大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

北岳とマークスの山

2011年01月10日 | 南アルプス
今日録画した「容疑者Xの献身」を見た。

本自体もよさそうだったが、ドラマ自体もまあまあだった。
堤のストーカーっぽさも良かったし、あの松雪のはかなげさもピッタシだった。
その中に福山と堤が冬山をやるシーンが出てきたが、八方尾根みたいだった。

映画は見なかったが高村薫の「マークスの山」は面白かったなあ。
その中の重要な場所が「北岳」なんだが、小説の中では2-3箇所山関係で
変だなあというところがあったが忘れた。

これも冬山の話で「池山吊尾根」が重要な場所なんだが、俺は冬やってないから
実際どうなのか分らない。
しかしよくこんな場所を選んだよなあ、少しは山をやっていたんだろうか?
風貌からすると案外やっていそうな雰囲気の女性ではあるが。
なかなかいい山に目をつけたもんだと感心する。
北岳以外ではあのテーマには負けるだろう。
山の格とか重さとか、ちょっと大袈裟にいえば荘厳さみたいなものかなあ。
それと冷たさ、恐ろしさ、山の厳しさ。
やっぱり山を齧っていたとしか思えないなあ。

この頃は山関係の映画が多いなあ。
「剣岳 点の記」が結構入ったみたいだし、漫画の「岳」というのも映画化
されるらしい。
これは小栗旬が主人公らしいからまた山に雪崩れ込むのが増えるだろう。

これだけ山をやる人間が増えるといろんなところに影響が出るなあ。
いろんな人間が「山」でメシを食うことができるわけだ。
少しはというか、結構な経済効果ではあるが、その分遭難にともなっての
社会的出費も増えることになる。

個人的に山岳保険に入っておけば少しは税金を使わずに済むぞ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする