の女が悠然と出て来るのです。
 何だかなあ…。
 上海で二度目に借りていた部屋の話です。大家のおやじが来る度にトイレを使うのがとても嫌でした。
 また、これは同僚の実体験ですが、どうも家に戻るとバスルームの具合が変だと思っていたところ、ある日、見慣れない髪留めがあり、大家が不在時を狙って入り込み、シャワーを浴びていたことが判明。厳重に抗議したそうです。
 これ、みんな、光熱費を浮かせる為らしいのですが、どうにも理解に苦しみます。




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豚キムチ・ラーメン/辛拉麺

2014年12月20日 | 田舎生活の衣食住
 朝薄氷が張っていました。外の水道も氷結。これは例年よりも随分と早いことです。
 思えば未だ子どもの頃、もっと田舎に行くと、田んぼでアイススケートが出来たのです。
 温暖化のせいか、ほかに環境が整ったせいか、田んぼでスケートをする子どもなんか今やいやしませんけどね。
 「ダイハード」シリーズを観ていたら、ニューヨークに行きたくなりました。今頃は寒いなんてもんじゃないけれど、一番ニューヨークらしい時期です。地下から立ち上る煙が実にニューヨークらしさを演出してくれています。
 ロックフェラーセンターのツリーも観てみたい。
 そう思っただけです。13時間のフライトを考えると二の足を踏んでしまいますね。
 昔、未だ若かりし頃、年配の方から、「年を取ると遠くには行けなくなるから、若いうちに行っておいた方が良い」と言われた事が、今になって実感しています。
 余程の事が無い限り、もう3時間くらいのフライトで行ける国しか行かないだろうなあ。船なら別ですが。
 
 大量に米を頂いたので、毎色米飯にしました(正確には白米10キロ、玄米10キロ)。麦を混ぜて炊いてい増す。
 よって麺類は暫くお預けとなり、出来るだけご飯を頂くことに相成った次第です。
 それでも時には無性に食べたくなります。ご多分に洩れずに、豚キムチを見ていたら、これを具にした辛いラーメンが食べたくなりました。暫くインスタント食品は口にしていないので、「良いだろう」と自分で許可を与えて、豚キムチ・ラーメンの昼食です。
 ついでに卵も入っています。おまけに麦飯一膳頂きました(笑)。





 上海のれきとした中華料理屋です。決してローカルの麺屋ではありません。回るテーブルだってある店です。
 拉麺が食べたくなり入店したわたくし。メニューには拉麺が二種類ありました。辛い物好きなわたくしは、辛拉麺と拉麺です。迷わず辛い方を選択。
 わくわくしながら拉麺の出来上がるのを待っていました。イメージとしては野菜に絡んだ唐辛子のスープ。そう、韓国のチゲのような物を想定していたのです。
 運ばれて来たわたくしの辛い拉麺は、なんと、なんと、なんとっとっと、ひと口食べてみて、あの懐かしい知っている辛さだったのです。
 そう、インスタントの辛拉麺に、気持ちばかりのモヤシが乗っかった物でした。
 ガーンと頭を打たれたようなショックを受けたのは言うまでもありません。何も、レストランでまでインスタントを食べようとは。
 食べましたとも、口惜しさに胸がはち切れんばかりになりながら。
 後に気が付いたのですが、辛拉麺は商品名であり、店側は嘘は言っていないということ。わたくしが勝手に辛い拉麺だと「い」を入れて解釈してしまったのでした。
 それだけではありません。そもそも、辛いは日本語で、中国語では「辣」じゃないかい。
 因に、辛拉麺は「しんらーめん」。辣は、「らー」です。
 香港在住時は、この辛拉麺のカップ麺に随分とお世話になりました。香港の物は、椎茸がかなり多く入っていて、それがまた魅力でもありました。
 本場韓国では、辛拉麺は軍用食で、いえいえカップ麺ではなく、袋麺です。
 袋を開いてお湯を注いで食べられるように、袋が加工されているのだそうです。戦場でお湯はどうする? といった疑問は残ります。




 話は反れますが、我が国でも最初に売りに出されたカップ麺。カップヌードルが大ヒットしたのは、浅間山荘事件現場中継に。それを食べる機動隊員の姿が映し出されてのことでした。インスタント麺はやはり非常食なのですねえ。
 そしてそのカップヌードルですが、発売当初は、現在もあるプレーンな醤油味、カレー味、そして日本蕎麦の3本立てでした。蕎麦があったなんて信じられないでしょう? あったのですよ。もう味は忘れましたが、どうしても3つ全部を味見したくて、三食のほか、お八つに3個食べ比べしたこともあったデブ時代でした(笑い)。



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作りおきで/ポンコツ会社の掟1

2014年12月19日 | 田舎生活の衣食住
 昨日明るくなってから庭に出てびっくり。うっすらと雪化粧でした。どうりで寒かった筈です。

 昔のブログを振り返ると、よくもまあ、同じ様な物ばかり食べていて飽きないものだと、我ながら感心します。
 一食千円も掛けて外食していた頃が、嘘のようです。今や外食も年に数回。本当に貧乏臭くなったものです(笑)。
 しかし、人間って順応性があるもので、このような食生活でも不満なくやっていけるだということも知りました。
 昨日も作りおきを温めるだけで、済ませた食事でした。
 具沢山の味噌汁があれば、お菜はいらないくらいに味噌汁が好きなのですが、血圧が高めになってからは出来るだけ控えています。
 煮物も本当に薄味に仕上げ、出来るだけ塩分は摂らないように心掛けているので、大好きな漬け物もNG。
 納豆もたれを少なめにして酢を加えて頂いています。

 週に一時間しか観ないテレビ番組の日だったのに、楽しみにしていたのに、わたしとしたことが…丁度オープニングを観て、ポテチンとうたた寝をしてしまいました。目が覚めた時はこれまた丁度番組が終わった時。
 ああっ、何てことでしょう。
 
 中国の冬は寒いです。夏もエアコンの効かせ過ぎで寒いけれど、冬は暖房機無しなのです。日本人より体温が2度高いとされている中国人にはそれで良いでしょうが、日本人には屋外よりも底冷えのするビル内での作業は骨の髄まで身に堪えるのです。
 外を歩く時のまんまの姿で、コート、帽子、マフラー、手袋、おまけに腰には膝掛けを巻いて仕事をする羽目に陥ります。
 暖房を入れると、お目付役がすっ飛んで来て、何タラカンタラ五択並べて切ってしまうのです。
 ならばと、自前のヒーターや小型電気ストーブを持ち込むと、電気代は会社の経費だから止めろときます。
 まあそんな会社は珍しいと思いますが、人を大切にしない思いやりのない会社なんてポンコツですよね。
 このポンコツ会社のポンコツ振りは数多ありますので、小出しにしていきますね。
 因に、怖くて暫く誰にも言えませんでしたが(もう時効でしょう)、エアコンや備品管理のお先棒を担いでいた、中国人の怖いおばはんがう○こを洩らしてしまったところを見てしまいました。それから暫くの間は、自分には優しかったです。普段はくれない(データ保存用に必要なのに)CDもくださいました。ただし、この優しさは数日で終焉しましたけれど。





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豚キムチ、牛蒡とコンニャクの含め煮/印鑑の話

2014年12月18日 | 田舎生活の衣食住
 キムチが140円だったので、豚コマと炒めて豚キムチにしました。キムチって、そのままでも美味しいけど、豚肉との相性も良いですよね。




 もうひと品は、食べたかった牛蒡を使って、コンニャクの含め煮にしました。




 おまけにロールケーキも食べちゃいました。こんなことしているから赤字なのだ(笑)。でも久々の生クリームは美味でした。




 この辺りの冬は強風の季節でもあります。晴れたら晴れたで風にあおられ、洗濯物を外には干せないのです。幸い、我が家は縁側がサンルームもどきに陽が当たるのでそこに干していますが、やはり外に干したいですよね。

 昨日の喉の違和感が未だ取れません。もしかしたら鯵の小骨? それともフライの衣でできた傷のせい? ああっ、日々通う病院が増えて行くーっ。
 今日いっぱい様子をみます。

 印鑑って中国から伝わった文化だと思いませんか? てっきりそう信じていたのですが、当の中国には花印はありますが、名字の印鑑の文化がなかったのです。
 バンコク在住時に、日本の書面で、どうしても印鑑が必要になったことがありました。
 生憎印鑑は持って来ていません。どうしようか思い倦ねた結果、閃いた。「チャイナ・タウン」に行けば何とかなるのではないか。
 行きました。暑い中、倒れそうになりながらバスを乗り継いで。
 目指すは印鑑屋。ですが探せども探せどもそんな店はありません。そこで文房具屋で聞いてみると、「何だ、それは」と、つれない返事。
 名字の印鑑なぞ、聞いた事も見た事もないそうです。そして、「スタンプ屋へ行ってみたら」との事。スタンプ屋って何処にある?
 ならば名刺屋か? そんな店もありません。
 結局、必要な印鑑を押した紙はあったので、それをスキャンして、フォトショップでレタッチし、漸く見付け出したスタンプ屋(確か大手デパート内の写真屋)へ持ち込んで制作してもらいました。
 香港でも大陸でも全てサイン。印鑑なぞとんと目にしたことはありません。
 どうやら日本独自の文化のようですが、印鑑ってかなり危ないと思いませんか? ほかの人が押す事も可能ですし、何より三文判などは幾らでも同じ物が売られているのですから。それを重要書類に押してしまうのでって、どうかと思われます。
 サインであれば、本人しか出来ません。最も似せる事は可能ですけどね。
 日本も、ぐだぐだくだらない事を言っていないで、IDを取り入れたり、印鑑をサインに代えたりすれば良いのに。


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初雪/目には目を

2014年12月17日 | 田舎生活の衣食住
 どこにも行かないし、美味しい物も食べていないし、これといって何もしていないし…ついにネタ切れかと、思われた昨日、初雪が降りました。ああ、ネタになった。と喜んでばかりはいられません。
 「あっ、雪だ」などとひとり呟きながら、買い物籠を自転車の荷台に置いて、ロープを取り出していたその時、買い物籠が落下。中身が駐輪場に散乱するという大惨事に見舞われたのでした。
 割れ物がなかったのが幸いでしたが(電球は襷掛けのバッグに入れていた)、途方もなくショックを隠せませんでした。
 そして帰宅後、大慌てで昼食を食べたのがいけなかった。買ってきたメンチカツの衣が喉に使え、喉を切ってしまったのです。小骨が刺さっているような違和感に、うがいをすれば血が出るし…。幸い取れた模様ですが、切り傷があるのだから痛い。 
 厄日だったのでしょうか? 
 遡る事一両日前は、止めた筈の自転車が倒れ、籠が大きくひしゃげる損失。この自転車は未だ買って約一年で、大切に大切にしてきたのです。
 しかし、籠のコーティングが擦り切れてしまい、ワイヤーがむき出しになってしまったからには、間違いなく錆びます。
 籠の形は力任せに直しました。
 で、話が前後しますが、初雪は、自分が買い物籠を落下させ立ち直る頃には止んでいました。そもそも風花でしたから。

 ついでに、自転車が倒れた話(倒した)。上海にてまるで駐輪場かと思われる程自転車が停めてあった路上にて、自転車を出そうとしていたおばはんの自転車のストッパーが何度も何度も我が足を蹴るのです。
 おばはん、自転車を前に後ろに引っぱり、私にぶつかっているのが解っていても謝ろうともしません。
 これはいけません。国債問題にも成り兼ねません。大人しく歩いている外国人(私のことだけど)に暴行を加えたのですから。
 これは私が敗戦国民だからでしょうか。あの戦争責任として耐えるべきなのでしょうか。
 いえいえ、キリストさんもこうおっしゃられています。「目には目を」。
 おばはんの自転車のケツを思いっきり蹴り倒してやりました。すると、おばはん「あっー」とかわーわー騒いでいましたが、自転車は、ほかの自転車も巻き込んで、将棋倒しに本当にドミノのようにずらずら、バタバタ倒れるではありませんか。
 これは過剰防衛でしょうか?
 中国人を相手に、血を見るのは嫌です。思わず小走りに(早歩き)で振り向きもせずに立ち去りました。
 中国の故事にも「君子危うきには近寄らず」とあるではないですか。危うくしたのは私ですが。
 上海の職場で、中国人スタッフに理不尽かつ感じ悪い対応をされた時は、「どうしてですか? 我々が敗戦国民だからですか?」と、通じもしない日本語で返していたものです(笑)。




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