大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

「花咲山」でスーパー爺さんと遭遇!

2011年01月23日 | 中央線沿線
驚いたぜ、スーパー爺さんがいるんだ!

ハマイバへのバスで俺の対面に座ったオヤジが花咲山に行くとの事で
一緒に歩き出した。
小学校前で下車して思わず一同学校へ突入、「ありゃ、こりゃ不法侵入だ」と
あわてて戻ろうとしたが、たまたま行き会った地元のおじさんがそのまま
突っ切れると教えてくれた。
こんな時代になんとも大らかな学校もあるもんだ。

鹿や猪避けの柵を二つ通って見晴らしのよい所へ出、オジサンに先に行って
くれと言ったが、先方がこっちが若いだろうから先にどうぞといった。
それで俺が「そちらはおいくつですか?」と聞いたら何と84というではないか!
俺、K氏、I氏(M氏は不参加)の3人が打ち揃って仰天してしまったんだ。
3人とも70前後としか見えなかったんだから、物凄いアンチエージングの
爺さんだった。
なにせ昭和28年に「前穂高」に登ったというんだから、間違いなさそう。
いやあー、まいったね。
去年は種池と冷池に2泊して「鹿島槍」をやったというんだからすごい!
今の俺の20年後だぜ、とてもそんな歩きはできないだろう。
いやはや凄い爺さんに脱帽です。

道は結構急だし、70度近い急下降の場所が出てきたりして気が抜けない。
途中で高川山横の富士、滝子山から雁ケ腹摺山の稜線などが見えている。
右手下にはゴルフ場、その先には「菊花山」「九鬼山」、道志の山なども
見えて結構楽しい。
1時間30分程で「花咲山」頂上に着き、昼の店開きとした。
俺はレトルトのおでん、I氏は握り飯とカレーだったが、K氏は自作の
うどの煮物、豚・大根・厚揚げの煮物と専業主婦顔負けの弁当。
風も無くのんびりしたが、1時間で切り上げて歩き出した。

1時間10分程で中央高速横の道路に降り着いたが、直前に3人パーティーと
行き会っただけの静かな山だった。
「稚児落とし」から「岩殿山」は面倒臭くなって止めた。
跨線橋の上で登りが通過してガックリだったが、15分位でまた来たので
ついていた。

高尾でプチ宴会としたが、Y氏も合流して結構な盛り上がりで幕を閉じた。

コメント
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