まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

救急車に

2007-04-10 20:58:51 | Weblog

3回も乗りました、1日の内で・・・結構すごいことだと思いません?
家から病院まで。
病院から佐渡汽船両津港まで。
佐渡汽船新潟港から新潟の病院まで。

救急車友が、父が肺炎で去年の6月に入院したとき、
「あんたぁ、これからさ、これでもかこれでもかということが起きるわよ。」と予言してくれたことがそっくり実現したわけで・・・

6日金曜日の早朝、父が「右足が痛い、夜中からずっと痛くなった。」というのです。見ると脛から足先までが青白く血が通っている様子が見えません。そして冷たい。でも、その時点では何が起きているのか分らず、ま、様子を見ようと二人して構えていました。でも、そのうち、痺れるような感じがするというので、これはダメだ、何かが起きていると思い
「とうさん、救急車呼ぶよ、仕度して。」と渋っている父を追いたて、私も着替えました。救急車の音で、またもやお隣さんが飛び出てきてくれて。

7時過ぎだったでしょうか、病院に着くなり緊急診察、検査。結果は、
「佐渡では血管外科がありませんから、新潟に行ってください、病室が空いているかどうかの結果が分ったら、すぐ出発します。」と宣告されました。8時半頃、病室が空いていることが分り、それからがあれよあれよという出来事でした。全く何がなんだか分りません。
「9時半のジェットフォイルに乗るからね、できるだけ早く準備して!」
そう言われたって、と思いつつ家に走って帰り、父の入院バッグ(これは準備してある)、私の泊まりこみ用意を持って自転車に乗りましたよ。お隣さんに後は頼むねと、お願いして。

9時頃には病院に着いたでしょうか、すぐさま救急車を依頼して、両津港に。父はストレッチャーに乗ったまま、船室へ。医師も看護師さんも付いていてくれることがどんなに心強かったことか。船内で、様子をしっかりチェックしてくれてましたから。1時間があっという間に経って、新潟港には頼もしくも救急車が待っていてくれました。
設備の整った新潟の病院で診察の結果、父は、右足のひざの動脈の血管が詰まって、脛から下に血が流れていない状態でした。

担当医師はラグビーの平尾選手のような感じの人。
「だから、ここが詰まっているんだよ、血が流れねーんだ。いちかばちかカテーテルを入れてこの血を吸い上げて、成功すれば御の字だろ。やってみる価値はあるだろから、ま、前向きに考えて。だから今すぐやるんだってば、やんなきゃ他に回るかもしんねえだろ。手術室が開いたらすぐやるよ。」
というような意味のことをやくざ口調で言うわけですよ。(そのつもりで言ってください。)ははーー、よろしくお願いします、というしかないでしょ。ね。40分の短い時間の手術で無事成功。その血の塊を見せていただきましたが、魚の血がぴったり!これが悪さの原因か、としみじみ眺めたわけです。

そんなこんなで父は順調に回復し、日曜日には退院することができます。病院という一番安心できるところにいる間に、私は横浜に帰ってきました。だって、6人部屋のベッドとベッドの隙間に4日間も寝ていたら倒れてしまいます。今夜は久しぶりに風呂に入って、広いベッドで寝られます。うれしくなってしまう。

それにしても、救急車って酔うわね。発見しました。

 

コメント
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