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ゴーヤと納豆のかき揚げ/フィリピンの長いいち日1

2015年02月28日 | 田舎生活の衣食住
 ゴーヤと納豆のかき揚げを拵えたら、月末の冷蔵庫は、空になりました。なあーんにもない(笑)。




ペットボトルには、玄米と麦が入っています。瓶はジャムと食べるラー油。



 冷凍庫には乾燥させたゴーヤと椎茸。そしてニンニク。ニンニクは一片づつにして冷凍し、使う時に使う量だけ出していけば長持します。




 あっ、卵だけは沢山ある(笑)。




 
 九死に一生を得た話。フィリピンでの出来事です。まず、台風のため、成田からマニラ行きは全て欠航。そう我がフィリピン航空以外は。後に、この時、「何故飛んだ」と恨みがましく思えた程です。
 まずはマニラで一泊。この時は未だ後の予兆を知る良しもありませんでした。
 翌日ダカトの町から舟(ディンギーというボート)でアプアオ島へと向かいました。そう台風の真っただ中です。ディンギーは揺れまくり、船内では「泳げるか」といった声も飛んでいました。ちょっとした「タイタニック」。
 まあ、無事に島に上陸は出来たのですが、台風は次第に勢力を増して接近。上陸した翌日からは全島停電。トイレに行くにもライターの火だけが頼りでした。また、普段は暑い地域ですからシャワーも水しか出ません。
 思いっきり風邪を引いてしまいました。
 そして、予定の二泊三日が過ぎても(もしかしたら一泊二日だったか)台風の為、島から離れられません。
 島には電話もなく、ただただ状況は無線でダカトまで知らせ、そこから必要な電話を掛けて貰う有様。
 そして滞在すること一週間。漸く台風が去りましたが、ダカトからマニラまでの国内線のチケットが取れず、十時間以上を掛けてバスで行くことになりました。
 結果、これで命が長らえたのです。なぜなら、その日、クーデターで最初に爆破されたのがダカトの国内線空港だったのです。
 そんなことはいざ知らず、ひたすらバスは走り、途中パンクしてマニラに到着したのは随分と遅い時間になっていました。十二時間は掛ったんじゃないかな。
 そこからはタクシーでホテルへと向かうだけ。一刻も早く熱いシャワーが浴びたい。そんな気持ちでした。人間って、極限状態に疲れている時って空腹よりも風呂で身体をほぐしたくなるものだと感じました。
 でも、未だ終わりません。乗ったタクシーが接触事故を起こし、一度下りて待つ。ほかのタクシーを拾う気力も、考えもありませんでした。
 漸くホテルにチェックイン出来たのは夜も遅くなってから。朝5時からなんと、十四時間の強行軍でした。
 しかし、これで終わった訳ではないのです。翌日はあの有名な政変。続く




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ゴーヤのかき揚げ蕎麦とピリ辛切り干し大根カレー/乾物

2015年02月27日 | 田舎生活の衣食住
 食材が乏しくなった月末。自家製の干し椎茸と干しゴーヤを使ってかき揚げにしました。ゴーヤのかき揚げには竹輪が合うのですが、椎茸でもいけます。




 そしてこちらは買い置きの切り干し大根。食べるラー油でピリ辛に仕上げ、カレーの箸休め及びご飯のかさ増しにしました。カレーはレトルトです。




 中国って実の良く乾物が食べられています。香港なんかは干物類の乾物屋街があるくらいです。上環やその西にトラムが入ると、乾物の(決して良い匂いではありませんが)香りが漂い、右も左も乾物屋となります。
 干物類は買ったことはありませんが、中国滞在時には、乾物の昆布と椎茸は必ずストックしておきました。休日など家から一歩も外に出たくない日は、この2種で味噌汁やお菜にして済ませていたものです。
 日本では考えられないくらいに安価なのも幸いでした。日本では昆布や干し椎茸は「どうして?」と目を疑うくらいに高値ですよね。本当にどうしてなのでしょう。昆布なんか、そこいらの海で泳げばすぐに穫れるのに。学生時代、神津島の民宿に泊まった時、そこの子が毎日海で昆布を拾ってきていましたよ。あっ、ワカメだったか。ワカメも高値だからまあ、良いや。
  味噌汁も、欠かせないのですが、日本のきちんとしたメーカーの味噌はあるにはあっても割高です。そこで、日式(現地で拵えられているバッタもん)を使用していましたが、然程問題ありませんでした。
 それが手に入らない時は、韓国味噌を使っていました。こちらは若干の風味の違いはありますが、日本でも地方によって味噌が違っているのと同じだと思えば問題ありません。
 日本の物に拘ったり、日本に居るのと同じ生活をしようとしている人や、実際にしている人も居ましたが、そうい人ってナンセンスだと思うのです。
 そりゃあ、食は基本ですから和食を食べるのが悪いとは言いません。実際に自分も和食派です。
 でもね、現地の食材で工夫してこそ、海外に住んでいると言えるのではないでしょうか。
 醤油や酢も、日本の物に近い味を見付ける迄、何種類か試したものです。そうして見付けた時の喜びはひと塩です。因に自分が「これだ」と感じたのは、溜まり醤油と白酢です。砂糖はサトウキビの物を使用していたのですが、これが甘い。通常の白砂糖と同じ量入れたらまるでお菓子のような煮物が出来上がりました。こんな失敗も思い出っちゃあ思い出です。
 塩は万国共通の味。



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100円均一ショップのカフェカーテンでパニエを作ってみた/布市場でコートを作る

2015年02月26日 | 田舎生活の衣食住
①カフェカーテン4枚を購入。150センチ×45センチ=2枚+150センチ×40センチ=2枚


②丈夫の穴通し部分を切り取る


③150センチ×45センチの布の横長を1枚をウエストサイズに切り、もう1枚はそのままタックを寄せて縫い合わせる


④150センチ×40センチの布(予め2枚を縫い合わせ300センチの横長にしておく)を、タックを寄せながら③に着丈の下の部分を合わせて縫い付ける


⑤所々待ち針で止めてタックを寄せたが、ほとんど目分量




⑥ミディアム丈の出来上がり。400円で出来ました。


⑦ミニ丈は、150センチ×45センチ=1枚+150センチ×40センチ=2枚で、ベースは150センチ×45センチでウエストサイズに切り、150センチ×40センチ=2枚をタックを寄せて縫い付けるだけ。300円です。



 ミシンが苦手(縫っている時間よりも針に糸を通したり、縫い合わせを失敗して解いている時間の方が長い)なので、手縫いですが、ミシンを使えばあっという間に出来上がります。
 また、今回は手間を省いてタックを寄せただけですが、ギャザーを寄せた方が奇麗に仕上がります。



 上海には布市場が二つあります。生地やそれに伴う手芸用品を売っているのは勿論、仕立てもしてくれます。
 チャイナ服やスーツ、シャツ、コートなどの、仕立て見本が吊るされているので、気に入った店に入り、採寸をすれば、最短でいち日(割り増し料金)。旅行者ならホテルまで届けてくれます。
 通常は、一週間みておけば問題ないでしょう。
 自分は、「上海灘(しゃんはいたん)」を模したロングコート(ウール)を誂えたのですが、採寸時に、「セーターの上に着るから、袖は太く」と伝えたのに、「分かった」と言ったのに、送られて来たそれは、凄くタイトで、セーターなどとてもとても。
 拵えたのが真夏だったのがいけなかった。半袖シャツの上からの採寸だったから。そして、布市場は住まいから遠いので、郵送にしたのもいけなかった。受け取りに足を運べば、その場で文句をつけられたのに。
 結局袖を通せないまま、現在に至ります。
 中国人はタイトな作りが好きなので、もし布市場で服を誂えるなら注意してくださいな。
 ほかにも布市場では布を購入し、自分で色々拵えたものです。日本でも、あれだけ多種多様の布を揃えた場があれば良いのになあと思います。





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食べるラー油蕎麦、ビビンバ/「老干媽」の食べるラー油

2015年02月25日 | 田舎生活の衣食住
 花粉症が始まりました。昨年検査した結果、杉花粉症と判明。これから5月中旬頃迄、辛い季節になります。

 食べるラー油を蕎麦にトッピング。これだけ入れただけなのに、結構な辛さです。この食べるラー油、当たり! なんと「ダイソー」で購入した物です。
 「蒙古タンメン中本」の北極を食べ切った(カップ麺だけど)、自分が、辛いと感じたくらいパンチがありました。もちろん、北極の方が辛かったけど。
 口がひりひりし、胃が熱くなる辛さを感じながら、思ったのですが、日本の調味料でここまで辛い物ってないですよね。調味料も風味を大切にしていると言うか…。




 そう考えると、やはり和食って身体にも良いし、素材の味を損なわない様に出来ているのだと実感しますね。
 でも、この食べるラー油。多用しちゃおう。まずは、ニンジンシリシリと豚丼に卵とトッピングしてみよう。これってビビンバ(もどきだけど)じゃないか。そうだ、コチジャンを入れればもどきじゃない、ビビンバになりました。幸せ。



 混ぜると。わあっ。ビビンバだ。




 本場中国には、数え切れないくらいに多種多様のラー油があります。もちろん、豆や野菜、肉が入ってそのままご飯に乗せて、佃煮感覚で食べられています。
 そして、ひと瓶がでかい。以前、買って帰って来ましたが、賞味期限中に食べ切れないほどでした。
 そんな中でも一番人気なのが、「ラオガンマー(老干媽)」製品。これは中国人も絶賛です。





 会社のランチタイムに、この「ラオガンマー」の大豆(どうち)ラー油をご飯に乗せて食べている人がいました。ほかにお菜はなし。その人は会社の冷蔵庫にひと瓶ストックしていました。
 安価で量も多いので、お土産に喜ばれると思います。香港では手に入らず、わざわざ深圳まで買いに行く程の人気です。



 

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超簡単インスタントもどきの豚玉丼/北京郊外で苺狩り

2015年02月24日 | 田舎生活の衣食住
 3分で出来る、簡単豚玉丼。これなら弁当を作る手間もいらず、出掛けられると大喜びで、ストックを沢山冷凍保存しました。
 保存したのは、玉ねぎと豚コマを甘辛に煮た物。一食分づつタッパーに入れました。
 食べる時に、ご飯(温かくても冷たくても可)の上に、乗せて、溶き卵を掛けて、電子レンジで温めるだけ。
 「うわっ、便利」と自画自賛です。これと同じ様に、豚キムチも拵えておこうっと。





 北京郊外で苺狩りに行きました。これ、日本人相手の旅行代理店が、ツアーに出来るか否かの試作ツアー。万里の長城とのセットになっており、モニター数人の中に紛れ込んだ次第です。
 苺農家に着くと、卵が入っているペラペラで透明な容器(素材は何だっけ?)と同じ素材で、苺10個分が収まる様に形も作られているパックを渡されます。
 と言うことは、滞在時間内は食べ放題で、10個をお持ち帰りくださいってこと。と、理解したのですが、同道の日本人の中には、その10個の穴ぼこでは飽き足りず、パックがパンパンになって閉まらないのに、これでもかと苺を詰め込んで(もはや苺を乗せて、無理矢理蓋をするも、閉まらず)いる姿に、浅ましさを感じたものです。
 想像してみてください。10個の穴に卵が収まり、それが動かない様になっていますよね。その穴でない部分にまで卵を入れたらどうなるか。据わりが悪く、蓋は半開き。手で押さえないことには持ち運びも出来ませんよね。そんな状態で苺を詰めていました。
 何だかなあと悲しくなったものです。
 北京郊外としか場所が分からないのですが、だだっ広い農家の一画にあった苺畑。まるで映画のワンシーンの様な田園風景の中にありました。
 これも良い思い出です。




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市販の弁当/中国の弁当

2015年02月23日 | 田舎生活の衣食住
 いやはや、昨日は寒いいち日でした。「暑さ寒さも彼岸まで」。もう少しの辛抱…の筈です。
 忙しくて昼食の用意が出来なかったため、市販の弁当で済ませました(パンは封印中だから)。
 久し振りに買った弁当は、「大変美味しいかったです」。でも、我が家が薄味だからなのか、妙に味付けを濃く感じました。




 何種類もの弁当が売られている。便利な世の中になりましたよね。
 自分が初めてひとり暮らしを始めた頃は、弁当屋もなければ、コンビニもなし。スーパーで弁当も売っていなかったものです。必然的に自炊でした。唯一あったのが「小僧寿司」。ここのちらし寿司を食べるのが、もの凄い贅沢だったものです。

 中国人の弁当は、お菜ひと品のぶっかけ飯ですが、コンビにで売られているのも概ね、ぶっかけ弁当です。チンジャオロースーや、酢豚なんかもありましたね。
 しかし、コンビニよりも中国人が良く利用しているのが、ローカル飯屋の外買い。発泡スチロールにひとつは白米をびっしり(絶対一合以上あります)。もうひとつのお菜といったものが定番でした。
 そんな中、日本の駅弁のようなスタイルの弁当屋がありました。テイストはもちろん中華ですが、発泡スチロールの二段ではなく、木目の(紙だけど)洒落た感じのパッケージ。メインはぶっかけですが、ほかにもお菜がちまちま入っていて嬉しかったものです。
 中国では珍しいパッケージに内容です。




 因にコンビ二で日式弁当というけったいな物が売られていますが、これはお菜が和風ではなく、3種類くらいのお菜が詰められているからです。
 写真を見付けたら改めて掲載させていただきます。



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納豆蕎麦/冷凍納豆

2015年02月22日 | 田舎生活の衣食住
 美味しいか否か、ええいっ、勝負だ。いつもの白菜と卵の蕎麦に納豆を加えてみました。
 それが案外、「合います」。汁(つゆ)にとろみも付いて、美味しい。そもそも和と和だから、合う筈…でしょうか。納豆って偉大だ。





 中国でも結構和食の食材は買えます。納豆もそんなひとつですが、この納豆が、完全に冷凍食品と化しているのです。賞味期限なんかなく、カチカチの凍り状態。
 そこまでして納豆を食べたくもないので、購入したことはありませんが、これって、日本からの輸送の段階で冷凍したものなのか、それとも販売店がそうしているものなのか、怪しい。
 そもそも、中国の食品は尋常でない長さの賞味期限なのです。防腐剤バンバン投入に加え、賞味期限が何かを分かっていないのでは? と思われます。
 卵でもふた月も賞味期限のある物も売られているくらいです。絶対大丈夫じゃないですよね。
 そうそう、一度近所のスーパーの福引きで卵が山ほど当たったことがあります。速攻ゆで卵にして配りました(笑)。
 冷凍食品で食中毒になった話は以前書きましたが、これも何事も節約の中国人。冷凍庫のスイッチを切って、溶けてもまた凍らせるを繰り返しての所行と容易に推測できます。
 練り物なども山ほど冷凍庫に入って計り売りされていますが、これも何時拵えた物なのか、分かったものではありません。
 冷凍の意味も分かっていないのでしょう。




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またまた豚丼/香港の市場飯

2015年02月21日 | 田舎生活の衣食住
 前日に美味しかったので、また「これで良いや」。引き続き豚丼。昨年、一昨年の今頃と比べると、確実にコストもバリエーションも少なくなっています(笑)。「これで良いのだ」。と、天才バカボンのパパのようになっています(笑)。本当は駄目です。





 これ、昔からなのですが、気に入った食べ物を食べ続ける習性があるのです。店でもひとつ気に入ればそれしか食べない。東京で働いていた時など、しょっちゅう通っていたパスタ屋でも、結局、「ホワイトソース」しか食べたことがないのです。普段は「海老のホワイトソース」。余裕がある時は「ミックスのホワイトソース」。数多有るメニューの中で本当にこれだけでした。
 タイ料理屋でも同様で、「グリーンカレー・ランチ」しか食べたことがありません。なので、タイに住んでいたことがあるにも関わらず、未だにレッドやイエローカレーは口にしたことがないのです。どんな味なのか?
 中華屋でも同じことです。硬焼きそばか味噌ラーメンでした。
 どうしてか考えるに、日々の食事は空腹が満たされれば良いくらいにしか受け止めていないのではないだろうかという結論に至ります。それでも、最低限の食べたい味や素材はあるので、365日同じ食品といったことはありませんが(笑)。

 これは海外に住んでも同じでしたねぇ。例えば「味千拉麺」なら、それだけ。味噌や野菜麺などは全く食べたことがありません。
 「マクドナルド」はもっぱら「エッグマフィン」。そもそも、ハンバーガーが余り好みではないのです。現在は、海外と比較し余りにも高額なファストフード店に辟易し、「100円Mac」しか食べていません。そして、そこには「エッグマフィン」がないので、「チキンクリスプ」のみです。
 そもそもチキンは好みではないのですが、「ハンバーガー」どちらかの二択ならチキンに軍配です。
 だったら、少しお金を出して好きな物を食べれば良いじゃない。と、思うのですが、ファストフードで500円も出すくらいなら、迷わず麺を食べたいのです。
 香港に住んでいたと言うと、「美味しい物食べていたのでしょう?」などと言われますが、答えは「ノー」です。そりゃあ、たまには食べましたが、普段のローカルレベルの食事は、旅行の際のご馳走とは違います。
 そんな中、ローカルの知人に連れて行ってもらった、九龍サイドの市場の中にある露店で食べた料理は美味しかったですよ。香港料理で一番好きだったのが「大根餅」。それと双璧を成していたのが「蝦蛄(しゃこ)の胡椒炒め」。この二つは今でも、直ぐにでも食べたい逸品です。
 市場には数軒の露店が出店していますが、何処も安くて美味しいので、機会があったら足を運んでみてください。何せ市場ですから、新鮮です。
 「ペニンシュラ・ホテル」から北へ向かって道の反対側にあります。





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鯵(あじ)フライと白菜の甘酢漬け/上海の映画村

2015年02月20日 | 田舎生活の衣食住
 鯵が食べたくなって、惣菜の鯵フライを購入しました。90円なら、自分で揚げるより安い。付け合わせは、白菜を砂糖と酢で漬けた一夜漬け。
 塩分過剰摂取を押さえているので、漬け物を我慢しています。そこで酢を多用しているのです。





 上海郊外には映画村が4つあります。そのひとつ、一番近場も、最近では地下鉄路緯線が開通し、行き易くなりました。そこには、路線電車も、日本の昭和初期の銀座を思わせるようなセットもあります。ほかにも中国の寺院や庭園を模してたセットなどなど、見て回るだけで、十分楽しめますが、内部に入る事も出来ます。
 ここでは、「三丁目の夕日」や、「家族の証明」など、日本のドラマ・映画も多数撮影されているのです。
 詳しくは、カテゴリー「今時の上海2010」の「上海影視楽園2」をご参照ください。
 そのほかの映画村には、万里の長城。また別の映画村には、なんと実寸大の紫禁城が再現されているそうです。
 香港映画を観ていて、紫禁城の外壁が本当は途中で切られて見学の入場門になっているのに、どうして撮っているのだろうと、不思議でしたが、映画村に再現されたと聞いて納得です。
 しかし、どこまで広いんだ中国。




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揚げ餃子とかき揚げのプレート、豚丼/コンビニエンス・ストア

2015年02月19日 | 田舎生活の衣食住
 ワンプレートですませると洗い物が少なくてちょっとだけ嬉しい。なので、てんこ盛り状態にお菜が乗ってしまいました(笑)。
 野菜多めに摂りたいので、白菜の千切りを温めて、餃子を揚げ焼きにして、野菜のかき揚げです。





 ご飯は麦玄米ですが、これがまた美味しくて、納豆だけで十分食べられちゃうのです。しかも一膳では足りないくらいで、肥満との戦いの日々です。
 まずは、甘い物。このところおいしいパンにはまり過ぎていたので、パンを封印しました。
 そして午前中に所用で出掛ける日は、お昼は弁当を用意しておきます。外出先で食べるのではなく、家に戻って直ぐに食べられる様にしておくだけ。そうしておけば、外食も控えられますし、家に戻っての手間入らずなので、弁当などを買って帰ることもないから。




 たまには、「美味しい物が食べたい」なんて思いますが、簡単でも質素でも、自分で拵えた物が一番! だと思うのは自画自賛(笑)。

 実は、「セブンイレブン」のおでんって食べたことがありません。1個70円とかするのでしょう? 購買意欲が沸かないというか、だったらおにぎりかパンを買えばお腹にたまると、考えてしまう貧乏性です。
 それでも店の中には、良い匂いがしていますよね。
 北京の「セブンイレブン」にもおでんはありました。日本と同じでレジ横で、好みの具をすくってもらうシステムです。
 ただこのおでん。日本の定番の大根や卵はありますが、練り物がかなりローカル化されていました。中国の練り物の豊富さは日本には負けていません。
 が、大体が丸いボール状です。味のバリエーションは有っても、形は同じ。
 同僚で、このおでんをかなり好んで購入している日本人がいたので、味は美味しいのだと思います。
 冒頭で北京と書きましたが、「セブンイレブン」の中国での本拠地は北京なのです。上海は「ファミリーマート」や「ローソン」で、ぞれぞれが領域をおかす事なく分立しています。
 しかし、どうだろう。消費者側は色々な店があった方が嬉しいですよね。
 と書いていて思ったのですが、香港にも有ったのだろうか? 記憶に有るのは、ローカルのコンビに「○K」のみです。「まるけい」と読むのですが、通称「オーケー」で通っています。このチェーン店があちこちに有ったのは覚えていますが、ほかの大手は…記憶にないのです。
 思うに、香港ではコンビになどを利用しなくても便利だったからでしょう。
 タイでは通勤ルートに唯一ある店が「セブンイレブン」だったので、良く利用しました。おでんや弁当類はなかったように記憶しています。
 毎朝、ついつい入ってしまうのですが、ひとつには通勤途中で、余りの暑さに涼むといった目的もありました(笑)。
 朝の8時で既に、脳天に直射日光がバンバン当たりますからね。



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大根サラダ/おにぎり

2015年02月17日 | 田舎生活の衣食住
 主に大根の野菜サラダを山盛り食べた。スーパで買い物をしていた時は、エアコンのせいで暑くて、サラダが食べたかったのですが、家に戻ったら、「寒い」。
 生野菜の気分ではありませんでしたが、マヨネーズも使い切りたいので、果敢に挑んだのです(笑)。寒い時は温野菜ですよね。やはり。




 中国四千年の歴史が物語る「春節の頃が一番寒い」は現実ですね。急激に気温が下がっていますからね。

 中国人は冷たい食べ物は食べないそうです。なので、おにぎりの文化がないそうです。そのわりには、アイスや凍ったパイナップルの串刺しなんかを真冬でもバンバン食べていますけどね。いいのか? それは。
 要するに、主食は温かいものしか食べないということでしょうか? 
 と、疑問はありますが、おにぎりの文化がないのは事実です。そんな香港に殴り込みを入れた「おにぎり屋」がありました。台湾の店です。「えっ、台湾だって中国人じゃん」。とお思いの方、ここからが大切です。
 なんと、温かいご飯に、肉やら魚やら野菜など、好きな具をトッピングしていき、巨大なおにぎりいや、おむすびにするシステムのファストフード店なのです。
 中国人らしく、トッピングが一種類で収まる事はなく、爆弾のようなおむすびが出来上がるのです。
 一度食べてみましたが、おにぎりやおむすびといった感覚ではなく、お菜とご飯を一緒にしてみました状態でした。
 味は、チョイスを謝らなければそう悪くはないです。





 そもそも、中国人の弁当って、ご飯にお菜一種類をふどかっと掛けてお仕舞いといった具合で、まあ、それを握ったと思えば良い訳です。
 日本人のように、何種類ものお菜をちまちまと詰め込んだ弁当は珍しいようでした。
 自分は弁当を持っていくと、普段は知らん顔の中国人が「温めてあげる」と、自分から弁当箱を引ったくって蓋を開けて見ていたものです。なんだかなあーっ。いやーな感じでしたね(笑)。



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味噌けんちん蕎麦/中国の麺喰い道

2015年02月17日 | 田舎生活の衣食住
 未だ未だ寒い朝。蕎麦でほっこりと暖まりたい。ってなことで朝蕎麦が多くなっています。
 ほとんど昆布出汁で野菜と卵を入れていますが、珍しく味噌味にしてみました。




 中国の麺でまず浮かぶのが、香港の通称輪ゴム麺です。香港雲呑麺の麺と言えば分かり易いでしょう。「決して噛み切らせないぞ」。と言わんばかりの固さの、細い麺です。
 そして、自分は、その麺を決して好きではなかったのですが、渡港当時は「雲呑麺(わんだんみん)」しか広東語で満足に言えなかったので、仕方なく食べていました。
 旅行で訪れた時は、英語圏であると認識していましたが、実際に住んでみると、英語が通じないところの何と多い事か。ローカルの店はほとんど通じないと思っていたほうが無難です。
 で、その雲呑麺には、海老雲呑と申し訳程度の刻みネギが乗っているのですが、これを毎度食べていると、無性に野菜が食べたくなるのです。
 見渡せば、雲呑麺を頼んでいる人のほとんどは青菜をサイドオーダーそているではないですか。湯気が立ち上り、オイスターソースがかけられ美味しそう。「でも、それは何?」。
 そこで、大変失礼ながら、「あれをくれ」と、指差していました(笑)。
 後に、注意深く耳を立てていたら、「油菜(やおちょい)」と分かり、「雲呑麺、油菜」のセットで注文出来るようになりましたとさ。
 次に出会った麺は、大陸のうどんのような麺いや、まさにうどん。これは好きでした。でも「うどん」とは言わずに「拉麺(らいみん)」です。
 ほかにも大陸では、春雨が麺として良く食べられています。
 上海の露店のような小汚い店。でもかなりの老舗らしくランチタイムは列が出来ます。その店の定番が、小龍包と春雨麺をセットで頼むこと。ほとんどいや全ての客がそうしていました。つうか、ほかにメニューが無かった(笑)。春雨麺の具は選べましたが。
 そしてそして、凡そ10年に及ぶ中華圏在住にも関わらず、一度も口に出来なかったのが、有名な削り麺でしたねえ。どこに行ったら食べられたのか…。店を見た記憶もありません。これは些か残念でした。
 ですがですが、拉麺はやはり日本のラーメン。それも平たい太麺が好きですし、海外に住んでいると、きりりと辛口の日本蕎麦が無性に食べたくなるのです。
 と、今、この文章を書いていたらラーメンが食べたくなりました。拉麺ではなくラーメンです。
 



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最近はまったパン/パンの話

2015年02月16日 | 田舎生活の衣食住
 この「ロシアパン」と「大人のエスプレッソ」に大層はまってしまいました。中でも「ロシアパン」は、かなりのはまりようで、常備しているほどです(笑)。
 中にはなにも入っていませんが、甘くて軟らかい生地がえも言われず美味しいのです。
 ただカロリーが気になるので、野菜を豊富に食べ順ダイエットを敢行。どこまで効果があるかなんか分かりませんけどね。





 巣篭もり卵




 赤魚の粕漬けとキンピラ牛蒡。





 中国大陸で驚いたことのひとつに、パンの賞味期限がありました。長いのです。ひと月ほどもあろうかといった勢いの物もありました。と言うことは防腐剤がこれでもかと入っている訳で、食品という媒体を通して、人体が防腐剤漬けになるのではと思える程でした。
 お子さんの居る家庭では、大分ご苦心なさっていられるようでした。
 そして専門店以外では(スーパーなど)では菓子パンや調理パンはありません。食パンや生地に卵や牛乳で工夫したパンなどはありますが、基本は素パン(?)です。
 因に、ローカル食ばかり食べていると、妙にトーストが食べたくなります。
 また、以前もご紹介しましたが、マカオのホットサンドイッチ(豚のテキが挟まっている)は絶品です。
 
 現在、留まるころのない食欲で、どうにも太ってしまっていますが、半年前までは14キロ痩せてしまっていました。なので、元に戻ったというところでしょうか。
 ただし、付いた肉は腹回りが主。これだけは寄る年波に勝てません。
 初めての海外生活は香港でしたが、運動量は結構多かった筈なのに、この時も劇太りでした。理由は、脂、油でしょう。最初の頃はローカル食ばかり食べていましたから。
 例えば青菜を茹でただけで十分なのに、そこに油を掛けます。煮野菜はなく、ほとんどが炒め物です。
 昔、料理研究家の方が「中華はヘルシー」を謳っており、「中華の油は全て皿に落ちる」からだとおっしゃって、油でぎとぎとの皿を見せていましたが、「それは、過剰な油だろう!」と、突っ込みを入れたくなったものです。中華のどこがヘルシーなんだ! 油まみれじゃないかってね。
 第一、中国・香港では食用油は、一般家庭でも5リットルとかでそれを何本も一度に購入しているのですから摂取量も計り知れます。



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青菜卵とじ蕎麦、切り干し大根マヨソテー/東洋医学

2015年02月15日 | 田舎生活の衣食住
 蕎麦復活。米を20キロ頂いたので、ご飯ばかり食べていましたが、やっぱり蕎麦が好き。どうしてうどんは茹で麺があるのに、蕎麦は乾麺だけなのだと、思っていたら、ありました。蕎麦の茹で麺も。でもうどんよりも割増料金? 高価です。仕方が無いので、これまで同様、乾麺を茹でます。
 具は青菜の卵とじです。蕎麦屋の卵とじ蕎麦は、溶き卵に片栗粉を加えていますが、自家製では片栗粉はなし。蕎麦屋の卵とじを最初に食べた時って衝撃でした。「世の中にこんな美味しい蕎麦があったのか」ってね。それまでは、月見蕎麦か天ぷら蕎麦しか知らなかったので。
 思い出せば、小学生の頃から蕎麦が好きでした。中学生にもなると、お年玉やお小遣いを溜めては、三食のほかに、自分の小遣いで蕎麦の出前を頼んでいたほどでした。ひとつでは持って来てくれないので、月見そばと天ぷら蕎麦をダブルでお八つ代わりにしていました(笑)。





 切り干し大根をマヨネーズでソテーしてみました。ちょっと味がはっきりしない感じだったので、黒胡椒でぴりりとさせてみました。これはこれで美味しいですが、やはり甘辛味の方が好みかな?





 これ、最近知ったのですが、東洋医学にも発祥の地がそれぞれあるのだそうです。例えば、漢方薬は南方の医術。鍼は北、整体は…、灸は…。と、元々は別れていたのだそうです。
 それで納得。香港では町中の漢方薬の立ち飲みスタンドや、薬膳の甘味屋などが多数あり、家庭でも薬膳スープが良く飲まれています。
 なのに、本場だと思っていた大陸に入ると、立ち飲みスタンドなどなく、薬膳について聞いてもローカルも知らず、おかしいなあと感じていました。
 鍼は、その原料となる鉱山のある辺りが発祥地だそうです。灸ももぐさの原産地となるのでしょう。
 そう考えると、人類の文化って自然環境が左右する部分が大きいのだなあと感じ入りました。
 すると、中国で飲んでいた好きだったお茶も、調味料も、日本に持ち帰ると、そう感動もせず、余らせてしまうことが度々あったので、後半は買いだめは止めましたが、その環境で食してこそ美味しいのでしょう。
 昨日も書きましたが、そもそも果物は余り好まないのに、タイ在住時は、食事代わりのパパイヤをむさぼり食べていました。決して無理をしているのではなく、食べたくて仕方なかったのです。
 それも、あの灼熱の毎日で失われていく栄養素を身体が自然に欲していたのだと、今改めて思います。
 

 
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ポークソテー・プレート/必須の電化製品

2015年02月13日 | 田舎生活の衣食住
 豚ロースをニンニク、砂糖、醤油で下味を漬けたポークソテー。その脂で炒めたモヤシソテー。卯の花をひと皿に盛ってプレートにしちゃいました。洗い物が少なくて済むからです(笑)。




 最近、寄る年波のせいか、洗い物がもの凄く億劫なのです。ちょっと前までは、食べたらちゃっちゃっと洗っていたのですが、今は、食べたら嫌々洗っている始末。
 溜めておくのは、もっと嫌なので直ぐに洗いますが、お年寄りで、多分ひとり暮らしなのでしょう。大量のカップ麺や菓子パンを買い込んでいる方を目にすると、物悲しくなったものですが、最近では、洗い物がないからかしらん。と思うようになりました。
 自分は、決して潔癖性ではないのですが、どちらかと言うと潔癖寄りで、何かしたら片付くまで落ち着かない。就寝時や外出時は、起床した時、戻った時に、物がきちんとしていないと嫌なのです。
 例えばリモコンなどは所定の位置。湯飲み茶碗は洗っておく。台所に至っては、三角コーナーのゴミまでさらっておかないと駄目。出掛けにゴミを見付けたら拾って捨てないと駄目。髪の毛一本でも落ちていようなら落ち着かないのです。

 上記のような訳で、海外で引っ越して、何は無くても、掃除機だけは先ず購入します。
 ですが、中国においては、安い物は、とことん駄目なのです。正に安物買いの銭失い。
 日本では考えられないくらいに安価な電化製品があり、思わず飛びついて購入した掃除機だったのですが、なんと、なんと、米粒に負ける有様。
 それでも埃と髪の毛は吸い取ってくれたので、使い続けました。
 そしてもうひとつ。キッチンの無い部屋に住んだ場合(結構多いのですよ。大家が汚れを嫌い、わざとキッチンを付けないのだそうです)、必須なのが、湯沸かしポットです。飲み物は夏でも温かいコーヒーやお茶が飲みたいのです。
 旅行の際に、全世界対応の電気ポットか、電熱コイルは必ず携帯しています。
 後は、電子レンジが無くても、テレビが無くても、洗濯機が無くても、冷蔵庫が無くても、問題無し。実際にそんな部屋に住んでいたこともありますが、それなりに暮らしておりました。
 あればあったで便利ですが、多少の不便には目を瞑れます。
 タイの時は、上記全てが無かったので、洗濯は毎日手荒い。海外で住んだ住居で唯一ベランダがあったので、手で絞っただけでも、タイの陽射しで十分に乾きました。
 テレビは元々観ないので問題無し。電子レンジ、冷蔵庫が無いので買い置きは出来ませんでしたが、外食産業が盛んなので、惣菜などを買っていました。
 どうしても外出したくない休日は、パンかカップ麺で過ごしたものです。
 タイの時は、無性にパパイヤが食べたくて、良く「カルフール」で買っていました。
 これ、全て十代の時の貧乏生活があったからこそ、出来たのでしょう。今の若い人には無理かしらん。
 
 
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