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しもつかれ/北京の冬

2015年01月31日 | 田舎生活の衣食住
 初雪が降りましたねぇ。寒いいち日となりました。そんな最中に出掛けなければなりませんでした。合羽の着込んで自転車です。
 さて、「しもつかれ」をいただきました。北関東地方の伝統の郷土料理だそうです。初午の日には、赤飯と一緒に稲荷神社にお供えもするそうです。
 どのような料理かと言うと、新巻鮭の頭、大豆(節分に撒いた残り)、大根、人参・そのほかの余り物を鬼おろし(目の粗い大根おろし器)で粗くすり下ろし、酒粕と共に煮込んだ物です。
 調味料を使わず、鮭や酒粕の量を加減することで味を整えるそうです。
 「しもつかれを7軒食べ歩くと病気にならない」。「多くの家のしもつかれを食べると無病息災」など、しもつかれには様々な俗言が伝えられ、現在でも隣近所でやりとりする風習がある地域もあるそうです。
 温めて食べたのですが、冷えて冷たくなった方が美味しかった。今度拵えてみようと思ったくらいです。酒粕と鮭の味がマッチして、そこに荒い大根の食感も加わり美味しかったです。





 寒さの厳しい中国北部。北京は川が凍り付き、その上を人々が普通に歩いて向こう岸まで歩くのが冬景色です。そして、荷車の練炭売りの姿も頻繁に観ることが出来ます。日本では、もはや練炭を使うことは少なくなっていますが(昔は掘り炬燵や七輪なんかで使っていた)、北京では未だ未だ現役なようでした。
 中々風情のある光景でした。
 北京の町って、柳の種子が舞う幻想的なシーズンが再興に奇麗だと思うのですが、冬の墨絵のような光景や、褐色の冬の夕暮れもとても素敵です。
 青空よるも曇天が似合う町だと思います。住むには寒過ぎますが。それでも大連などもっと北よりは増しだとかで、北京の同僚で、真冬でもコート(と言うより薄いジャンパー)の下はシャツ一枚の人がいました。寒くないのかと見ているこちらが鳥肌がたつ思いでしたが、郷里が大連だとかで、北京の寒さくらいなんともないのだそうです。




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鮪(まぐろ)の唐揚げ/「KFC」

2015年01月30日 | 田舎生活の衣食住
 鮪のあらが山盛りで150円也。これは買うしかない。帰宅途中、どんな料理にするかあれこれ考えていましたが、ひと口大に切り落とされていたので、唐揚げにしました。
 すりおろしたニンニクと出汁醤油に30分漬けて、小麦粉と一緒にビニール袋に入れてシャカシャカ。これで満遍なく小麦粉が表面に付きます。
 後は、少ない油で弱火で揚げ焼き。
 こんなに出来ました。




 鶏肉は苦手なのですが、年に1度もしくは2年に1度くらい無性に「ケンタッキー」が食べたくなります。唐揚げではなくて、チキンフィレサンドです。なので、鶏肉が食べられない訳ではなく、苦手=鳥が嫌いなのです。
 「ケンタッキー」をタイでは「ケプシ」。香港・中国では「ガーダッケイ」と言います。それぞれの国でオリジナルのメニューがありますが、よく食べたのが「ダンタ」。エッグタルトのことです。コーヒーとダンタを食べるのが、楽しみだったものです。

 ケンタッキー=KFCに関した勘違いの笑い話をひとつ。
 要は、韓国映画の「JFC」と言いたかったのですが、  
 「良かったのよねえ『JFK』」。
 「それは大統領だから」。
 「そうだ。『KFC』だった」。
 「それは鶏屋だから」。
 「あれっ、じゃあなんだ」。
 「本気で言っているの?」。
 至って本気でした。



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遅ればせながら「大勝軒」を食べてみた/香港ラーメン

2015年01月29日 | 田舎生活の衣食住
 昨日とは打って変わった寒い朝に、座卓の炬燵(普段はダイニング炬燵使用)に、首までつかっていました。学生時代も、良く炬燵に首までつかって眠っており、何故か家主(わたしのことだけど)が眠っているのに、人が入れ替わり立ち替わりで、目覚めると、炬燵にあたっている人の顔触れが変わっていたりしたものです。

 遅ればせながら、噂の「大勝軒」のカップ麺を食べてみました。豚骨醤油でしょうか、コッテリとしたスープに、太麺です。今時の若者、いや馬鹿な若者の言葉を借りるなら、「全然美味しい」ではなく、「普通に美味しい」でした。
 全然は比定語に用いる言葉なので、「全然美味しくない」と使います。普通には、これはもう言うに及ばず。使いたいなら、「普通ですね」でしょう。
 本物を食べたことがないので、カップ麺がどこまで再現出来ているのか分かりませんが、大騒ぎする程でなありませんでした。この味ならほかのカップ麺でも味わえると感じました。
 何よりこういった名店シリーズでは、先ずないのですが、カップ麺独特のインスタント臭さが抜け切れていない。
 反面、オリジナルを食べてみたくなりました。ただ、個人的にスープは豚骨よりも、昔ながらの澄んだ醤油のあっさり系が好きなので、嗜好が合わないのかも知れません。
 麺は太麺も良いですが、平らな縮れ麺が好みです。
 そういうった意味では、北方ラーメンが一番好みで、博多ラーメンは余り好みません。細麺が、素麺のようで好きじゃないのです。




 さて、ラーメンと言えば、中国が本場。大陸の素朴な太めの平麺は良いとして、どうして香港だけ、あの黄色くて細くて固い、輪ゴムのような麺が定着しているのでしょう。
 「輪ゴム麺」と呼んでいましたが、渡港当時、言葉も分からず(英語圏ではありますが、住んでみると以外に英語を話せない人が多いのです)、雲呑麺「わんだんみん」だけ、取り敢えず覚えたので、そればかり食べていたのですが、あの噛み切れない輪ゴム麺はご免でした。言葉を覚え、ほかに注文出来る様になってからは二度と食べなかった(笑)。
 然るに、大陸も含め、ラーメンは日本の方が断然美味しいです。
 香港に出店している日系ラーメン全店を食べましたが、やはり個人的に好みの北方ラーメンが一番。そして、好みをどがえしして美味しかったのは、「山頭火」の、豚トロラーメンでした。
 日本に居たら、都心でもない限り全国のおいしい食べ物は味わえませんが、海外ならでは味わえるのは嬉しいですね。
 


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白菜漬け/上海の布市場でコートを作る

2015年01月28日 | 田舎生活の衣食住
 手製の白菜漬けを頂きました。白菜が美味しくなる冬場には、自分が子どもの頃には、我が家でも良く食卓に上っていました。寒い冬に、外の大樽で漬けていたものです。
 何時の間にか、そういった昔ながらの習慣が薄れ、簡単にスーパーで買える様になりましたが、自宅で出来る物は拵えていきたい。そう思った次第です。
 頂いた白菜漬けは、味が深くて美味しかった。




 ショッピングモールに行って来たのですが、ドジと言おうか、何ともはやの失態がありました。
 途中、汗ばむ程になったので、外套を脱いだまでは良かったのですが、気が付いたら腕時計がありません。外套を脱いだ時に落ちたのか、ウィンドウショッピングに夢中で、気が付かなかったか…。
 取り敢えず、心当たりの探し、カスタマー・サービスに。届いていませんでしたが、届いたら連絡を頂けるとあって、連絡先を知らせて帰宅途中。
 手袋を脱ごうとしたら、なんと、なんと、手首から掌近くまでに移動した件の腕時計が…。腕時計があってほっとしたのですが、同時に早合点に恥ずかしくなりました。
 カスタマー・サービスに届けた時に、「緑色で玩具みたいな腕時計です」と言ったところ、店員は笑いを堪えた様子で、「玩具みたいと書いておいてよろしいでしょうか」と、言われたのでした。


 上海には布市場が2カ所あります。布の販売のほかに、オーダーメイドで衣類を拵えられるのです。
 そこで、ウールのコートを拵えました。チャイナカラー(襟)の、黒のコートで裏地は深紅。「上海灘」(高級チャイナ服の店)のコピーです。
 ですが、作った時が悪かった。真夏だったので薄手のシャツ1枚でサイズを測定したのです。
 布市場は少々遠くで不便な所にあったので、出来上がりは宅配にて受け取ることにしたのもいけなかった。
 口が酸っぱくなるくらいに、「セーターを着た上に羽織るので、大きめのサイズでゆったりと作って欲しい」と、何度も言ったのに…。かなりスリムで腕周りがパンパンです。これでは秋口にしか着られず、現在に至るまでまっさらのまんま。
 そもそも、中国ではタイトな作りが流行っているのですが、それにしてもタイト過ぎやしないか! 言ったよね、厚着してその上に着るから大きめにって。
 腕周りだけを広げてもらったところで1センチも広がろう筈もなく、キャンセルしたところで、前払いの代金が戻ろう筈もなく、そのまま諦めたのです。
 教訓、冬物は冬に拵えること。宅配に頼まず、手間でも受け取りに出向き、支払いは商品受け取りの時に行うべし。
 
 
 


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イカキムチ/お年玉

2015年01月27日 | 田舎生活の衣食住
 味をしめて、またまたキムチです。今回は、イカの耳とゲソが4匹分入って99円。いつものこれです。2パック購入し、キムチ漬けと炒めました。
 もういっそのこと、通販で樽毎買ってしまおうかと思うくらいにキムチにはまってしまいました。
 炒め物はもちろん、蕎麦の具にしても良いし、味噌汁にも合うし、今度、餃子の具にしてみようと思っています。





 2015年の旧正月・元旦は2月19日。この時期が一番寒くなると言われています。現に香港で、ホームレスが凍死するのもこの時期。と言っても香港の気温は14度くらいはあるのですが、人間の慣れって怖いです。この気温でも凍死してしまうのですから。
 さて、旧正月は、細かい祝日のない中国大陸では楽しみな大型連休のひとつ。前後合わせて1週間程度の休日に入ります。合わせた平日分を、ほかの土日に働く辺りは共産圏なのですが、この休日には人民大移動となります。
 皆、郷里に戻る為ですが、日本との大きな違いは、布団持参の人が多い事。
 また、香港では、中国返還後は、中国の祝日と元来のイギリスのそれと両方が休みになり、なんとも羨ましい限りです。
 さて、旧正月の楽しみに、お年玉があります。日本では子どもに与えるお年玉ですが、中国・香港。果てはタイまでもが、既婚者から独身者。年長者から年下へと与えるものでした。香港ドルで20ドル(約300円程度)ですが、普段締まり屋の香港人が、気前よく配っていたので、多分、お年玉って与える方にも御利益があるのだと思います。
 そして旧正月が終わると、徐々に暖かくなると言われてもいますが、日本では、「暑さ寒さも彼岸まで」ですよね。2015年の春は、3月18~24日です。
 早く暖かくなってほしいものです。




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油揚げのキムチ炒め/スープカレー

2015年01月26日 | 田舎生活の衣食住
 油揚げとキムチ漬けを炒めてみました。相性良いのです。これを納豆ご飯に乗せてみたところ、凄く美味しかった。納豆キムチスパゲッティがあるくらいですから(お店のメニューにありました)、この組合わせに気付いている人も多いのでしょう。本当にご飯にも合いました。また拵えよう。





 スープカレーなるものを初めて知ったのは、大泉洋氏が北海道の行き着けの店を紹介する食レポ番組でした。当時、大泉洋氏を知らず、「多分、北海道のDJか何かの人なのだろう」と、漠然と思っていました。
 後に、上海で観たDVDに「派遣の品格」があり、そこで主演していたのですが、それでも前記の番組と結び付かず、「この人誰?」と思いながら観ていた記憶があります。
 ですが、大泉氏の紹介したスープカレーには心引かれていました。「一体どんな物で、どんな味なのだろう」。
 それから暫く、そのことは忘れていたのですが、上海に札幌のスープカレーの老舗が出店し、俄(にわか)に思い出して、「これは食べておかなくてな」と、のこのこと出掛けました。
 何だか面倒臭い注文方法(具を選んだような気がします)の後に運ばれてきた我がスープカレーは、期待が大き過ぎたためか、「こんなものでしょうとも」と、期待外れでもない変わりに、特別にまた食べたい訳でもない代物でした。
 ですが、暫くすると食べたくなるのです。どうしても食べたいという程でもなく、あったら食べたいという程度です。
 結局、我が人生でスープカレーは、2度しか口にしていませんが、どちらも上海でです。我が故郷も、昔と比べれば随分と、近代的になり、色々なものが入ってきましたが、未だ未だ都心のそれには及ぼう筈もありません。
 海外で初めて口にしたり、見聞きしたものを体験したりということも多々ありました。やはり日本全国から集まってくるのですから。
 その如実な例が、日本人学校の運動会なのだそうです。日本中から教員や生徒が集まるため、日本中の特色が詰まったそれになるそうで、大層派手なのだとか。
 現在におけるスープカレーへの思いは、近所に専門店があれば、足を運びたい。なければ仕方あるまいといった程度です。
 自分で拵えたこともあるのですが、それはスープカレーではなく、カレースープに香辛料を+したバッタ物です(笑)。
 



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切り干し大根のカレー・パスタ風/タイ・カレー

2015年01月25日 | 田舎生活の衣食住
 お腹が空いて、空いて。食べても、食べても満腹感がなく、どうしたものかと思案して、最近取り入れているのがキリボし大根。これを麺に見立てて、主食のほかに空腹の時に食べています。
 炭水化物よりはカロリーが押さえられるだろうと、いつもは、日本蕎麦風にして食べているのですが、流石にカレーは駄目でしょうね(笑)。カレーはカロリーも高いし、小麦粉使っていますからね。
 




 最近インスタントでも見掛ける様になったタイ・カレーですが、あれはタイではカレーではないのです。
 それはそうと、日本ではレッド、グリーン、イエローと3種類がポピュラーなようですが、実は自分はグリーンカレーしか食べたことがありません。
 今度はレッドにしよう。次こそはイエローに挑戦と思っていても、いざメニューを前にすると「グリーンカレーください」。となってしまうのです。
 タイ料理が滅法美味しい店が、香港と上海にありました。香港は、とてもタイ料理屋とは思えない小汚い店でしたが、もの凄く美味しくて、我々日本人の口コミで広がっていきました。今でもあるでしょうか? 「時代劇場」のすぐ東側です。
 上海は、看板が出ておらず、集合住宅の一画にありました。多分、無認可でしょう。にも拘らず、メンバーズカードなんか発行しちゃっている辺りが、タイ人だなあっ。
 因に日本で良く通ったタイ料理屋は、神田神保町の「メナムのほとり」です。生まれて初めてタイ料理(グリーンカレー・セット)を口にしたのも、ここでした。それから、何度もランチに通いましたが、グリーンカレー・セット以外は食べなかった(笑)。
 自分はこういうところがあって、ひとつ気に入るとそれしか食べない。それだけで良い。メニューから選ぶのが苦手なのです。3つくらいの中からなら選べるのですが、何種類も有ると優柔不断というよりも面倒で、どうでも良くなってくるのです。
 なので、ひとつの店で気に入ったら一種類だけを食べ続けてしまいます。
 あっ、タイ料理が食べたくなってきた! ソムタムが食べたい!

 






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和風キムチ/中国の漬け物

2015年01月24日 | 田舎生活の衣食住
 このところ、キムチが食べたくて仕方なかったので、我が家にしては大盤振る舞いの、セール品ではないキムチ購入(セール品がなかったから)。それでも、一番量が多くて、安い物にしたら、和風キムチだそうです。
 多分出汁に鰹とか昆布とか、和風の物を使用しているのでしょう。食べてみて、特に和風は感じませんが、薄味でさっぱりしています。幾らでも食べられそうな勢いです。




 昨日のアップし忘れ、揚げ餃子と揚げ焼売。これもまた、普通に蒸すのとひと味違って美味しいんですよね。むしろ、お弁当にはこっちの方が、くっ付かないし、冷めてもパリッと感があって良い気がします。
 何より、少しばかり豪華になった気もします(笑)。




 これが食卓にあると、豪華だ。と感じる料理は何ですか? 自分は、茶碗蒸しです。良く分かりませんが、ご馳走感、フォーマル感ありで、今でも嬉しくなって(自分で作るのに)、最後に食べます。
 子どもの頃、寿司を取った時に(寿司はいつでも高級であり特別の日のご馳走なのさ)、家で茶碗蒸しを作って添えていたからだと思うのです。


 キムチを食べながらふと考えました。中国人って漬け物を食べるのか? そうそう、有名なあれがあった。搾菜(ザーサイ)。弁当の端っこに入っていたりする辺りは、日本の漬け物と同じ位置にあるようです。
 しかし、これくらいしか食べた記憶がありません。単品でも食べますが、どちからと言うと、薬味、蒸し物、炒め物、スープなど調理して食べているようです。
 あとは、泡菜(パオツァイ)や根菜類も漬け物に用いているようですが、やはり保存が目的で、料理に入れるみたいですね。
 鹹菜(シェンーツァイ)塩漬、酸菜(シュアンツァイ)乳酸発酵漬、醤菜(ジャンツァイ)醤油漬、糖醋漬菜(タンツゥージーサァイ)甘酢漬など、種類も豊富ですが、日本のように、漬け物と白飯であっさりと、とはいかないようです。
 タイにも、キンドン(ショウガの酢漬け)、カチャドン(ニンニクの酢漬け)、パクドン(野菜を薄塩に漬け発酵)、ドンブリヨ(野菜を米のとぎ汁に漬けて乳酸発酵させたもの)などあるようですが、食べた記憶がありません。ドンブリヨなんて美味しそうなのに、残念です。
 




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揚げ餃子と揚げ焼売/旧正月

2015年01月23日 | 田舎生活の衣食住
 外出のため、お昼は揚げ餃子と揚げ焼売を作りおきでした。これ、電子レンジで温め直すと、折角のカリカリ感が損なわれるので、オーブントースターで温めました。同時に、山盛り白菜も電子レンジで温めて食べました。
 例え肉、魚はなくても野菜がないと駄目ですねえ。そして冷たい野菜、所謂サラダを余り好まないので(真夏は食べます)、どうしても温野菜。煮物が多くなりがちですが、ただ熱を通して(茹でても、炒めても、蒸しても)酢醤油で食べるのも好きです。
 よくよく突き止めると、家は、最低限、醤油、砂糖、酢があれば、賄えるような気がします(笑)。
 
 餃子を揚げながら思い出したこと。中国では餃子は茹でた物が主流です。そして、この茹でた餃子が余ってしまったら、翌日焼いて食べます。
 なので、焼き餃子は余り物と見なされる為、外食で焼き餃子を出している店は稀なのです。
 たまーに、本当に奇跡に近いくらいに、焼き餃子を提供する店があると、有無を言わさず食べていました。
 茹でた物や水餃子よりも、焼き餃子の方が美味しいと思うのですが…。
 もうすぐ旧正月。大陸北部では、大晦日は餃子を食べて新年を迎えます。これは、餃子の形が古銭に似ていることから、縁起物として食べるのですが、ここ迄は以前書きました。
 しかしまあ、日本の年越し蕎麦が長寿を願うのとは違って、何が何でも金。身体よりも金儲けってえな感覚はある意味、凄いですよね。
 新年の挨拶も色々有りますが、良く使われるのが、「恭喜發財(ごんへいふぁっちょい)」今年も儲かりますね。ですよ。




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桜餅と柏餅/合羽と傘

2015年01月22日 | 田舎生活の衣食住
 桜餅と柏餅がセットになっている和菓子発見。消費期限はこの日までなので割引価格です。即決で購入しました。嗜好品を買う時は、あれこれ迷うのですが、桜餅は別。特に、この道明寺は大好きな和菓子なのです。
 良いお茶を入れて、頂きました。ほっとするひと時です。





 本当は、毎日甘い物を食べたいくらい。ケーキをホールごと食べたいくらいに、甘い物が好きです。

 自転車が生活の足となり、気になるのがやはり天気。地方の田舎町って、本当に町の中心が過疎化し、郊外へ郊外へとドーナッツ現象なのです。
 買い物ひとつ、歩いて行くのが困難なくらい。なので、どうしても天気に一喜一憂です。
 折角のセールでも、雨の為に断念なんてこともあるくらい。
 車があれば問題ないのですが。こんな小さな町を車なんかに乗った日には、それこそ運動不足になってしまいます。それに維持費だって馬鹿になりません。
 で、昨日も、今にも雨が降りそうな曇天とにらめっこで、合羽を用意して買い出しでした。
 
 自転車と合羽を活用し出して、何か懐かしい…そうだ、中国では当たり前の光景だったと思い出しました。さすが自転車大国。といっても現在では50ccバイクの方が多いくらい。もはや、業務用の自転車なんか乗っている人なんか見掛けません。
 バイクでも自転車でも必要なのは合羽。主流は腕迄すっぽりと収まるポンチョ式です。
 そして不思議なのですが、中国の人って、雨の日よりもむしろ青天の日の方が傘率が高いのです。女性に限ってですが、日焼けを極端に嫌うようで、晴れた日に欠かせないみたいなのですが、雨に濡れるのは気にしない。
 本来の遣い方を間違っているように感じますが、そもそもそんな人たちなのだから、これで良いのだ。と天災バカボンのパパになって見ていました(笑)。
 メイド・イン・チャイナを粗悪品として嫌いますが、自転車は、中国が本場だと思うのですが…でも、やっぱり残念なのだろうなあ?




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玉ねぎと干し椎茸の茎のかき揚げ/携帯電話

2015年01月21日 | 田舎生活の衣食住
 本当は買い物日だったのですが、強風のために本日に延期したので、これを食べて冷蔵庫がほぼ空になりました。昨年、一昨年前とこの時期を比べてみて、確実にお菜がマンネリです。よくもあ飽きないものだとおもうくらいです。
 それでもお金に羽が生えて飛んで行くのはどうしてでしょう(笑)。できればもっと節約したいのですが、お腹が空いて空いて仕方ないので、これが限界。蕎麦と麦玄米に納豆を主食に乗り切っています。
 1個だけ転がっていた玉ねぎは、干し椎茸の茎と一緒にかき揚げにしてみました。イメージとしては、椎茸の茎を貝柱に見立てています。歯ごたえもあって、美味しいです。
 片栗粉を衣にしているので、カロリー控え目でパリパリです。






 
 ああっ、驚いた。日本でも携帯同士なら、電話番号でメールが出来る様になったのですね。中国では当たり前で、随分と便利だなあと思っていたものでした。
 そして日本の様に煩い事は言われないので、どこでも好き勝手に携帯で大声で話しています。また電波が何処でも通じるのです。海の上でも、地下鉄でも、万里の長城でもです。
 日本の様に、あそこは駄目、ここも駄目では、携帯の意味ないじゃないかと思うのですが。そして通話は駄目なのに、どうしてメールやウエブ検索は良いのか意味不明。
 特筆すべきは、電話を掛けた方も、掛ってきた方も、同額の料金が掛るのです。なので、間違い電話なんかあった日にゃー、そらーもう。なのです。しかし、よくよく考えれば、電波を使うのは双方同じですから、自分はこのシステムを買っています。
 ほかにも、今や当たり前の24時間ATMも、中国の方がずっと先でした。
 ATMで暗唱番後を変えるシステムも、日本よりずっと先に中国では当たり前でした。
 パジャマがお洒落着でも、トイレの無い集合住宅があっても、こういうところは、進んでいるのです。
 それに、上海に住んで居た頃は、ATMは中国語か英語のみでしたが、帰国後3年目に上海を訪れたら、機種にもよりますが、日本語でのサービスもありました。
 つい先達て、携帯のアドレスを知らない筈の人からメールがあったので、上記を思い出しました。それまで知らなかったのもなんですが、現在の携帯のシステム(ラインやツイッター)は、全くもって分かりませんし、必要なものなのですか?

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アウトレットとバッタ物

2015年01月20日 | 田舎生活の衣食住
 穏やかないち日でした。こんな良き日に何をしていたかと言うと、間違って「アウトレット」に出掛けていました。
 間違ってと言うのも、よくよく考えたら(考えなくても普通は分かる)、アウトレットってブランドの店舗ばかりじゃないですか。ってことは、いくらセールと言っても、「ちっとも安かねーよ」。何万もする財布なんか買ったら中に入れる肝心の札がなくなってしまうし、ナイロン製の某ブランドなんか、どうしてナイロンが数万円に化けるのだと、前から不思議でした。
 しかしブランドって凄いよね。あのロゴが付いただけで、ひと桁違っちゃうんだもの。
 かくいう自分も若い頃は、持っていましたよ。しかし、モノグラムとかこれでもかって感じの物は苦手で、今では廃盤となったヌメ革の「コーチ」の鞄が好きでした。無駄のないシンプルなデザインだからこそ、品の善し悪しが解るし、飽きもこない。一生物です。
 んで、間違っちゃった訳で、何も買いませんでした。食器だってご飯茶碗がセールで500円。これは気に入れば購入出来る金額(笑)でしたが、土の手触りの武骨な食器は売っていませんでした。
 途中お昼を食べようかと思いましたが、どっこの店も「高い」。ファストフードはないのかい。なかったです。
 で、帰りにパンを買って来ました(笑)。こんなだからアウトレットには向いていないんだってば(笑)。

 ブランド品と言えば、香港。本物だって年末セールでは捨て値になります。スーツだってバッグだって3000円くらいで買えちゃうのです。
 はい、自分の持っているブランド品は、このセールがほとんどです。
 後はね、大きな声では言えない「バッタ物」。香港なら「女人街」が有名です。それよりも安く手に入るけれど、手練の店員を打ち負かす自信があるなら深圳がお勧めです。
 上海、北京もバッタビルがあって、欧米人の観光客で賑わっていました。不思議なのだけれど、あれだけ英語を解さない国民なのに、このバッタビルの店員はパーフェクトの英語を話します。「そんだけの語学力を何で、もっと生かさないんだあ」。
 さて、このようなバッタ物を安価で(カモにならずに)手に入れるためには、日本人は小奇麗なので、直ぐに見破られる可能性があります。出来るだけ、お洒落はしないこと。女性なら化粧もしなければ直良しです。
 そして、「幾らですか」とその国の言葉で聞きましょう。大陸なら「どうしゃおちぇん」。香港なら「げいちんあ」。です。多少イントネーションが違っていても、中国なら、田舎から出て来た中国人で、普通語が話せないと思われる可能性もあるので、中国語を使ってみましょう。
 すると相手が中国語や広東語で値段を言ってきますから、数字だけを覚えておけばベストです。しかし、覚えていなくても大丈夫。どうせ、とんでもない値段を言ってくるのですから、「ぐあいあ(高い)」。とのみ返して去りましょう。正確には去る振りをしましょう。すると、いきなり半値くらいになります。
 もう、この時には、中国語や広東語が分からないとバレても後の祭りですから、英語で交渉しましょう。
 因に、バッタ物でも韓国産が質が良いとされていて、裏地なども正確にコピーされています。また、聞いた話ですが、ブランドのロゴマークのみ、本物が使われている場合もあるそうです。どうやって手に入れた?
 自分は、香港で、広東語で聞くと、英語の時の半値からの交渉になることを知りました。
 また、北京で中国語で聞いておきながら、とんでもない値段につい、「高っ」と声を上げてしまったら、店員から「日本人か」と言われ、もうしようがないので、「はいそうですよー」。と答えると、「英語話せるか」。「はい、話せますよー」。で、英語で交渉となったのですが、やはり言っていました。「今、お前を中国人だと思ったから200元と言ったが、日本人だったら600元だ」。
 「日本人が全て金持ちだと思うんじゃねーよ。こちとら発給の現地採用だ」。などと話していると、300元で2つ買いました。本当はもっと安くてもいいのでしょうが、話が弾んじゃって強欲になり切れなかった、気弱な日本人です(わたしのこと)。
 もうひとつ、言葉が出来なくても手に入れる方法は、目当ての品物を掴んで、「○○元なら買う」。と、これだけど繰り返します。相手が首を横に振っても何を言っても、「○○元なら買う」と馬鹿のひとつ覚えの用に言い続けます。すると、渋々、承知しますが、それでも一度、20元くらい高く言いますから、何か言われても「○○元なら買う」だけを繰り返しましょう。
 この時の値段の目安は、バッグなら100元程度にしておきましょう。勇気がある場合は60元くらいで試してみてください。本当にそれが底値なら相手にされなくなりますから、違う店で、それよりも高めに値段設定をしして、「○○元なら買う」を繰り返せば良いのです。
 因に自分は、この手でひと桁違う値段で手にましたが、あのペラペラのビニール袋にさえ入れて貰えなかったので、本当にギリだったのでしょう(笑)。
 バッタ物の日本持ち込みは、1個だけなら日用品として可能ですが、ほかは没収されますので、注意しましょう。違法ですからね。
 同じくバッタ物のDVDは全て没収ですが、「自分で(テレビを)録画したのだ」と、言い切ってスルーした強者もいます(笑)。



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漢方薬

2015年01月19日 | 田舎生活の衣食住
 大分陽がのびてきました。これから一番寒い季節になるのに、意外な感じがするのと同時に、この年になるまで気が付かなかった(笑)。
 田舎で暮らしていると、都会では感じられなかったこういった自然を肌で感じられるようになるのだなあと、実感しています。
 我が家の暖房機は炬燵のみと何度も書いていますが、そのせいで、朝晩は室内でも指先がかじかみ、手袋を着用程でした。
 が、今年はそこまで寒く感じないのです。よくよく思い出したところ、約1年、漢方薬を飲んでいることに気が付きました。「これだ」。
 実は、東洋医学は好きで、漢方薬のほかに、針治療も既に4年です。

 そもそも漢方薬を信じる様になったのは、旅行中の北京の病院で、腱鞘炎の治療に漢方薬を貰ったことからです。それまで腱鞘炎になると、ステロイドの注射をしなくては治らなかったのが、この漢方薬を飲んで3日ほどで完治したのです。
 それ以前も、香港では立ち飲みのスタンドで、風邪の漢方茶・感冒茶や、二十六茶などは飲んでいました。
 不思議なことに、大陸にはこの漢方茶の立ち飲みがないのです。
 上海では、指先に針を当てて電流を流し、身体の悪いところを見付ける漢方薬屋も経験しました。どういうシステムかは分かりませんが、自分だけではなく、ほかの人もピタリと当てられていたのに驚きました。
 また、北京では花粉症の漢方薬も処方して貰いました。
 即効性はありませんが、長い間続けることで、確実に体質が変わるのだと、今回改めて知った次第です。



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鮭の醤油麹漬け、絹揚げ、キンピラゴボウ/お化け屋敷

2015年01月18日 | 田舎生活の衣食住
 鮭の醤油麹漬けを焼きました。これ、もの凄く好き。美味しいですよ。塩よりもむしろ鮭に合っていると感じています。 冷たくなっても美味しいので、お弁当にも最適です。




 後は、絹揚げと白菜、キンピラゴボウの日本の食卓でした。






 ここ数日、値上がりしている青菜に変わって、安くて甘い白菜を多用しています。必ず食事の折りには葉野菜を摂っています。
 
 実は、自分はお化け屋敷が大の苦手。子どもの頃、スーパーの片隅に出来た、簡易お化け屋敷でさえ、途中でリタイアする程です。
 何が嫌って、見知らぬ人に触られるのが苦手なのです。
 また、別の時には、遊園地のお化け屋敷に従兄弟たちと入ったのは良いが、怖くて一歩も歩けず、前にいたカップルの男性の腰にしがみついて、ちょっとしたカルガモ親子のようになったこともありました。
 そのカップルの男性は、「何だ、何だ」と言いながらも、我々カルガモを振りほどこうとしなかったので、かなり良い人だったのだと思います。
 自分が大人になり、あの時のカップル。もしかしたら下心があってお化け屋敷に入ったのだとしたら、とんでもないことをしてしまったと反省しています(笑)。
 香港にお化け屋敷が出来たことがあります。日本から職人がひとりやって来て造ったのですが、これが、香港初のお化け屋敷となったのでした。流行っていたのか否かは不明です。
 見るからに急ごしらえのちゃっちい物でしたが、何を隠そう、歩けませんでした。わたくし。
 そう、昔から歩いて入るお化け屋敷は、四方を人垣で囲まれていないと歩けないのです。ちょっとした殿様。もしくはSP付きの要人並みです。



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おかしな日本語/おかしな英語

2015年01月17日 | 田舎生活の衣食住
 病院→買い物でした。珍しく風もなく穏やかな暖かい日だったので、市内を北から南へ大移動。
 備前焼の中皿、大皿共に50円。売れ残りのため、セールでした。数枚づつ購入。これっ、700円くらいしていた物です。
 それと、奇麗なペパーミントグリーンのマグカップも数個(これは来客用)。たった1個だけ残っていた萩焼きの湯飲み茶碗。全て50円なのでした。
 実は、自分の不注意で、萩焼きの湯飲みを割ってしまったのです。若干の違いはありますが、ほとんど同じ大きさの物でした。1個だけ売れ残っていたのも「一期一会」か、運命か(笑)。
 無駄を省いた最低限の食料も買いだめしたので、これから暫くは、引きこもりです(笑)。

 玄米、白米をそれぞれ10キロ頂いてから、ご飯ばかりの食生活でしたが、やはり、「蕎麦が食べたい」。といった欲求にかられ、蕎麦復活です。
 皆さん、蕎麦を食べることを何と言うかご存じですか。「食べる」、「啜る」。答えは、「ノー」です。
 蕎麦は、「手繰る」ものです。よって、「蕎麦を手繰る」が正解。
 こういった古くからある奇麗な日本語が、廃(すた)れているのが悔やまれます。
 それでいて、「~の方になりますね」。「~でよろしかったでしょうか」。などといったおっかしな日本語が流行っている。
 それどころか、自分の家族を公の場で、「お父さん」。「お母さん」などと、大の大人が平気で口にしている。実に嘆かわしい次第です。
 良く耳にする、「ヤバい」。と、「全然良いですよ」とか、「全然美味しい」。この言葉を聞くと、「ああ、何て頭悪いのだろう」と思ってしまいます。グルメ番組で、美味しいことを、「ヤバい」でしょ。そして同じく、「全然美味しい」。って、お前ら何人だと言いたくなります。
 「ヤバい」は、俗語で、窮地に陥った場合などに使い、「全然」に至っては否定語の前につく言葉だと理解しているのですが…。なので、「全然美味しくない」と使うのが正しいのです。
 良い大人がこういう言葉を使っているのは、嘆かわしいを通り過ぎて悲しくなります。
 「むずい」も止めて欲しい言葉ですね。
 そもそも、言葉を短縮するのが好きじゃないのです。学生時代の同級生が、冷やし中華を「冷や中」と言っただけで背筋が凍り付きました(笑)。

 流行の言葉は外国にもあるようで、ニューヨークでトイレの順番を待っていた折り、「アー・ユー・レディ」と言われました。「準備は良いか」といった意味になりますが、「待っているか」と解釈。若者の間の流行の言葉なのだと思いました。因みに在住の人に聞いたところ、「知らない」そうでした。



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